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文学フリマに出よう!文フリ東京で本を出すまでの準備レポ④|テーマどうしよう?後編

5月19日(日)、文学フリマ東京で初めて本を出すことにしました!準備過程をちまちま書いていこうかなと思います。10名で合同誌を出しますので、よかったら遊びに来てください!


前回の更新から時間があいてしまいました…!そんなにもったいぶるこもとないのですが…いよいよテーマ決定回を書いていきますね!!!

テーマ編最初から見たい人は上のリンクを!文フリ編最初から見たい人はマガジンを見てくださいね。

前回までのお話しと今日の記事について

5月の文学フリマ東京に向けて、チームで合同誌の出展を決めたものの、好き勝手に書いても統制がとれません。なのでテーマを決めるというプロセスが必要になってきます!

テーマ…それは……「合同誌世界3大ケンカ火種」と言っても過言ではないかもしれません(知らんけど)。
前回はテーマ選定の簡単なプロセス(と個人的なリサーチ)を書いたんですが、今回はその続き、最終的なテーマ決定までをご紹介いたします!!!

さぁさぁ、テーマ決定会議は想像以上に創作の熱気に満ちた戦場と化しました。私たちの中に秘められた情熱が…言葉となってぶつかり合った瞬間だったのです…!

・・・イメージです。

「5分後シリーズ風のテーマ」の提案

最初に私が前回一生懸命考えた「5分後シリーズ風のテーマはどうか!?」というアイデア!!!それをまず提案しました。
胸に秘める思いとしては「え?いいんじゃない!!」みたいな声をかなり期待していました。かなり。。。いや、実はすごく…。

しかし、まぁ予想に反してといいますか、はたまた予想通りと言いますか…実際の反応はまぁ冷ややかなものでした!メンバーの表情は困惑しており、提案した私自身もその場の空気に押しつぶされそうになりました(と言ったら大げさですが、一瞬そんな気分にはなりました)。

そう、創作する人々はやっぱり我が強いんですよね!
マーケティングマーケティングと、なんとなく口にしていると仕事できるっぽい言葉を口にしすぎていたせいで、「二番煎じ」は創作者魂からは嫌われがちということを忘れていました!特に…オリジナル作品を目指す人々にとって、他人と同じテーマで作品を作ることは受け入れがたかったのです・・・。(個人の見解です)

この時、真の創造性とは何か、そしてどうやったら独自の作品を生み出すかという、創作者としての根本的な問題に直面したような気がしました。気がしただけですが。

創作者の心理と議論

テーマのアイデアを投げ込んでから、メンバー間での議論は白熱ぎみになりました。一石を投じて議論を動かすこともまぁ目的のひとつだったので、これは反面嬉しい状況でもありました。無反応よりは文句言われる方が嬉しいですし。(個人の見解です)
で、「他とは違う何かを作りたい!!」という思いは、すごくわかりますし、伝わってきました!!
各メンバーが自分の意見をいろいろと言ってくれたりして、創作に対する情熱をなんだか改めて感じ取れた、けっこういい時間になりました!!

新たなテーマの提示

初めの提案に対する反応を受け、実は準備していたプランBをさらに放り込みました。
なにかというとい・・・・

「最後の...」もしくは「最初の...」というテーマ案です。

この提案はけっこう最初から好評でした!
「…」部分については好きに設定してみよう!という自由度がある点も良かったみたいで、それぞれがこのテーマで何を描けるか、どのように個性を表現できるかみたいなところを刺激できたのかもしれないです。そして実際、メンバー全員の賛同を得ることができました。(いや、たぶん…優しい人は…いやでもいやって言わないでいてくれたのかも…ですが…)

でもまぁ、ほんと、こうならなくてよかったです。

合同誌世界三大けんか火種
「テーマ決定での阿鼻叫喚と地獄絵図」
イメージ図

さぁ、テーマ決定だ!!

ということで、改めましてテーマが決定しました!

テーマは…「最後の〇〇」になりました!!!

〇〇部分は各自、自由設定!
ということで、このテーマで総勢10名!!全然違う短編作品をお届けしたいと思いますので、よかったらお楽しみにしてくださいね!

まだまだ文学フリマまでの道のりは続きますが、はじめての合同誌、楽しくやっていこうと思ってます。あたたかく見守って頂けますと幸いでございます!!!

重要なお知らせがあります!

合同誌チーム、名付けて「147n(いよなん)」のnoteができました!運用は別の人がやってますが、よろしければこちらも見守ってくれると嬉しかったりします!
私のnoteは運用と制作プロセスメインの個人的な視点ですが、こっちの公式は各メンバーにインタビューしたりと、網羅的に記載してくれると思います!

これを書いている人
名前:芦畑礫(あしはたれき)/別名義:エリクス
①会社員
:アプリの運用とかwebつくってます。マーケもたしなむ。
②シナリオかく:シナリオセンターってとこで勉強してました。147期。
③たまに漫画かく:漫画も描いてました。編集さんに「君はとりあえず絵が下手すぎます。絵をがんばって」と言われがち…つらい。でもこれは事実…。
④たまに漫画原作かく:漫画原作つくってましたがいろいろあって一旦デビュー流れました。つらい。でも人生イロイロだからしかたない。

なんだか文フリのプロセス紹介ばっかでちょっとだけ飽きてきたので、次回は視点を変えてなんか書いてみたいと思っています。

最近、趣味で名作漫画の構成を分析したりしてたので、その辺書いてみようかな…もしくは個人的な制作プロセスの覚書などになるかもです。
では、また次回に!!!(だいたい週末に投稿します)

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