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米国株師匠🍅アウトライヤー寄稿96

米国株の師匠🍅アウトライヤー様からの寄稿🍅第96回全文無料で皆さまにお届けします。

第95回から続く







オーバーシュート


第86回の寄稿から~{Markets & Mayhemさんがシェアしてくださったツィートとチャートをちょっと見てました。Markets & Mayhemさん~「S&P500が4000のところ、どのように反応するか注意深く見る必要がありますね。4000のところ抵抗ラインとして反応し得ますが、もしこれを上抜けすると、オプションのポジショニングとマーケットテクニカルの両方の要因から多くの買いが入ってくることになるんだろうなと想像はしますね」~以上、Markets & Mayhemさんのニュアンス}~という引用をしました。

この寄稿時、この引用は、どんどん上に行くという見方をしているという事を述べるために引用しているのではなく、あくまで、S&P500が4000を超えると、ある一定幅、ある程度、オーバーシュートする事が(行き過ぎ)(勢いで走りすぎる出過ぎるというようなこと)、オプションのポジショニングとマーケットテクニカルの両方の要因を理由としてあり得るという事を、自分の意見、見方として、示唆し、述べるために、引用した内容です。

このようにオプションのポジショニングとマーケットテクニカルの両方の要因がここのところ4000レベルを超えてから、実際にあるのでしょうし、特に、今日は金曜日で、毎週金曜日はここのところオプションに絡んだ動きがとみに見られる事もこの寄稿で、個人的感想として述べてきました。今、そういう動きをしている時であり、それをしているのだろうと思いながら、僕個人は、マーケットを見ています。

僕の思考、目線、スタンス、見方につきましては、この第86回寄稿時も、それ以前の寄稿時も、それ以降の寄稿から現在に至るまでも、同じです。この寄稿やスペースで一貫して述べて参りました通りです。思考、目線、スタンス、見方に変更は全くありません。何も変わっていません。第93回寄稿では、個人的希望や感想につきましても明確に述べました。来週は、来週で、また、全く、新しい週がやってくるなあという感覚でもあります。


前々回、第94回の寄稿で、「強欲さ」という事について述べた時、~部分抜粋~「もちろん、グリード(強欲さ)をバロメーターとして数値化して計測していらっしゃる方もいますが~略~」と述べました。

それを図にした場合は、こんな感じです。ご参考までにです。Barchartさんがシェアしくださいました。もちろん、これを、S&P500などインデックスの推移と共に、チャート化して計測されておられる方も別にいらっしゃいます。これはCNN Stock Market Fear & Greed Index(CNN株式市場恐怖&強欲さインデックス)です。現在数値は、ご覧の通り、69です。極端・極度の強欲さに近づいています。~Barchartさんからの引用。これはこれで、参考までに、見ています。

そして、すごく面白かったので、Heisenbergさんのツィートを引用させて頂きます。これは、ウケました。
Heisenbergさん~
・企業が人々を雇用する時=企業の成長・拡大=株高
・企業が従業員を解雇する時=コスト削減・節約=株高
・企業がそれらどちらもしない時=ゴールディロックス(エコノミー)(適温経済)下にある企業

あたっている、外れているの話ではなくて、最近においては、こんな感じで、なんでも、市場の都合に良いようにポジティブに解釈。このツィートを昨日読んでいて、なんだか、ばかウケしてしまいましたので、本日、この寄稿で引用させて頂きました。(笑)

昨今、僕も、内心、Heisenbergさんと同じような感じ方、とらえ方をしていました(笑)。それを文章にして書こうかなと思っていた矢先、Heisenbergさんのツィートを目にしましたので、ここでは、Heisenbergさんのツィートを引用させて頂きました。

「そんな事もあら~な」


かれこれ、だいぶ前の事ですが。然るべきお立場にいらっしゃる(米大手ロー・ファーム・米弁護士事務所に所属している弁護士・その事務所のパートナーの方など)アメリカの弁護士さん達の会話の中で、Don't steal other people's tweets. (他人のツィートを盗むなよ)という言葉がすごくSNS上で拡散された時期がありまして。当時、僕も、”Don't steal other people's tweets. (他人のツィートを盗むなよ)”をリツィートするということで、その拡散に参加した記憶があります(笑)。同じような事を思ってはいても、人それぞれ、言葉や表現は異なるはずで。意見は、自分の言葉で述べてくださいねという事です。そっくり、そのまま、コピーみたいにして、人のツィートを、さも、自分のツィートであるかのようにして、ツィートしていたアメリカの方が目立った当時でした。やはり、引用や出所は明確にして、自分の言葉で、自分の意見を述べる事が大事であると常に思っております。(笑)僕は、当時、とあるニューヨークの方が、僕の目から見て、この人、良い事を言うなあと思ってたことがあって。その人のツィートに対して、それをリツィートしたり、トランピズムなどについて自分の意見をそれに対して明確に述べたりしていたのですが。(笑)後に、その人が、他人のツィートをそっくりそのまま、転用していたことが分かって。(笑)失望しました。(笑)以来、全く、その人のコメントを見なくなりました。(笑)まあ、いろいろあります。(笑)いつもの、「そんな事もあら~な」で流しましたが。(笑)引用や出所は明確にして、自分の言葉で、自分の意見を述べて行きたいと思います。




