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『絶対に成功する方法』はない 『絶対に失敗しない方法』はある

 3連休の月曜日にはしばしば「日曜日ってあったっけ?」と感じてしまう、ひるねです。

 今回は、YouTube(確か「今でしょ」の林修さんとUSJを復活させた森岡毅さんとの対談の中だったと思いますが)を見て考えたことを書きます。そこでは
「仕事の『絶対成功する方法』はないけど、『絶対失敗する方法』はある」
 という話をされていました。

 その話を聞いたときに膝を打つとともに、自分の経験から考える『絶対失敗する方法』を考え、そこから『絶対に失敗しない方法』を考えました。

 まず考えたのは『絶対に失敗する方法』。それは若いころの経験からいとも簡単に下の二つを導き出せました。

①やるべきことを後回しにする
②いろんなことを一人で抱え込む

 この二つによって、地獄を見ることは確定です。自分の場合は、生徒・保護者を困らせるし、同僚に迷惑をかけることになります。
 ①については、未熟なうちは「自分は後回しにする理由を探す天才」だと思った方が良いでしょう。ほんとにそういう時の頭の回転は速いですからねー。
 ②も厄介ですよね。周りとしてはどんな状況かわかりづらいので、サポートもしにくい。「自分が何とかなきゃ」と焦ることで周りが見えなくなり、意識せずとも「迷惑の牙城」を築き上げてしまうのです。

 ①②から、『絶対に失敗しない方法』を考えました。これはいたってシンプルな下の二つです。

❶やるべきことを後回しにせずに、先回しにする
❷ものごとを一人で抱え込まず、相談していく

 そんなの当たり前じゃん、と思う方がほとんどかもしれませんが、若造の自分はそのことをわかっていませんでした。今では、❶❷は仕事だけでなく、人間関係においての失敗しないための真理に近いものだと感じています。
 ❶は、細かい仕事を早めに片付ける、というだけではなく、トラブルが起きた後の「後さばき」をするのではなく、トラブルを事前に想定して「先さばき」をすることも大切。その方が、自分も相手も同僚も助かりますよね。
 ❷は、「完璧主義をおさえて60%主義でいこう」とも言えるかもしれません。仕事は、みんなで協力するものです(当たり前ですね笑)。そこでの「できない人の完璧主義」がいかに迷惑か、経験した人は少なくないのではないでしょうか?これは自分が過去に「できない人の完璧主義」を実践していたから言えることです。もちろん、経験としては大事ですし、任された仕事であればやり遂げる過程も大切です。ただ、同僚と協力すれば、すぐに解決するエラーを一人で抱え込み、明るみに出たときには同僚も手に負えない事態に…なんてことは避けたいですよね。報・連・相とはよく言ったもので、仕事の基本を大切に、「自分からの提案をもっていく」つもりで、同僚にどんどん相談していきましょう。プロトタイピングという考え方もぜひ調べてください。

 もっというと、中堅の方は、この❶❷ができるような「仕組みづくり」や「雰囲気づくり」をすべきです。そんな風に自分に言い聞かせる形で記事を書いています。悩みが絶えない方は、まずはこの二つを職場や人間関係の中で徹底してみてはいかがでしょうか?

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