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【通勤天国?】TJライナーに乗ってきた

※2023年8月(平日)乗車


ずっと乗りたかったTJライナー

今日は仕事で疲れた、、、という訳でTJライナーに乗ってみました。
といいますか、仕事で疲れたのは事実ですが、最寄り駅は通りすぎてしまいます。
だから本当は、東京に住んだら座席指定(定員)制の有料ライナーに一度乗ってみたかったというのが正しいです。
関西にも最近、座席指定や定員制のライナーがでていますが、いまいち関心がありませんでした。やはり通勤ラッシュが凄くて、座席指定・定員制のライナー列車の先駆けである関東地区で乗ってこそです。

池袋で降りてチケットを買おうとするが、、、


池袋駅で降り、早速チケットを購入します。
まあ、さっきチケットレスサービスに入会し、見たときは18:30発は満席でした。まあ、でも次の19:00発、まだ時間にも余裕があるし、池袋着いてからでも席あるやろと思ってました。

なんと満席

なんと、20分も前に駅に着いた時には既に満席でした。物凄い盛況ぶりです。
やむを得ないので、一本後の19:30のTJライナーに乗車します。自炊しようと思ってましたが、予定を変えて近くの日高屋で夕食がてら時間潰しました。

池袋駅前にも長蛇の列 さすが首都

池袋駅にできた列。


駅を出ると長蛇の列が出来てました。

レスキュー直売所

この列は東武東上線沿線の農産物直売所で売れ残った野菜を都心の池袋駅で売るという取り組みで「レスキュー直売所」というそうです。
というか、都市近郊の農産物直売所は結構込み合うのはよくある話ですが、駅の外に出るところまで、混むとは。売り場の構成も買う前提の一方通行で悩んでる暇もありません。
さすが、東京というべきですね。

池袋駅の改札に入る


それでは気を取り直して、東上線、池袋駅に入ります。

小川町へ移住を促すポスター(改札外)

移住促進のポスターがあるとは余程人口減少に悩まされているのでしょうか。関東とはいえ、都心から離れると他の地方都市同様の問題を抱えているようです。東上線沿線は都区内でもパッとしないイメージがあります。その一因として、川越こそ大きな街で観光誘致も積極的ですが、その先の末端区間でめぼしい観光地がないのもあるかもしれません。
ただTJライナーであれば小川町から池袋まで1時間くらいなので、駅近くに住んで、東武東上線沿線の街に通勤するなら割りと通勤範囲として現実的です。
但し朝、上りのTJライナーは森林公園始発なので注意です。

TJライナーホームから出る普通 写真左がTJライナーのりば

南改札から入ると左側の5番のりばがTJライナーのりばです。発車20分程前の段階で既にTJライナーホームがあくのを待ってる人がそれなりにいました。

2・3番のりばにとまる急行
2・3番のりばにとまる急行

池袋駅からは急行列車も出ています。立ち客も通路にもそれなりに出るくらいに混んでいます。しかし、すし詰めの混雑ではないので私なら余程疲れてる時以外は急行を選び方そうです。

急行が出発した

ただ、すぐ後の優等列車の準急ではなく、約12分後に発車する急行を待つ人もそこそこいます。余裕を持って来ないと座るのは難しそうです。
余談ですが名古屋駅から出る近鉄名古屋線の急行もかなり余裕を持ってこないと座れないです。

続いてTJライナー専用改札からホームに入る


TJライナーののりばの改札が開いた

まだ、先行の普通がとまっていますが、TJライナーの改札があきました。
だいたい15分くらい前には開くようです。
TJライナーに乗車するには専用ホーム(5番のりば)から改札を受けないと乗車できません。
券売機やチケットレスサービスで購入した座席指定券のQRコードをTJライナーのりばの改札でかざします。

TJライナーの案内
TJライナーがやってきた

TJライナーがホームに入って来ました。写真は撮れませんでしたが、川越特急の折り返しのようです。

TJライナー

先頭はこんな感じですね。駅の構造的に正面から撮れませんでした。外観は一般の通勤車両と大きく変わりません。

座席の回転シーン

車内の清掃をして、座席が進行方向に回転します。だいたい出発5分前くらいに扉が開きます。この座席はデュアルシート(L/Cカー)と言って、状況に応じてロングシートにもクロスシートにもできます。
因みに入ってきた川越特急はクロスシートで入ってきました。

初めて乗車した東武鉄道の車両(2016年)

