芦畑礫|エリクス

クリエイター|コンテンツディレクター|アプリプロデューサー 作品を創りつつ、執筆を助け…

芦畑礫|エリクス

クリエイター|コンテンツディレクター|アプリプロデューサー 作品を創りつつ、執筆を助けるアシストツールも考えたりしています。創作アシストAI、心理学、シンギュラリティ、ツール開発、シナリオの構成分析などに興味関心が強いです。シナリオセンター147期。

マガジン

  • 5/19(日)文学フリマ東京で本を出すまでの準備レポ

    5月19日(日)、文学フリマ東京で初めて本を出すことにしました!準備過程をちまちま書いていこうかなと思います。10名で合同誌を出しますので、よかったら遊びに来てください!3回かけたので調子にのってマガジンにしてみました。

最近の記事

文フリの表紙に込めた思いを書こうとしたんだ。そしたらね、なんの取り繕うこともないむき出しのわたしみたいな文章になってしまったんだよ。でもまぁいいや。もう十分取り繕って生きているんだから。

本当はさぁ、表紙のデザインのことを話そうと思っていたんだよ。今度の文学フリマに出す本の表紙のこと。 そうしたらいつの間にか、この表紙を創るデザインまでたどり着いた自分自身の軌跡とか、それに付随して思い起こされる事象とか、そういう自身の中身の周辺を固めている経験値みたいなものの思い出がぶわーっと引き連れられて出てきてだね。 あれだ、あれよ、千と千尋の神隠しの、ヘドロのような神様を千尋とリンが大湯でお世話するあのシーン。あの中でさ、ヘドロの神様に棘みたいなものが刺さっていて、そ

    • 文学フリマに出よう!文フリ東京で本を出すまでの準備レポ⑤|ロゴ誕生物語!

      こんにちは! 前回から少し間があいてしまいましたが、文学フリマ東京へ向けて作品を書いていたり組版をやっていたり…少しずつ準備を進めています。 今回は「いよなん」ロゴに込めた背景を、簡単にご紹介してみようと思います! マガジンで最初から読みたいって方はこちらをどうぞ! いよなんロゴ制作裏話ロゴ。それは、象徴。 合同誌を作るにあたって、ロゴは別に必須ではないんですよね。でも、(私の趣味と)自分の中での「いよなん」に対する定義づけを少しやっておきたいなぁと思いまして、今回ロゴを

      • わーい!こちらの記事、結構見てもらえたようで、嬉しい限りです!! 文学フリマに出よう!文フリ東京で本を出すまでの準備レポ④|テーマどうしよう?後編 https://note.com/nerin/n/n963006e404df

        • 文学フリマに出よう!文フリ東京で本を出すまでの準備レポ④|テーマどうしよう?後編

          前回の更新から時間があいてしまいました…!そんなにもったいぶるこもとないのですが…いよいよテーマ決定回を書いていきますね!!! テーマ編最初から見たい人は上のリンクを!文フリ編最初から見たい人はマガジンを見てくださいね。 前回までのお話しと今日の記事について5月の文学フリマ東京に向けて、チームで合同誌の出展を決めたものの、好き勝手に書いても統制がとれません。なのでテーマを決めるというプロセスが必要になってきます! テーマ…それは……「合同誌世界3大ケンカ火種」と言って

        文フリの表紙に込めた思いを書こうとしたんだ。そしたらね、なんの取り繕うこともないむき出しのわたしみたいな文章になってしまったんだよ。でもまぁいいや。もう十分取り繕って生きているんだから。

        • 文学フリマに出よう!文フリ東京で本を出すまでの準備レポ⑤|ロゴ誕生物語!

