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文フリの表紙に込めた思いを書こうとしたんだ。そしたらね、なんの取り繕うこともないむき出しのわたしみたいな文章になってしまったんだよ。でもまぁいいや。もう十分取り繕って生きているんだから。
本当はさぁ、表紙のデザインのことを話そうと思っていたんだよ。今度の文学フリマに出す本の表紙のこと。 そうしたらいつの間にか、この表紙を創るデザインまでたどり着いた自分自身の軌跡とか、それに付随して思い起こされる事象とか、そういう自身の中身の周辺を固めている経験値みたいなものの思い出がぶわーっと引き連れられて出てきてだね。 あれだ、あれよ、千と千尋の神隠しの、ヘドロのような神様を千尋とリンが大湯でお世話するあのシーン。あの中でさ、ヘドロの神様に棘みたいなものが刺さっていて、そ