妊娠を期に失った性欲を約9年後に取り戻した話[あと頻度の話]
これは下ネタでも卑猥な話でもありませんが、
興味ない方・不快な方はスルーしてください。
どんな夫婦?
✴︎結婚15年目
✴︎中1と小5の子供あり
✴︎24歳で結婚、夫5歳年上
(2022年時点)
第一子ができるまで
結婚してから半年で妊娠しました。
それまでの頻度は週に2回くらいだったと思います。
夫は仕事が忙しく、国内外への出張や、休日出勤もあったので、新婚だからといってたくさんしていたということもありませんでした。
妊娠した月は、その前の生理開始から基礎体温を測っていたので、排卵日前後に連日いたして妊娠に至る、という順調な妊活でした。
妊娠と共に変化した私
妊娠した途端、私は性欲がなくなりました。
安定期に入ってもそれは変わりませんでした。
第1子妊娠中に致したのは1回のみ。2回目にした時は、私が受け入れられなくて挿入せずに終わりました。
産後1ヶ月検診
出産時に裂けて縫ったお股がものすごく痛かったので、「通常の生活に戻って大丈夫です」と言われても、まだまだ違和感と恐怖がありました。
夫は待っていましたとばかりに検診を受けた週の週末に求めてきました。
当然です。
11ヶ月の間、1回しかしていないのですから。
崩れていく
私は、縫ったところが怖くてする気になれない、したくない。と夫に言うことができませんでした。
また、寝室のベッドの真横にベビーベッドを置いていて、子供の真横でする事にも、ものすごく抵抗がありました。
もちろん生後1ヶ月ですから子供は何もわからないし、眠っている事が大前提なのだけど、私は完全に「母親脳」になっていて、「女」に気持ちを切り替える事ができませんでした。
恐怖と嫌悪を抱いたままいたしました。
もちろん気持ち良くなんてなりません。
終わったと同時に長男が泣き出します。
夫は聞こえないふりをして、もしくは自分には関係ないものとしてベッドに潜り込み、寝てしまいました。
私は辛くて悲しくて、泣きながら長男に授乳しました。
補足1
子どもができたからといって、女性も男性もいきなり「親」になる訳ではありません。
特に男性の方が自覚し受け入れるのに時間がかかる場合が多いと思います。
この時は私と長男が実家への里帰りから帰宅したばかりで、夫はまだ「子供をあやすのは母親の仕事」と思っていました。
補足2
男女で体の仕組みが違います。大昔から男性は狩猟という命懸けの仕事をするため、夜中は子供の泣き声では目が覚めないようになっていて、女性は短時間で熟睡し(無理だけど)、泣き声で目が覚めるようになっているそうです。
補足3
妊娠を期に性欲が落ちる人、変わらない人、増す人、落ちるけど安定期に入ったり、出産したら元に戻る人など、人によって違いますので、どうかみんなが私のようになるとは思わないで下さいね。
(補足1.2.3は全て個人差があります)
彼の名誉の為にさらに補足しますが、彼はすぐに良いパパになります。
何年も苦痛を放置してしまった
私は夫といたすことが苦痛になりました。
それどころか、ソファーでくっついて座るのも嫌、肩を触られるのも嫌、寝る時に私の方を向いているだけでも嫌。
ひどいです。
でも、どれもこれも、慣れない育児と母親ホルモン(そんな言葉ある?)のせいであって、育児が落ち着けば、自然と元に戻れるだろうと思っていました。
子供はふたり欲しい、という意見は一致していましたので、第2子の妊活はお互いに協力しました。
この時は、産みたい月から逆算し、妊娠したい月の2ヶ月前から基礎体温を測り、「今日です!!」という日に昼夜2回致して妊娠に至りました。
(もちろんその前後も頻度は多めで妊娠しやすい体の準備はしていました)
次男の妊娠中は、1度もいたしませんでした。
私はまた、性欲を失っていました。
それから何年も、夫に対する性欲を失ったままで、触られるのも嫌、という日々が続きました。
