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【10周年おめでとう!】赤い目に染まるとき、神の意志が災いをもたらす[DoD3を語りたい!]

 私の好きなゲームの1つに「ドラッグオンドラグーン」という作品があります。PlayStation2で発売されたこのゲームは、ある意味ゲーム業界に革命を起こした作品だと勝手に思っています(^▽^;)
 そんなドラッグオンドラグーンの3作品目であり、今日10周年を迎えた「ドラッグオンドラグーン3」について語っていきたいと思います。

ドラッグオンドラグーンってそもそもどんなゲーム?

 ドラッグオンドラグーンとは、2003年9月11日にPlayStation2で発売されたゲームです。私の生まれが2003年8月24日なので、なんと生まれて数日後にこの世に出されたゲームってことで何か運命を感じるんですよね…
 この作品は、ジャンルとしては王道のRPGなのですが、その内容に当時プレイしていた人は度肝抜かれたというか、困惑しながらプレイされた方が大半だと思います。
 今回は、初代ドラッグオンドラグーンの設定には極力触れずに語りたいと思うので、あらすじは割愛させていただきます。

なぜかって?それは…想定外のとんでも鬱ゲーであり、あの伝説の鬼畜音ゲーを生み出したからである!

 鬼才ヨコオタロウ氏の世界観による結末、このゲームではルートが分かれており、そのどれもが救いのないものになっているのだ!
 マルチバッドエンディングと呼ばれ、強いて言うならば一番最初にたどるAルートがまぁましかな…という感じで、基本的にはどう頑張っても登場人物たちが絶望から救われることはありません。
 それに、最後のルートではなぜか2003年6月12日の新宿に飛ばされ、なぜか始まる音ゲーに我々は、「何なのだ、これは!どうすればいいのだ!?」と叫ぶのであった。
 この世界観は、後に発売された「Nierシリーズ」に受け継がれていくのであった…

ドラッグオンドラグーン3の良さ

 上記で軽く紹介したドラッグオンドラグーン(通称DoD)の3作品目にあたるドラッグオンドラグーン3(DoD3)は、2013年12月19日にPlayStation3で発売され、綺麗なグラフィックと2では無かった音ゲーも復活し、またしてもプレイヤーを震撼させた作品だったと思います。
 しかし、DoD3は鬱要素というより、下ネタ的要素や暴力的要素が強く、ストーリー中画面が隠されたり、セリフにピー音が入ったりするので、初見でかなりの衝撃を受けました。
 全体のレビューとしては賛否両論あったようですが、私はこの作品が大好きで、何よりDoDシリーズを知るきっかけになるのもこの作品でした。

ここで軽くあらすじを

 西暦1000年頃、「花」の力を持った本作の主人公ゼロは、「花」には世界を滅ぼす力があることを知り、自らと共に花を消滅させようとしたが失敗し、その力はワン・ツー・スリー・フォー・ファイブというゼロの妹にあたる存在を生み出し、分裂した。
 それぞれ海の国・山の国・森の国・砂の国・教会都市へと妹たちはちりばり、世界平和を目指し、当時圧政が続いていた国の領主を倒し、その国の女神ウタウタイとして君臨していた。
 それから時がたち、「花」の力を消滅させるべく、妹たちを倒すために教会都市へと相棒のドラゴン「ミカエル」と向かったのだが…

ここから語り尽くしていくぞ!

 まずどこから語ってこうか…やはりまずはその世界観からかな。そもそもDoD世界は、西暦856年に欧州で起きた大災厄を機に、我々の生きる世界から分岐し、世界が異形のもので溢れかえったというのが始まりです。
 それから100年以上経った世界線がDoD3本編なのですが、やはりこのころは現実の歴史とさほど変わらないので、石造りの建物であったりが主流なのは良いですよね。まあ、フォーの飛行船なんかは少し時代背景に合わないような気がしないでもないですが、まぁまぁまぁ…そこはファンタジーの世界なのでね
 それでも基本が王道のRPGなので、設定がしっかりとした世界観に恒例の鬱要素と下ネタ要素と暴力的要素…うん、大分カオスだけど、これはDoDなんでね、むしろそれが良いよね!
 あとは、なんと言っても登場人物たちの設定とキャラデザだよね~
キャラデザはどのキャラもとても良くて、私は特に主人公であるゼロが好きなんだけど、画像検索してよく見てもらったら分かるんだけど、白がよく似合ってて、んでまたあの絶対領域がたまらないんだな~
 という感じで、他にも魅力的なキャラがいるから語れるんだけど、何よりもその世界観をDoDたらしめているキャラ設定がたまんないだわ。
 ここではあえてあまり触れないけど、DoDのキャラって基本的にヤバい性癖だったり、いろいろと持ってるから、それがこの世界を狂気にしているんだけども。
 DoD3も例にもれなく、登場人物全員ヤバいw逆に、まともな奴探す方が難しいぐらい。まぁ、それでも2は比較的まともな人が多かったかなって感じで、基本的にはヤバい(^O^)
 例えば、フォーの使徒でデカートというキャラは、どんなことをされてもプレイとして興奮するマゾヒストだったり、そもそもゼロは性に開放的で妹を倒して奪った使徒とやったりとか、まぁ…今聞いただけでもこの作品のヤバさ伝わるでしょ?w
 でも、引き込まれる魅力があるし、世界観が破綻することもなく、その他作品との設定の繋がりがあったり(実際のところはどのルートもちゃんと繋がっているわけじゃないんだけど)して、ゲーム性で言えば新鮮さというか、独自性は無いんだけども、狂気に満ちた世界観とストーリー構成、キャラのデザインや設定がささる人にはささる作品となっていて、私もその一人です(;´∀`)
 あと忘れちゃいけないのがBGMだよね。多分Nierシリーズをプレイしたことある人は分かると思うけど、DoDシリーズもこれまたいいんだな~
 特に私が好きなのは、ワンとの戦闘BGMです!まぁ、でもこれは個人的に思い入れがあるっていうのも実際のところは少しあるから、基本的には全BGM大好き。
 DoD3といえば、鬼畜音ゲーでも流れる「最後の歌」。最初と最後は主題歌(と言っていいのかな?)である「クロイウタ」で、その間にファイブからワンまでのBGMが入ってて、本当に最後にふさわしい曲って感じなんだけど、これがまた初代からパワーアップして帰って来た鬼畜音ゲーのせいで、阿鼻叫喚してしまうんだわ…多分最後までプレイした人には共感してくれるよね?
 最後の歌もクロイウタもいい曲なんだげどな…脳裏によぎるあの感覚ね、マジパネェわ~
 
 まぁ、あと”ミハエル”のことだったり、”弟”ワンのことだったりとか、まだまだ語りたいこといっぱいあるんだけど、気付いたら日付変わってるし⁉長々と話してきたので、今回の記事ではここまでにしたいと思います。

何はともあれ、DoD310周年おめでとう!!

 ここまで、オタクトークに付き合ってくださってありがとうございました。
 それでは、また今日の記事で~

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