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坦々麺好きとしては無視できない。辛さと美味さの地獄沼。扇町にある「麺や 蓮と凜と仁」

日課の朝筋トレを終えて、秋の訪れを感じる陽気の中、関テレ付近をチャリンコでムキムキいいながら颯爽と移動していると「麺や」という名を掲げるお店に遭遇しました。


店中の様子を窺い知ることができない外観に若干の入りづらさを感じつつも、そこが逆に名店の香りを醸し出しているなと興味をそそられたので、店頭でメニューを見ると坦々麺の文字が目に飛び込んでくるじゃありませんか。



日清カップヌードルが「担担」を発売した当日にコンビニへ買いに走るほどに坦々麺が好きな身としては到底無視できなかったので、無論入店したことは言うまでもありません。

※ちなみにカップヌードルの坦担は一回食べたら、もういいかなという感じでした。やはりカップヌードルにおいては「欧風チーズカレー」が最強。

入店すると、ちょうど1人席が空いていたので、これ幸いとカウンターに着座しました。

平日12時前の入店でしたが、すでに店内は満員。さらに、その後もお客が入ってきます。これは期待に胸が高鳴る。


席について改めてメニューを見ると、お昼は麺類単品はもちろん、ご飯ものをセットでオーダー(プラス料金)できるようです。



メインの坦々麺については、カレー好きとして無視できない「黒カレー坦々麺」に後ろ髪を引かれつつも、やはり初見参のお店ですから、まずは王道のメニューを攻めるべきだろうということで、店先に掲示されていたメニューランキング堂々1位の「白胡麻坦々麺」をチョイス。

ご飯ものも食欲がそそられて仕方がないメニューばかりですが、ここはやはり「チャーハン」が無視できません。

しかも、小サイズというのがありがたい。迷うことなく「チャーハン(小)」をセットにしました。

ちなみに、各種坦々麺については、こちらのメニューに詳細が記載されていたので、参考までに。辛さの調節できるのもいいですね。



坦々麺を待つ間、ぼくの後に注文した人たちがライスとキムチを自分で持ってきては美味そうにかきこんでいたので、なんでかなと思ったら「ライスとキムチは食べ放題」なんですね。

チャーハンに目を奪われすぎて、まじで気がつきませんでした。



席にはお茶のほか、調味料も豊富に用意されています。

他のお客がいる中で撮影したので、いくつか隠れたままになっていますが、いろいろありました。



いろんなバリエーションの味を楽しめそうで良いなと思っていると、お待ちかねの白胡麻坦々麺が到着。



目と鼻からの情報が脳天を大いに刺激してきますね。


いただきましょう。

まずはスープから…


…!!

おおぅ、結構辛い!
でもパンチが効いてて良い。

お次は具材を混ぜて、一緒にスープをすすります。すると、先ほどの刺激的な辛さに胡麻と素材の旨味がジョインしてくるじゃありませんか。

おおぅ、美味い…。

いよいよ麺をすすりだすと、もうアンストッパブル。

滴る汗を拭いつつ、「こいつは美味ぇや!」というモブキャラが叫びそうな陳腐な言葉を心の中で唱えながら、気づけば一心不乱に箸と口を動かしていました。

もしも地獄にある池の水がこの白坦々麺のスープなら喜んで堕ちたいくらい。

このスープの美味さならば地獄すら平和になるんじゃないかと思いつつも、逆にこのスープを飲み干せる既得権益をめぐって新たな争いが起きかねないなとか思いながら食べていたら、おいでなすった。

チャーハン(小)。


嬉しいサイズ感に加えて、神々しいまでに輝いており、米が油で綺麗にコーティングされています。

確実に美味いチャーハンであろうことが予想されます。

いざ口に入れてみると、レタスとネギの風味が広がり、チャーシューの歯応えと味もしっかり楽しめます。

チャーシューも量がしっかり目に入っているので、小だからと侮ってはいけません。

このクオリティで200円ならば、チャーハン好きはオーダーマストと言えるでしょう。

坦々麺もチャーハンも期待に違わぬ美味しさだったこともあり、ホクホク顔でお店を後にしたのですが、心残りは食べるのに夢中になってしまった結果、調味料で味変するの完全に失念していたこと。

これは次回の宿題にしたいと思います。
他の坦々麺とご飯ものメニューもぜひ食べてみたいですね。

麺や 蓮と凜と仁
大阪府大阪市北区山崎町2-5



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