また、初めて東武鉄道で乗ったのが自転車旅行の時で、車両は同形式でロングシートモードの状態でした。
よければ自転車旅行の記事もどうぞ。

 いざTJライナーに乗車します

車内の様子

そして、扉が開きいざ乗車です!少し空席はありましたが、窓側通路側ともに埋まっている席が多い感じです。私の横にも人が乗ってきました。

池袋駅を座席から撮影

指定した座席は扉前であまり車窓は楽しめなさそうです。4扉の車両を無理やりクロスシートにしてるのであまり窓割りは考慮されていません。車窓という意味ではほとんどが外れ席です。シートピッチも狭く、座席もやや固めで居住性には優れません。
これはやや座席の座り心地はましですが、近鉄のL/Cカーでも同様です。
また、充電コンセントもなく、ふじみ野からは指定券なしに乗れるので、着席保証特化です。

TJライナー出発!

池袋出発

定刻の19:30 池袋駅を出発です。この先は各駅の様子を書きますが混んでたのもあり、あまり写真はありません。

成増通過

成増で3分前に池袋を出た先行の急行を抜かします。まるで、鶴橋を出た急行が早速、布施で特急に抜かされるのをみてるような気分になります。因みにそれ以前の駅では普通を抜かします。

志木通過

そして、志木で減速。先行列車が若干遅れていたようです。

ふじみ野停車


ふじみ野駅で半分くらい下車し、同じくらいか少し少ないくらいの乗車がありました。
ここからは指定料金は不要区間に入るので立ち客もちらほらいました。

川越停車


川越では数人が乗車と降車されました。

川越市停車


続いて川越市にとまります。ここで池袋まで約30分です。
結構な人数下車し、乗車は少なかったので、立ち客はほとんどいなくなりました。窓際が埋まるくらいの混雑というところでしょうか。
ここで各駅にとまる準急と接続します。といいますかつい最近のダイヤ改正で、快速急行以下川越市から先、各駅にとまるようになりました。ここから人も減ってきたので写真もあります。

川越市駅の様子
川越市で準急と接続

坂戸停車

坂戸ではほぼ下車客のみでした。

坂戸駅

東松山から小川町までは各駅に停車

東松山駅でかなり降車があり、空き席も目立ってきました。東松山駅からはTJライナーも各駅停車です。

東松山駅

森林公園、つきのわ、武蔵嵐山らんざんと停車し、乗客はどんどん降りていきました。

森林公園駅 車庫も併設
ご親切にカーテンの使い方まで案内している
武蔵嵐山駅 川越特急とすれ違い 
クロスシートにできる車両で運用される

もうすぐ小川町


小川町手前の段階では乗ってる車両では3-4人の乗車でした。

小川町手前の車内
次は小川町

小川町到着


池袋から約1時間、TJライナーの終着駅小川町駅に到着です。あっと言う間でした。
このTJライナーは寄居方面行きと接続します。
駅からはスーパーも見えます。

寄居行きの列車と駅前スーパー
TJを前面から
再び座席の回転

小川町駅周辺を少し探索


一度改札を出て、ほんの少しだけ駅周辺をみてみます。

小川町駅の改札の外

駅前からはバスが出ています。迎えの車もちらほら見かけました。地方らしい光景です。

駅前からは路線バス ピンぼけはご容赦を

少し歩くとホームからも見えていたスーパーがあります。また、飲食店や商店もちらほらあります。駅周辺に住むなら生活に困ることはなさそうです。都心で働いて休日は喧騒から逃れたいのであれば選択肢としてありです。そういうところですら移住促進活動をしているのでかなり都心部に人が働き、住んでいるいて、ここまでは流れてこないのでしょう。

スーパー
飲食店

線路の反対側にいくには寄居側の高架と池袋側にも道があるようですが、すぐに折り返したので行きませんでした。

 中央左あたりのオレンジの街灯が跨線橋と思われる 

駅にはセブン銀行のATMもあります。地方だと街の拠点となる駅でもATMがないのが当たり前なので、その意味では首都圏なのかもしれません。

セブン銀行

川越特急で帰路につく

川越特急

そして、乗ってきた列車の折り返しの川越特急で戻ります。座席は先ほどのTJライナーと同様クロスシートで運行されます。
種別表示も速さをアピールする感じではなく、観光を連想させるような独特なフォントですね。落ち着いた川越特急の専用メロディが流れます。
TJライナーのメロディは不協和音が入っていて、正直いまいちでした。

それでは長くなりましたがここまでです。
今後も関東地区の通勤向けの座席指定・定員制列車に乗って記事にしてみたいと思います。
お読み頂きありがとうございました。






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