無題__復元済み_

「社長の人事力」ー上司目線から自分はどう行動すればよいか?

こんばんは!

ねころうです!

・マネジメントとは何か?
・仕事を伝える・聞くとき何に気を付ければよいか?
・仕事をこなすときに何に気を付ければいいの?
・リーダーとは?
・リーダーシップとは何か?

ぜひ、若手のビジネスマンはもちろん、先輩や上司の方々も見てただければ、仕事を進める上で絶対役に立つので、見ていってください!

感想

・マネジメントの本質は従業員の行動をコントロールして、生産性、効率性の向上を図り、利益を最大化する。

 マネジメントとは管理するという安易な言葉で括っていたのが恥ずかしいです。管理するのではなく、利益を最大化するために、生産性、効率性をあげる。そして、上げるために従業員の行動をもっとよくする。

 例えば、利益を10%上げるために、仲間に10件アポを増やして、成約率を高める。管理だと、進捗報告聞いて、よかったら褒める、だめなら叱るこんなイメージでした。しかし、成約率を高めるために、訪問前に資料を送るや資料のいらない部分を省くなど仲間に提案したり、生産性や効率性を高めるのに促す。

 大事なのは管理することではない。相手にもっと動いてもらうことが必要です。絶対嫌われる必要はないが、時には言いたくないことも言わないといけないですね。

・仕事のオーダー(任務)には、必ずゴールと条件がある。

 仕事のオーダーには必ずゴールと条件があることを忘れてはなりません。サラリーマンでいけている田端さんもおっしゃっていましたが、部下は上司から仕事をもらったときにここは絶対聞いておかなければなりません。

 例えば、上司から「A社に提案する資料を作っておいて」と言われたとき、あなたは「わかりました」と答えるかもしれません。しかし、重要なのは、「いつまでにどのレイヤーに提案して、この提案が最後どんなゴールに結びつくか」を聞いておかないと、上司の意図と違うものやそもそも納期に間に合わないこともあります。

 部下側の立場では仕事を受け取ったら、必ずゴールと条件を引き出す。上司側はここをなるべく伝えるようにしてほしいですね。こういったことが普段のコミュニケーションにも響いてきます。

・現実を直視し、「条件」として扱う。

 今の時間や作業量、作業効率なども条件として考えておく必要があります。あなたのキャパもリソースです。そこを考慮して、今の仕事はこなせるか、こなせないかなどを割り振る必要はあります。

 例えば、今Aさんの作業量が8割ほどで、1日の残りのリソース時間は1時間と考えて、いきなり、新卒採用の仕事をしてほしいと割り振らないはずです(たぶん、、、)。なので、それをやってもらうなら、作業量を誰かに割り振り、リソース時間を増やすか、新卒採用の全部でなく、一部を任せるもしくは、この仕事を誰かに割り振る。

 仕事をただ割り振るのでなく、その人のリソースを考えてください。部下側も仕事を割り振られたとき、今のリソースでできるできないを見極めてください。後で首を絞めるのは自分です。

・リーダーシップとは組織がかつために(利益を上げるために)、相手の内的状況に変化を与え、パフォーマンスを向上させるアプローチ法である。

 リーダーシップとは自分が進んで前に進み、引っ張っていくことだと思っていました。しかし、言葉の意味を混同していました。というのも、この言葉の意味として、リーダーが進んで前に進み、引っ張っていく存在。リーダーシップは上記の意味です。

 リーダーがリーダーシップをもつのは当たり前ですが、部下がもたなくてもいいとうわけではありません。リーダーはあくまでも役割、存在です。リーダーシップは能力です。組織の全員がリーダーシップをもったら最強じゃないですか?(笑)

 リーダーシップとは利益を上げるために、相手の内的状況に変化を与える。もちろんポジティブな方向に変化を与えて、パフォーマンスを向上させる。そして、それはリーダーだけが持つ必要はなく、周りの人、誰でももってもいいし、持つべきである!

まとめ

 社長や上の方の目線から見て、言葉の意味であったり、どんなことを考えているのかがわかる一冊でした。日常では役割は見えるが、マインドなどが見えにくかったので、この目線をもって仕事を頼んでいるのかと少しは理解できるのかなと思いました。

 もしくは社長や上司になるという方には読んでおいて欲しい一冊です。この考えがあるかないかで人にどう働いてもらるかという従業員の満足度や売上向上なども望めないと思いました。

 法人とは概念的な人であり、実際の人の集合体です。その方々に気持ちよく働いてもらわないと成果があがりません。しかし、お互いなあなあの関係でなく、はっきりと成果を上げあう関係が必要ですので、それをこの本で学んでいただければと思います!


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