9.11 20周年を迎えて

「暴力(テロリスト)とは、国外からやってくるものではなく、国内からもやってくるのだ、という証拠が次々に出てきています。海外の暴力過激者達と国内の暴力過激者達はさほど違いはありません。人の命を何とも思わない、国の象徴を汚す、彼らは同じスピリットから生まれた子供達なのです。彼らに立ち向かい続けることが私たちの責務です。」

画像2

9.11の20周年記念式典で、ジョージ・ブッシュJr元大統領はこのように語った。

ジョージ・ブッシュJrがここで言っているのは、BLMのことでもAntifaのことでもないだろう。彼がテロリストと同等において非難しているのは、紛れもない「愛国者」達だ。

同日、以下はアップルニュースのツイート

画像1

Apple News Today「9.11はアメリカ国内に恐れと不信感をもたらし、1月6日の反乱のお膳立てをした。」......はあっ😦??

ところでDHS(米国土安全保障省)は、9/11の20周年を前にこんな告知を出した。

画像3

テロリスト脅威トップ3
1)コロナ対策に反対すること
2)大統領選挙に不正があったと信じていること、トランプが復権できるという考え方
3)9/11記念日と宗教行事

つまり、政府は自分の健康を自分で選択したいと思うことや、不正に疑問を持つ人々を「テロリスト」と同等に置くことで、言論と思想を抑圧しているのだ😲😵😠‼️

前回「ジェノサイドへのステップ」という記事を紹介した。

https://note.com/newwine2020/n/nfb17b9251726

私たちは民衆の支配しようとするエリート達の動きに対して無知であってはならないと思う。ニュースを聞いて、違うところに怒りの矛先を向け、エリートがやりたいことをしっかり支えてくれる大衆にならないための日々の学びはとても大切だと思う。

それにしても同じ日のこの二つの写真の違いはどうだ。歴代大統領が式典に参加している時、トランプはニューヨークを訪れ、警官を労った。

画像4

エリート同士のグループと、本当の愛国者達に寄り添うトランプ。これを見ても本当の対立は人種ではなく、ジェンダーでもなく、政府(支配層)と国民なのではないだろうか。

画像5

これは最近読み始めた本。アメリカはイギリスという帝国支配に反乱の旗を翻し、奇跡的に独立を勝ち取った。それまでは、政府というのは王様がいて、民衆を支配していた。当時にすれば「国民による国民のための政治」というコンセプトは、天と地がひっくり返るほどのパラダイムシフト的な概念だった。彼らが建国をイメージする時、権力の座に就いた者が、いかに自分の都合の良いように、好き勝手にできないようにするかが大きなテーマだった(小さな政府)。もちろんその起源を追っていけば、モンテスキューなどに行き着くのだが、現在、これらの概念が世界に浸透しているために、私たちも基本的な人権が確保され、独裁社会も免れて、個人が幸福を追求できる社会をここまで維持してきたと言える。

だからアメリカが沈没するのは世界にとっても非常に良くないし、代わりに中国が台頭するのは尚更良くない。

神様、アメリカが神の召しを達成できますように🙏🙌🔥。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?