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この駐妻ライフがつらい!2023

こんにちは。
前回、まだまだNYは寒いみたいな書き出しの記事を更新した次の日に突然気温が30℃を超え、気温が上がったり下がったりを繰り返しながら街は青々とした緑が綺麗な初夏らしい景色になってきました。
先日ボストンまでロードトリップしたのですが、夏のアメリカのドライブは開けた視界に美しい緑が映えてとっっっても気持ちがいい!
国際免許が切れる前にNYの免許を取るぞ!と決心しました。

本日は予告通り、帯同生活のこういうところがしんどいな〜!という気持ちをしたためにまいりました。
国や地域や任期、家族構成などでも大きく変わるとは思いますが、私の場合の「しんどいな〜!」をお届けしますのでお暇でしたらぜひ。

私のケース:
・NY州郊外(車必須)
・在米1年目
・任期4年(短縮・延長なし)
・夫婦とアメリカ生まれ0歳児の3人暮らし
・帯同者の就労不可
・赴任前はDINKs
・夫は週2出社&休日出勤等はなし
・住んでいる街に日本人がほぼいない

働いていないのがしんどい

もともと共働きだった家庭は多かれ少なかれこの問題はあるんじゃないかなと思っています。
私も帯同前は働いていたし、夫婦でお財布も分けていたので基本的には自分の支出は自分で、家庭の支出は共通の口座からという形でやっていました。

大学を卒業して以降初めて働かない日々を過ごしているので、働いていないということ自体が何だか社会から疎外されてしまったような気持ちになりますし、何より夫のお金で生活をすることにいつまでも慣れない。

特に困るのが買い物で、生活に必須とは言えないようなお菓子や飲み物、化粧品や洋服はどの程度まで許容されるのかがわからないし、いちいち確認するのが面倒で諦めてしまうことも多々。

自分のお金なら迷わず買っていた$70の保湿クリームも、ドラッグストアに$20で買えるものもあるじゃん(極端)と思うと気が引けてしまいます。
服に至っては3〜4年だったら1着も買わなくてもぶっちゃけ死なないのでは?とさえ思います。

いくら必要なものはもちろん好きに買っていいよ!と言われようと、全てのものは必要だし全てのものは不要である。禅問答か?

この問題に関しては本当に埒があかないので、個人的なお買い物に関する予算感を設定して、その上で私は欲しいものを都度夫に相談して買うことにしました。
元プロの浪費家としては買うことを我慢するストレスが買うプロセスに対するストレスを上回ると判断したからです。
ちなみに夫に頼るのは普段使いするものだけで、ジュエリーやブランド物に関しては今まで通り自分のお財布から。節目節目で自分にご褒美をあげる程度に買おうかなと思っています。

あとこれは自戒なのですが、働いていないというただの事実を、だんだんと「稼ぐ能力がない」に錯覚してしまわないように気をつけています。そんなことはまじでない。

家族や友人がいないのがしんどい

私はNY在住の友人が2人しかおらず、どちらも車で1時間の距離かつ全員子育て中なので、誰かとおしゃべりしたいな〜と思っても気軽に誘えません。
近くに友達がいればいいのだけれど、同じエリアでは日本人どころかそもそもアジア人を見かけない。
日本の友達と話したくても時差があるので予定を合わせづらい…挙げだしたらキリがないですね。
娘が生まれた今はなかなか身動きが取れないので、妊娠中だろうと頑張ってESLに行ってみたらよかったな、と今更後悔しています。

そして頼れる家族が夫しかいないこともかなりストレスに感じています。自分が倒れた時に頼れるのは夫だけだし、逆に夫が体調を崩したら自分が全てをどうにかしなければならないというプレッシャー。
みんなこれどうやって乗り越えてるの?やっぱり現地で信頼できる友達を作るしかない?

車がないとどこにも行けないのがしんどい

マンハッタンなどのよほどの都市部でない限り、アメリカではスーパーや薬局に行くのも車が必須。電車は30分に1本来たらいい方です。というか郊外は本当に電車が通っていない。
これに関してはもう免許を取れ。自分の車を買え。
アメリカでの運転が怖すぎる話はまた改めて。
本当にロードテストに受かったのか?と思うほどの荒くれ者ばかりです。マリカしてるみたい。

気軽に日本に帰れないのがしんどい

航空券の価格、おかしいんよ…
会社はもっと駐在員に心の余裕をあげてください。補助をください。

一般的に20代後半〜30代で海外赴任を経験される方が多いかと思いますが、この時期は兄弟姉妹や友人の結婚式などの人生の節目とも言えるイベントが多いタイミングでもあります。
また今度とはいかないそんなイベントを、仕事の都合がつかないから、飛行機代が高いからと諦めなくてはならないのもつらいです…。
現に私も従姉妹の結婚式に出席するのが難しそうでしょんぼりしています。
と同時に財布に大ダメージを負うけれども親友の結婚式に参列したいと強く思っています。

生まれたばかりの娘を父に抱っこしてほしい、祖母に見せたい、友達に会いたい、お寿司食べたい温泉入りたい…
一時帰国したい理由なんて山ほどあります。助けてくれ。

割り切って家族でアメリカ国内や近隣の国々を旅行することで心を慰めようと思います。

生きてるだけで偉いのだ

前半のボリュームがありすぎて後半尻すぼみ的な感じになりましたが、私が今抱えているモヤモヤはこんな感じでした。
駐妻のみなさま、共通もしくは共感する部分はあったでしょうか…
各々事情が異なるので抱える思いもそれぞれでしょうが、そもそも海外で毎日息してるだけで偉い!みんな偉い!可愛い!最高!
そう思いながらストレスフルな、でもまたとない機会でもある海外生活を、無理のない範囲で楽しくサバイブしていきたいなと思っています。

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