その頃の頻度は月に多くて4回、私としては3回でなんとか勘弁してください。という気持ちでした。
(親友に話したら、月3回なんてちゃんとしてる方だよ!と言ってくれましたが)
ハグとキスだけならいいんだけどなぁ…と思っていました。
嫌なので濡れない、痛い、気持ち良くない…苦痛で仕方ありません。
「今夜はいたすために夫が待っている」と思うと、洗面所で何度も深呼吸をして、勇気を振り絞らないと寝室に行くことができませんでした。
嫌すぎて、寝室へ行く前にお腹を下してしまうことが何度もありました。
長男は小学生になっていました。
次男が3歳になる直前に2段ベッドを購入し、子供たちは子供部屋で、私たちは寝室で寝ていたし、手がかからなくなれば元に戻れると思っていたのに、戻れないままでした。明らかに異常です。
この頃、いとなみのことに加えてそれ以外の問題もあり、夫婦関係が最も最悪な時期を迎えていました。夫は寝室から出て行き、和室に布団を敷いて寝始めました。
月3回の頻度は変わりませんでしたが、私は一緒に寝なくて良いだけでも嬉しくて、ダブルベッドにひとりだやったー!と喜んでいました。
セカンドパートナーを容認するから、性欲処理は外で済ませてきて欲しいと、本気で思っていました。
異常と気付かずに何年も、いとなみを避けるように過ごしていました。
夫の30代…とてもかわいそうです。
ある日、性欲を取り戻す
さらに数年経った頃、私は数億年ぶりに少女漫画にハマっていました。少女漫画って、少女でなくても読んだらキュンキュンするんですよ。
初めは純粋に漫画を読んでキュンキュンを楽しんでいたのですが、ある日こう思います。
……夫がまた、私を好きになってくれることはあるのだろうか……
突然、キュンの矛先が夫に向きます。(極端)
いとなみ以外の夫婦関係は、まだ解決していないこともありがら、徐々に回復へ向かっている途中でした。
夫のふとした優しさや包容力にキュンを感じていきます。
そしてこのタイミングで、たまたま手にした黄色い粉で、私の性欲は復活しました。(怪しすぎ)
それは、美容院でパラパラと見ていた雑誌にたまたま載っていました。
「体を内側からあたためる為に、人気モデルたちがやっている事」というような内容のページでした。
そこで私が見つけ、買ってみたのがこちらです。
単純に、「体を内側からあたためる」っていいな、と思って買ってみただけでした。
その当時、朝オールブランに無糖ヨーグルトと豆乳をかけて食べていたので、それにこの粉を極小量振りかけて食べることにしました。
すると3日後に突然性欲が復活します。
もともと全く失っていた訳ではありませんが、この高まり方は尋常ではありません。
夫に触って欲しくてたまらなくなりました。
初めは理由がわからなかったのですが、先ほどの2枚目の画像にもある通り、「マカ」が入っています。
近々の変化と言えば、この黄色い粉を朝食に取り入れたこと、そしてその黄色い粉に「マカ」が入っていることしか、思い当たるものがありませんでした。
マカに加えて他のスパイスの効果や、実際に内側から体が温まったことも良かったのかもしれません。
あまりにも高まって辛いので、しばらく摂取を控えたほどでした。
新婚の時よりももっと
私たちはこの約9年を取り戻すかのようにいたしました。
日中でも私が夫からのスキンシップを嫌がらなくなったので、夜子どもたちが寝てふたりきりになると自然とイチャイチャする雰囲気になりました。
1度寝ぼけた長男の突撃訪問を受け、(服も着ていたし、声も出しておらず、繋がる前だったので不審な点はなかったはず)ちょっと反省し、盛り上がって好き放題していた体位を控え、きちんとタオルケットや掛け布団を被り、ほとんどは突撃訪問されても寝たふり可能?な体位でいたしています。
SEXに対する考え方を変えた
性欲が復活したのをきっかけに、私はSEXに対する今までの考えを改めました。
①いたしたくなる雰囲気を作る
②気持ちが高まる
③気持ち良くなる
これらを相手に委ねすぎでは?