サマーズ氏のコメントにつきましては、いちよう、ここで引用させて頂きましたが、サマーズ様の「ある、べき論」のご意見なので、そういうご意見も、おありになるんだなあと、敬意を持って、”拝聴だけ”しました。それ以上でも、以下でもありません。
長く、直接アメリカの金融事に携わってきた一人の人間として、僕は、アメリカの金融報道に関しては、ブルームバーグCNBCが、圧倒的に大好きです。(笑顔)

最近ちょこっと思っている個人的感想は、クリーブランド連銀はクリーブランド連銀ですので、いつもインフレ予想に注目していますが、それはそれとして。最近、クリーブランド連銀のインフレ予想、的中率がちょっと下がっているような(笑)、ここのところは、外れ気味ですね。(笑)なんと表現したらいいのか?(笑)ここのところは、あたってませんね。(笑)ここのところは、です。(笑)

アトランタ連銀GDPNow を見ておりましたら、2023 年第 1 四半期の実質 GDP 成長率 (季節調整済み年率) は、1 月 27 日時点で 0.7% です。
引用、アトランタ連銀GDPNowから~Latest estimate: 0.7 percent — January 27, 2023
The initial GDPNow model estimate for real GDP growth (seasonally adjusted annual rate) in the first quarter of 2023 is 0.7 percent on January 27.

それで、MAC10さんがシェアしてくださったツィートとチャートを見ておりました。特に、このチャート上、ブルーの線で囲まれている部分を見ていました。

昨日の寄稿から~(トランプ氏の逮捕・起訴について、フェデラル・連邦ベースで、それが全くまだ見えていない事から){メリック・ガーランド司法長官と同様に、時期は異なっても、同じ、ローレンス・トライブ・ハーバード大学法科大学院(ハーバード・ロー)教授に師事して学んだ元検察官で現弁護士の法律家の方は、これだけ時間がかかるのは、「ガーランドとモナコ(司法副長官)の無能さ、がゆえだ。彼らの無策と無能、臆病さのなせるわざだ」と機会あるごとに、痛烈に批判され続けてこられました。}

この元検察官で現弁護士の法律家の方、アメリカの報道番組などにも時々ご出演なさる、著名人なのですが。ガーランド司法長官批判に容赦がありません。


メリック・ガーランド 司法長官

つい先ほども。さらに、強烈なご批判を展開されておられました。ご本人のコメントからの引用~「ガーランド司法長官を擁護する人達を、(この方はガーランド・カルトのメンバー、ペテン師、希望的観測者と呼んだ上で)、そのカルト・メンバー、ペテン師、希望的観測者達によって広められた嘘ではなく、実際の事実に基づいてガーランドを擁護するということを私はあえてする。ネタバレ注意:この無能な臆病者(ガーランド司法長官のこと)のしてきた過去の記録を擁護できるような、そんな事実はそもそもないんだ」

ガーランド司法長官は、もともと、オバマ大統領が、最高裁判事に任命しようとして、それを当時の上院院内総務ミッチ・マコーネル上院議員はじめ共和党に阻止されて。それで、時代が変わって、バイデン大統領が司法長官に任命したという経緯があります。
司法長官と最高裁判事では仕事内容が異なりますから。ガーランド氏は、最高裁判事にはもってこいの人材だったけど、司法長官としてはどうなの?という意見は、このご批判を展開されておられる法律家の方に限らず、一般的に、たくさんあったわけです。

なぜ、僕がここで、これを取り上げるかという言いますと、このご批判を展開されているこの法律家の方、それから、ローレンス・トライブ・ハーバード大学法科大学院(ハーバード・ロー)教授ご本人、また、トライブ教授に師事して学んだ、民主党の有力議員、アダム・シフ下院議員(民主・カリフォルニア)のお3人は一貫して、ガーランド司法長官に、機会あるごとにメディアなどを通じて、トランプ氏の逮捕・起訴をこの過去2年の間、促してきたからです。法律的にそれ(逮捕・起訴)は十分可能であると。僕もそういったお話、メディアなどを通して聴いてきました。

