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中学になると、小学校と比べものにならないくらい、教育が画一化される

LINEのメルマガに、こんなことを書いたところ、オンラインサークルの掲示板で「ど、ど、どういうこと?!」と疑問や意見が飛び交いました。

子どもを将来、社会で本当に活躍する人材に育てたかったら、「人と違う」ことを恐れないで、思い切った教育をしてください。

現在の学校教育に従うだけでは、社会が必要とする人材は育ちません。そこから外れる勇気を持ち、卒業後の社会と、世界に目を向けてみてください。

全く違う景色が見えてきます。

小学校高学年までは、なんとかがんばれる方もいらっしゃいます。でも、中学以降、このことを実行できる人はほとんどいません。

だから、もしできたら、一歩抜きんでた教育ができます。

中学に入ると、小学校の比ではないほど、「みんな同じ」になります。何より、子どもが決まりでもなんでもないことを、他の子と同じにしたがります。

平均点を気にするようになります。
塾に行きたがります。
試験勉強をし始めます。
スマホを持ちます。

そんな生活の中で、子どもの特性に合わせた独自の教育を与えるのは、並大抵のことではありません。

それだけに、もしできれば、クリエイティブな人材に育てることは簡単にできます。ほとんどの人はやっていないからです。

この中で、特に「中学に入ると、小学校の比ではないほど、「みんな同じ」になります」ということについて、「どういうことか」というご質問がありました。

何回かに分けて解説したいと思います。

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制服を着ること

掲示板では、個々の子どもの反応ではないか、と推測していらっしゃいましたが、わたしが懸念するのはもっと大きな問題です。

そして、このことは「みんな同じ」とは気づかないほど、日本国中で選べなくて当たり前だと思っているから、なんの疑問にも思わないと思います。

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