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岡林勇希が放つ光〜侍ジャパン観戦記〜


ネット裏に超強火のバヤシファン??


座席番号を見た瞬間「もしやこれは…」。妙な胸騒ぎがした。11月16日の東京ドーム。「アジアプロ野球チャンピオンシップ」日本vs台湾を観戦するため、最後の勤務となった7月末以来の東京を訪れた。

急な東京行きにも関わらずいろんな人に声をかけてもらい、ランチは出版社に勤務する(ドラゴンズファン)I氏と。今後の仕事や球界情報を共有。私の出版デビューを後押してくれるそうなので、お楽しみに!その後は、XでDMをくれた大学生から取材を受けました。嬉しいことに就職のことや卒論など相談受ける機会がどどっと増えました。私も学生時代に、高校野球の現場で「記者になるためにはどうしたらいいですか?」と不審者のようにメディア関係者へ質問しまくっていたので、こういう依頼は可能な限り受けてます。ためになるかは全く分かりませんが、将来活躍して、私の仕事がなくなった時に助けてください。

そして、メインイベントの侍ジャパンの試合へ。中日からは清水達也選手、石橋康太選手、岡林勇希選手の3人が選出されています。3人とも仲良くしているので宮崎の合宿に行くことも考えたのですが、まずは本業(イベントの準備)が大事なのでここは断念。侍が終わったらご飯に行って、合宿の様子をしっかり聞きたいと思います(清水たっちゃんとは予定組みました。レポートお楽しみに!)。

東京ドームにお客さんとして来るのは15年ぶりかな…

東京ドーム周辺は大混雑。いろんなユニホームを着てるファンがいて、球宴の時のようなワクワクした気持ちになります。ここで、ある大物野球選手に遭遇!このあたりから、今日はツイてるんじゃないかと思い始めてきます。そして、バヤシに用意してもらったチケットを見ると「1列6番」?はい?はい?ドッキリ?え?ええええええ?

すると、タイミングよく友人の加賀さんから「グッズ買いますけど要ります?」と連絡がありました。バヤシのユニホームは完売していたそうで、マフラータオルをゲットしてもらいました。そして、このタオルが運命を変えるのです。

ぐんぐんから送られてきた

事前に、友人から「そこは映らないから大丈夫」と言われていたため、堂々とバヤシのタオルを掲げたのですが…。思いっきりアマプラの中継に映っていたらしく、SNSのDMなどを含めると、約40人くらいから連絡が来ました(地上波じゃなくて良かった…)。ちなみに家族からは「パパ、ずっと映ってるよ!ピースして!」(8歳長女)、「パパがYouTubeに出てるよ!」(3歳次女)と大興奮の様子。ピースして世間から「あいつ何やってんだ」ってなりたくなかったので、少しだけ指差ししたら喜んでくれ、家族サービスは成功でした。

ぐんちゃん、やまーんからも「目立ってる」と連絡が。もう一生ないかもしれない機会だったので、存分に楽しませていただきました。

授業参観の親に手を振るわんぱく少年


こちらに気づいて手を振ってくれました

試合前、タオルを掲げてガン見したら気づいてくれました。そりゃ気づくか、あの場所なら(笑)

ちょうど2年目のオフから仲良くなり、そのまま初の開幕スタメンを勝ち取ると、1軍完走して最多安打、ゴールデン・グラブ、ベストナインを獲得したバヤシ。進化は止まらず、今年もプロ初アーチを皮切りに、球団史上初となる29試合連続安打、両リーグで2人しかいないフルイニング出場、そして2年連続ゴールデン・グラブ賞と一気に駆け上がりました。

前のコラムでも書きましたが、本当に弱音を吐きません。僕が出会った中でもとにかく精神力がある野球選手です。だけど、お茶目で可愛い5歳児のような瞬間もあります。岡林勇希の魅力といえば〝ギャップ〟でしょうね。この日も、まるで授業参観に来た親に手をふる少年のように、凛々しい顔はキープしながらこっちを見てくれました。それにグラウンドでは、他の同世代の代表メンバーと楽しそうに野球している姿が印象的でした。カープの小園海斗選手、ジャイアンツの秋広優人選手、門脇誠選手と仲良さそうにしていました。

この日、バヤシの結果は出ませんでしたが、チームは4−0で勝利。野球はチームスポーツなので「勝てばいいよ」と言ってそうな気がします。ライトスタンドからのファンが大声で歌う応援歌、掲げられたタオルの数、早々になくなってしまったという背番号60の侍ジャパンレプリカユニホーム(初日、ホーム/ビジター完売なのはバヤシだけだとか…)。全てが新鮮で、感動しました。この席に偶然座ることができたのも、何かの縁、ご褒美だと思って、バヤシに大感謝したいと思います。

侍ジャパンで心に残った選手


今年、郡ちゃんややまーんのおかげで北海道に行く機会も増え、日本ハムの選手をよく見るようになりました。特に、万波中正選手はスイングも鋭いし、全ての動きがダイナミック。アグレッシブなプレースタイル、強肩と見ていてこちらもワクワクしてきます。決して調子が良さそうな感じではなかったですが、迫力十分で残り試合も楽しみに見ています。(と書いていたら2戦目で本塁打!打球速度もすごい!)

この日、6回から登板した根本悠楓(はるか)選手も、小さなテイクバックから打者の手元でグッと伸びる直球が印象に残りました。さらに鋭く曲がるスライダーもキレキレ。2回無失点で勝利投手になりました。日本ハムには河野投手や福田投手といった左の好投手も複数います。来年もエスコン行ったら楽しみにしたいと思います。

さすがだなと思ったのは、阪神の森下翔太選手。均衡を破る先制ソロを弾丸ライナーで叩き込みました。プロ野球チームの首脳陣コメントで「強く振れることが大事」と目にしますが、まさに森下選手のようなことを言うのではないでしょうか。ベンチ前では、秋広選手の「リラーックス」ポーズでみんな出迎えていました。

翌日はマネージャー業務


試合の途中で長尾は姿を消しましたが、実は外せない食事会があり、急いでそこに行きました。代わりに、バヤシタオルを購入してくれた加賀くんに席をお譲りしました。加賀くんは今週末にイベントがあるので、そこで話ネタになると大喜びでしたね。


そして今日です。東京はやや強めの雨。でもそんなどんよりした天気でも、爽やかな男が東京にはいました。午前中、ゴールドジムで鍛えてきたという意識高い系野球男子・郡ちゃんです。

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