いっぽうで、僕の最も尊敬する法律家やその周辺の方々は、「じっくり捜査の行方を待とう」とおっしゃっておられます。法曹界でも意見が大きく割れているところです。

最近、自分自身の心の中で、1月6日議事堂襲撃事件から2年以上経つ。2年は長いなあ。今年、これはどう展開するんだろう、今年もただ待つだけなのかなあ?とよく思うからです。
連邦法に基づく連邦捜査と州法に基づく州の捜査。
州法に基づく州の捜査では、ティーシャ・ジェームス(レティーシャ・ジェームス)ニューヨーク州司法長官の捜査(民事での捜査、いつでも刑事に変わり得る)に注目してもいますが。まずは、何と言っても、ジョージア州のファニ・ウィリス地区検事長の究極のご決断に注目しています。

かつて、様々なアメリカの法律家の間で、
最高の人材だと言われてきた Mark Pomerantz氏。氏をマンハッタン地区検察(Manhattan district attorney's office)が雇って。

ほぼその前後に、Forensic accountantも別途採用して。(Forensic accountant~法廷会計士・法廷会計学の専門家~日本ではあまりなじみがないと思いますが、極めて複雑に絡み合ったトランプ氏の会社・トランプ・オーガニゼーションの過去の取引を全部紐解くために特別に当時採用されました)。当時、多くの人達が期待して、捜査が進んで行って、いよいよ、トランプ氏の逮捕・起訴かと思っていた矢先、マンハッタン地区検察が(Manhattan district attorney's office)それを見送る、断念するという決定をしたという経緯が、過去にあります。この時は、無念を通り超えてました。気持ちの持って行き場がなかったというか。

Mark Pomerantz氏の辞表(辞任に際してのレター)をニューヨーク・タイムズ紙が報道してくれて、全部読みました。無念でした。そう思った人々、多かったのではと推察しております。だからです。すごく注目しています。

お知らせ
1月29日日曜日と1月30日月曜日の寄稿はお休みさせて頂きます。次回は、1月31日火曜日に寄稿させて頂きます。どうぞよろしくお願い致します。過去の寄稿など、是非よろしければ、ご覧になって頂けましたら幸甚です。(笑顔)

第97回へ続く
最後に …
これからもアウトライヤー様からの寄稿🍅を皆さまにお届けするつもりです。
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関連スペース

11月27日 第1回スペース 2時間

12月18日 第2回スペース 2時間20分

12月22日 第3回スペース 12分間

12月24日 第4回スペース 20分間

12月30日 第5回スペース 20分間

2023年1月19日 第6回スペース 8分間


関連note

私、アウトライヤーは、OUTLIER とは関係ありませんが、
OUTLIERは素敵な商品です
OUTLIER 「相乗的にパフォーマンスを高める食品と栄養素を集約。」


🍅🍅

弟子のNEOさんへ
アウトライヤー
より。外れ値です。でも異常値ではありません。
笑って許してくださいね。ごゆるりとお時間ある時ご覧になってください。
背景にある経歴:80年代後半から、ペインウェバー証券会社、メリルリンチ証券会社、ベアー・スターンズ証券会社等々の外資系証券会社東京支店法人営業部門に勤務。外資系企業生活で24年の歳月が流れました。
ペインウェバー証券会社ニューヨーク本社にて、2名のメンターのもと、米国株式業務を基礎から習得。なぜ、2名だったかと言いますと、フロントオフィス業務用に1名=MIT出身のトレーダーで数学者、バックオフィス業務用に1名=米国では名の知れたバックオフィスの専門家でした。当時、NY証券取引所にもしばしば、足を運び、入り口から出口まで、叩き込まれました。その後、日本国内の機関投資家向け外国株式営業に携わり、メリルリンチ証券会社とベアー・スターンズ証券会社では、それぞれ東京支店法人営業部門外国株式営業部長として、東京、ニューヨーク(ウォール街)、ロンドン(シティ)を中心に、アジア諸国も含めて、世界中を飛び回りました。グローバル株式・金融業務に従事する上で、メリルリンチ証券会社では、当時のメリルリンチ・グローバル株式営業部門におけるアジア地域2名のグローバル・エクティ・コーディネーターの1人として、米国株式を中心に、グローバルに株式業務推進役の職責も兼務。(この時とっても楽しかったです)
2012年2月に外資系企業生活を終えました。
同2012年年春から、日本企業の顧問に就任。
一貫して、この30年超の期間、何度も何度も現地に足を運び、そこにいた人々と直接仕事をした事を含めて、アメリカの金融政策、アメリカの株式市場を見つめてきました。


🍅注意事項
①不特定多数の者により随時に、誰でも閲覧可能な無料記事です。
投資助言行為に該当するアドバイスは行いません。短期動向や個別の運用相談に関するご質問へのご回答は一切行っておりません
③投資の最終決定はご自身のご判断と責任でおこなってください。

『日刊宝の山』『アウトライヤー寄稿』は利益を保証するものではありません。


サポート🍓本当にいつも有り難うございます。