虎に翼 昭和初期の医療体制について
1935年(昭和10年)ころの医療がどうであったか朝ドラ「虎に翼」を見ていて興味を持ち調べてみました。
昭和に入って、1929年の世界恐慌が始まります。
これは単に経済だけでなく日本における医療にも大きな影響がおよびました。
労働者や農民の生活は圧迫され、国民の体力は著しく低下しました。
徴兵検査の際に徴兵免除となる不合格者は大正末期の1920年には千人あたり250人であったものが、1930年代になると300人から400人に増加しました。さらに疾患による死亡者数は増加し、厚