「褪せ紫陽花」は晩夏のマイ季語
昨日から旧暦では六月。四・五・六月が夏ですから晩夏です。
そして、明日、新暦の二十日が土用の入り。夏の終わりが始まっています。
土用はその季節が極まる時期。今度の日曜日は二十四節気の大暑ですし、暑さはこれからがピークですね。
ということで一首、
五月雨に晒されさらら色流れ褪せし紫陽花 晩夏来にけり
五月雨:本来は旧暦五月の長雨
にけり:完了の助動詞「ぬ」の連用形+詠嘆の助動詞「けり」
…ていたのだった …てしまったことだ
晩夏は汗をかき、みずみずしさが褪せる「あせ」の季節でもありますね。
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