        • わーい!こちらの記事、結構見てもらえたようで、嬉しい限りです!! 文学フリマに出よう!文フリ東京で本を出すまでの準備レポ④|テーマどうしよう?後編 https://note.com/nerin/n/n963006e404df

        • 文学フリマに出よう!文フリ東京で本を出すまでの準備レポ④|テーマどうしよう?後編

        マガジン

        • 5/19(日)文学フリマ東京で本を出すまでの準備レポ
          6本

        記事

          本日はウルフムーンですって! ウルフムーンは1月の満月の愛称で、はるか昔、人狼族たちを狼に変える特別な魔力を持った満月の…とかだったら物語でも始まりそうですね。名前は餌を求めて遠吠えする狼からの由来だとか。 東京はめちゃきれいな満月が見れてます。一息ついて、空でも見上げよ!

          本日はウルフムーンですって! ウルフムーンは1月の満月の愛称で、はるか昔、人狼族たちを狼に変える特別な魔力を持った満月の…とかだったら物語でも始まりそうですね。名前は餌を求めて遠吠えする狼からの由来だとか。 東京はめちゃきれいな満月が見れてます。一息ついて、空でも見上げよ!

          文学フリマに出よう!文フリ東京で本を出すまでの準備レポ③|テーマどうしよう?前編

          前回までは2回に分けてメンバーを好き勝手に紹介するコーナーをしてみました。 (まだ奇跡的に10人中2人にしかバレてない!) 今回はテーマについてちょっと書いてみます。 まぁ10人もいるんでね、共通のテーマはあったほうがいいなということで、決めることにしました! そもそも、テーマいるのか問題さて、テーマですが、そもそもテーマなんているんですかね? 記事タイトルに自分で喧嘩売ってる段落タイトルになってますが、まぁ創作なんて自由に書いたって成り立っちゃいます。テーマなんかなく

          文学フリマに出よう!文フリ東京で本を出すまでの準備レポ③|テーマどうしよう?前編

          1年前の下書き。今からでもそれを送り出すことにした年末。この1年少しは前に進めていたのだろうか。

          これは、約1年前に書かれた、下書きに残っていた記事です。 未成功者の言い分。頭の中には無数の歯車やネジや部品があって、それらが複雑にうまいこと絡みあうおかげで、思考がめぐり、吐き出されていく。そんなイメージがずっとある。 だけれども最近、頭の中は錆びている。どうにも錆びついている。 部品やネジの隙間には赤い錆が詰まっていて、ギイギイと難儀そうにしか部品は動いてくれない。 そうなってしまったのは、使いたい思考の部分を長いこと放っておいてしまったからに他ならないのだが、自責の念

          1年前の下書き。今からでもそれを送り出すことにした年末。この1年少しは前に進めていたのだろうか。

          文芸の文化祭、文学フリマに出よう!文フリ東京で本を出すまでの準備レポ②|メンバー紹介②

          文学フリマ、出ようぜ!というシナリオ仲間からの声を受け、秒で出ることを決めた文学フリマ東京。そこで10人で合同誌を作ることになったのですが、前回は一緒に作るメンバー半分の、5名を簡単に紹介してみました。 1,シャンパン 2,舞台女優 3,フランス文学 4,歌ってみた 5,戦国セレブ レキの独断と偏見のメンバー紹介②残り5名を引き続きレキの独断と偏見のもと、ご紹介していきます! ※呼び名はマジで本当に今これを書きながら勝手につけてます。怒らないで… 6,純文コスモ 大学

          文芸の文化祭、文学フリマに出よう!文フリ東京で本を出すまでの準備レポ②|メンバー紹介②

          文芸の文化祭、文学フリマに出よう!文フリ東京で本を出すまでの準備レポ① |メンバー紹介①

          文学フリマ、出ようぜ!仲間内からそんな声が上がったもので、「え!楽しそう!やろう」と、秒で文フリに出ることを決めました。出たことないんですけど、うん、とりあえず、まぁ、やってみよう。 文フリについてはこちらから。私は文芸界の文化祭みたいなもんだと思ってます。漫画でいうコミティアみたいなイベント?のはず。 ということで…初めてなもので色々と手探りで準備をしていく感じですが、5月までそのレポを時々書いていきたいと思います。 まぁ気張って書いてもね、全然続かないと思うんで、

          文芸の文化祭、文学フリマに出よう!文フリ東京で本を出すまでの準備レポ① |メンバー紹介①

          [漫画] 超真剣マーケティング [AI創作]

          AIを駆使して、こちらの激短小説の漫画バージョンを作ってみました!

