見出し画像

人生の流れを変えてくれる人は誰?

斜視手術を受けよう。

そう決心したら、まずは病院探し。
情報収集はやはりネット検索です。

「斜視 手術 大人」「斜視 手術 専門医」など、
少しずつキーワードを変えながらヒットした病院を、1つひとつ見て行きます。

今どきの病院のホームページは、どこもだいたい同じような作りをしています。淡い温かい色味を使った優しいイメージか、ブルー系の清潔感があるシャープなイメージがほとんどかな?
そして、写真や図がふんだんに使われています。もちろん、業者さんの手によって作られている、細部までしっかりとデザインされたサイトです。

その中に、明らかに他と違うページが。

一番上に1枚の顔写真が貼り付けられ、そこから下までテキストがばーっと並んでいる。
それは、1人の眼科医の手作りの個人サイトのようでした。
一目見て、「なにこのサイト、怪しすぎ(笑)」(※個人の感想です)と思いました。

私が探していたのは、大学病院のような大きな病院で、
斜視手術の実績がたくさんある病院。
素人がホームページ作成アプリで作ったように見えるサイトには用はなかったので、しっかりと中身を読みもせずスルー。
そして、検索を繰り返していました。

ところが、検索すればするほど、何度もその眼科医のページが出てくるんですね。
さらに、その眼科医が経営するクリニックのページもヒットしてきました。

そこで初めて、観念(?)して、ちゃんとテキストを読み始めるわたし。
トップページにあった、「斜視の手術」をクリックしました。

斜視の患者さんに伝えておきたいことです。
斜視は非常に目立つ疾患なので、今まで人生において、いろんなことを周りから言われたり、自分で鏡を見て毎日ため息をつき続けたして心に傷を負っている方も多いと思います。そういう患者さんを幸せにしてあげたいと思いますが、自分自身の思い入れが非常に強いために、他の疾患の患者さんと全く違う反応をされることがありますので、以下にあえて厳しいことも言わせてもらっています。

わたしは面食らいました。
不意打ちをくらいました。
きゅーっと胸をつかまれ、ぼろぼろと涙がこぼれました。

そうなのです。
いろんなことを周りから言われたり、自分で鏡を見て毎日ため息をつき続けてきたのです。
そのことを分かってくれる、このお医者様に手術をしてもらいたい!
そう、強く思いました。

サイトは、この病院の院長先生が、自分の言葉で、医師としての心がけや手術への情熱を語り、さらに、自分でサイトのすべてを作成しているようでした。
すべてのページを隅から隅まで読みました。

斜視の手術は、手がけている病院が少ないです。時間と手間がかかり、「戻り」のリスクもあり、眼科医はあまりやりたがらない手術なのだそう。
一方、白内障の手術は多くの眼科でやっています。白内障の手術は、慣れると斜視手術の3分の1の時間で1.5倍の収益を挙げることができるとか。

先生は、それでも多くの斜視の手術を行う理由を、

自分たちのチームは、楽で儲かる仕事かどうかではなくて、目の前に困っている患者さんかいるかどうかだけでやるべき手術を決めているからです。
人間は自分にとってメリットのある方向にしか動かないものだとするなら、自分はおそらく、儲かる仕事をやってたくさんの収入を得る事より、他でできない仕事をやって、患者さんやその家族からの賞賛や信頼を得る事のほうが価値があると考えているのでしょう。

と説明していました。

自己紹介のページには、こう書かれています。

眼科手術を専門としております。一発の手術でその人の人生の流れを変えられるような「眼外科医」を目指しています。

人生を変えたい。
自分を変えたい。
見える景色を変えたい。

そう思っていたわたしは、
ぜったい、この先生に手術をしてもらおうと決心しました。

その病院は、

横浜相鉄ビル眼科医院

院長の大高先生に手術をしていただくために、まず、検査の予約を入れました。

いただいたサポートは、他の方をサポートすることに使いたいと思います!