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女子と学歴(8)〜東京の 人と出会って 驚いた なんでそんなに 中高の話?〜

 引き続き大学時代の思い出について書きたい。この文章はフィクションであり、実在の人物とは一切関係がありません!

 東京出身者との触れ合いはとても驚くことが多かった。本当に驚いたことは、多くの人が自宅から大学に通っている事であった。私にとって、東京の大学進学というのは、100%、家を出て、一人暮らしや寮生活などをして行う事なのだと思っていた。なぜならば、自分の周囲には、小学校、中学校、高校、などの人生単位で、東京出身の人はいなかったからだ。さらに言えば、東京の大学に家から通っている人間の事例は、人生単位で、横浜に住む従兄弟ひとりしか存在しなかったのだった。故に、本当に知らなかった。

 私がもう一つ驚いたこととして、東京(および埼玉、神奈川、千葉などの首都圏)出身の(一部の)人はいつも「自分の出身中学・高校」の話をよくするということだった。地方出身であることに多大なコンプレックスを持ちながら東京に出てきた身には、それらの「彼ら、彼女らの(恐らく著名な)出身校」の話は、下品な表現で申し訳ないが、「クソつまらん」と内心では思っていた。いや、「クッソ★つまらん」と思っていた(大事なことなので二回書く。小さいツで強調する)。

 ただし、自分も当時あまりにも寮生活が楽しすぎて、経験を共有することはかなり困難であったろう、強烈な学生寮での話をうわごとのようにしまくっていたので、それを聞いていた寮に住んでいなかった友人も「クソつまらん」いや、「クッソ★つまらん」と思っていた可能性はあり、思春期の自分のことの独り語りについては、お互い様のようなところはあったとは思う。

そんな私にとって忘れられない事件が起きた。それが、かの有名な(嘘)「御三家」を知らなかった私に落ちた緞帳(どんちょう)」事件である・・・。

女子と学歴(9)に続く!

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