          [漫画] 超真剣マーケティング [AI創作]

          [漫画] 古ヤンキー男子クプアス君

          [漫画] 古ヤンキー男子クプアス君

          [3分小説] インタープラネットの罠

          「容疑者が12歳のわけあるかぁ!」 高藤明生(たかとうあきお)はデスクを乱暴に叩きながら、すぐ横に立っている相良秀悟(さがらしゅうご)に向け怒鳴り声を上げた。 怒鳴る高藤の振る舞いに慣れてはいるものの、20代の相良にとって、荒ぶるアラフィフとは距離を置きたくなる。 こういう時、相良は自分のことを一瞬だけ、AIになったつもりで発言するように心がけている。 「紛れもなく12歳です」 高藤は間髪入れず、机をもう一度叩き、剣幕を1.5倍にした。 「照合バグだろ!もう1回ID洗

          [3分小説] インタープラネットの罠

          [短編シナリオ] 超真剣マーケティング I 本音をチョコっとな! I マッチング・トラップ

          タイトル: 超真剣マーケティング 課題テーマ:身辺雑記 枚数制限 :2枚 ◆登場人物 新山咲良(29)会社員 松浦悟詩(32)新山の上司 身辺雑記って何のことがよくわからなかったのですが、何でもいいんだぜ!という感じでした。こちらのシナリオを元にして書いた小説が下記です。よろしければ小説もぜひ。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - タイトル: 本音

          [短編シナリオ] 超真剣マーケティング I 本音をチョコっとな! I マッチング・トラップ

          AIの台頭でモチベーションが下がるクリエイターへ、ひとこと言いたい。

          Xデーの到来。創作モチベーションが喪失する日ジェネレーティブAIの台頭が著しい。2022年はジェネレーティブAI元年と言ってもいいくらい(実際にはもっと前からあったけれど)、世界にジェネレーティブAIが広がった年でした。 MidjoueneyやらNoveAIやらStable Diffusionやら諸々、呪文を入れて錬成し、お絵描きで遊んだ人も沢山いたんじゃないでしょうか。かくいう私も、波に乗ってAIと遊んでみた人のひとりです。 それで、これからもどんどんAI技術は発展し、流

          AIの台頭でモチベーションが下がるクリエイターへ、ひとこと言いたい。

          [5分小説] 本音をチョコっとな!

          目が覚めてスマホの日付を見たとき、川邊梨奈(かわべりな)は全身を憂鬱さに襲われた。 「2月14日」。 またこの日が来た。梨奈にとって今日は、忍耐と恐怖の象徴なのだ。 気の重さを引きずって、どうにかこうにか学校にたどり着く。1年3組の教室全体が…いや、この高校全体が明らかに浮き足立っている。一見、普通の日常を装っているようだが、よく観察すると、ひそひそ話をあちこちでしている女子、ソワソワしているがそれを悟られないようにしている男子。今日は多くの生徒たちが、日常の皮の下に思惑

          [5分小説] 本音をチョコっとな!

          [3分小説] 超真剣マーケティング

          まだまだ冬が居座る2月の寒空の下、サラリーマンの行き交うビジネス街の端で、赤提灯が人々をにぎやかな店内へと誘っている。 1週間の仕事を無事に終えた新山咲良(にいやまさくら)と上司の松浦悟詩(まつうらさとし)は、まんまと提灯に誘われ、大衆酒場のカウンターに居座ることとなった。 咲良は、よく味のしみたおでんの大根を、ビールで喉の奥へ流し込んだ。一息ついて、パソコンをカウンターテーブルに広げ、画面に表示されたいくつかのグラフを示しながら、松浦へ話し始める。 咲良「では定期報告です

          [3分小説] 超真剣マーケティング