これらが揃わないことを相手のせいにしがちでは?
これらは相手が与えてくれると思い込んでいるのでは?
まず、体の話ですが、
これまでの人生でよっぽどのテクニシャンか、余裕があり、SEXであなたの心と体が最も気持ち良くなることを考えてくれる人といたした経験がない限り、女性はある程度自分で開発をしないと、気持ち良くなる身体にはなれません。
そして(これは異議を唱えたい男性もいると思いますが)、だいたいの男性が、上記の①②③を完璧に満たすことはできません。
というより、
男性側だけがそれらを満たす為に頑張ることや、パーフェクトを求められる事に、そもそも間違いがあると思いました。
男性はこの①②③を満たさなければいけないというプレッシャーorめんどくさいがあるのでは?とも思うのです。
私はこの①②③を、ある程度は自分で準備することにしました。
その1つが、以前にもどこかの記事でお話しした、「夜だけエロい下着を着ける」です。
これは相手を喜ばせる為ではなく、自分を喜ばせる為に選び、気持ちを高める為に着けます。ついでに相手も「おっ」と思ってくれるのであれば、それはそれで良いじゃないですか。
もうとにかく疲れてそんな気分になれない、相手を愛おしく思えない、という方は、まずは自分の中にキュンキュンを取り入れる。そしてホルモンバランスを整える対策をしたり、マカが入った「いかがわしくない」女性用のサプリメントもありますので、試してみてください。
noteで「女性の性欲減退はとにかく鉄分不足が原因だ」とおっしゃっている方の記事も読みました。
まずは体調を整えて、睡眠を十分にとりましょう。
とにかく心と体の健康と余裕には、睡眠が必要です。
私は夫婦関係がどん底の時、正直、結婚した時にどうしてあんなに大好きだったのか、どうしてあんなに彼の匂いをスンスン嗅げたのかを、1ミリも思い出せないほど愛情がなくなっていました。
でも今は、結婚した時よりももっと好きです。
(もちろんイラっとする時もありますけども)
そして最後に、気持ち良くなる為の体の開発ですが、すなわちセルフプレジャーをする事です。
自分のどこをどうすれば感じるのか、濡れるのかを、自分でもよく知らないのに、さらに不器用な相手(失礼)に満たしてもらうのはとても難しいことです。
これまでの人生でテクニシャンに「君はココが感じるんだね。」なんて言われながらいろいろ教えもらえたラッキーな人は本当にラッキーです。
(羨ましい。語彙力を失うほど。)
私は自分の指でするのは抵抗があったので、大人のおもちゃを使いました。(今は持ってません)
(また欲しいなとは思ってる)
(その後夫が買いました。→NEW!2023)
ある程度自分の体を知って、以前より少し開発ができたので、気持ちも高めて体も感じやすい状態でベッドに滑り込むことができるようになりました。
そして、私がそんな努力をしていた事を夫は知りませんが、夫も以前とは違って、私をもっと気持ち良くしようとしてくれています。それはとても嬉しい変化です。
今の頻度は?
毎週投稿しているnoteの日記にも、いたしたことを書いているのですが、全部を書いているわけではありません。現在のいたし頻度は月10回前後です。
記録はルナルナを使って付けています。生理や細かな体調の管理もできて便利です。
🐈⬛ … ❤️
大変長くなりましたがいかがでしたでしょうか。
読むの疲れましたね。
すみません。
最初は頻度だけの話を書こうとしたのですが、上手くまとめられず、それどころか途中でメインの内容もタイトルも変わって「ついでに頻度も」みたいな記事になりました。
楽しんでいただけていたら嬉しいです。
最後まで読んでくださり
ありがとうございました😊
【本日のヘッダー写真】
イチャイチャするのって楽しいよね
フリー素材からいただきました
SEXについてはこちらも是非(18禁)
SEXのこといろいろ(18禁じゃない)
時差あり夫婦です
記事の中に出てくる日記
夫婦について書いた記事のマガジンはこちら
心から感謝します。 Thank you from the bottom of my heart.