見出し画像

短編小説「死んだらきっと生きられる。」

「話があるんだけど。」

「ん~~、何?僕に告白するの?だったらお断りだよ。」

「告白するなら何でわざわざ君を家に呼び込んだの。もっといい場所があるでしょ。あと、もし告白するつもりだったら、その発言で冷めてたね。」

「キビシイな。やっぱり脈なしだったか。」

「脈?あるのは腐敗臭が酷い縁くらいでしょ。」

「あぁ、金脈もたまらずイオンになるような腐敗臭だ。それに文脈もたった今消えかかろうとしている。」

「どの口が発してんの。それで話を戻すけど、えっと、話しておきたいことがあって。」

「笑わないで聞いてほしいって、それは無理な話だ。」

「言ってないし、話を遮るな。」

「ぇ、笑っていいの!?」

「常識に則ってよろしく。ふざけた話じゃない、いや十分にふざけた話なのかもしれないけどとにかく聞いてくれる?」

「………あ、ごめん聞いてなかった。もう一回言ってくれる?」

「だから話を聞けって!」

「僕、何回も聞き逃してた?ごめん、それすら気づいてなかったんだ。」

「そうじゃなくって、話を聞いてくれるのかって聞いてんの!」

「齟齬だね。それに今話すのをやめられたら、気になって授業中に眠れないよ。」

「はあ……言いたいことは山ほどあるけど、ひとまず聞いてくれるって解釈でいい?」

「異論はないね。」

「よかった。ありがとう。」

「ありがとう??」

「え、何か変だった?」

「いや、返事がおかしかったわけではなくて、・・・やっぱりなんでもない。」

「それって何かあるってことだよね。すっきりと話せなくなるから言ってよ。」

「なら君のあとに話すよ。割り込みは迷惑行為だから。」

「先に話してよ。気になって夜しか眠れなくなる。」

「いやだよ、君が先だ。」

「・・・・・・・・・・・・。」

「・・・・・・・・。」

「じゃあ約束して。話す内容を変えたりしないって。してくれるなら僕が先に話すよ。」

「わかった。約束するよ。」

「・・・あのさ、実は、僕、人殺しなんだ。」

「、。続けて。」

「触れたものを殺してしまう。

「生き物だったら例外無くね。

「一日以内に死に至る不幸が訪れる。

「事故、病気、殺人、自殺。

「その人に一番近い死が強制的に訪れる。

「だから一年中冬場みたいな格好をしてるんだ。

「一応、夏場と冬場で変えてはいるけど。

「成長するにつれて次第に影響は大きくなっていった。

「最初の犠牲者は、親父だった。

「原因は交通事故。仕事帰りに居眠り運転のトラックと接触事故を起こした。

「母親はそのあと再婚して、義理のお父さんと兄ができた。

「あの人たちとはどうしても馬が合わなかった。

「兄は引きこもりの潔癖症。

「人に触れない方法は兄を見ていれば自然と身についていた。

「次の犠牲者は母親とお義父さんの二人だった。

「連れ子たちの関係の悪化が原因でけんかになって互いに刺し合ったんだ。

「その一部始終を物陰からみていたからよく覚えてる。

「何かに憑かれたように、腹から血を流しても刃物を握って放さなかった。

「新聞にも載るくらい大きな事件だった。

「もうその地域には住めなくなるほどだった。

「それをきっかけに一人暮らしを始めた。

「そこから、次第にこの体質に気が付いていった。

「ただ触れることがきっかけになっているとは思わなかった。

「通っていた学校では部活動の先輩達が集団で食中毒を起こして全員亡くなった。

「アルバイト先の常連客も、通学時に同じ電車に乗る大学生も死んだ。

「確信を持ったのは、兄を殺した時だった。

「一人暮らしを始めた後、兄は『お前のせいで俺の人生は台無しだ。』と言ってしばしば自宅を訪ねてくるようになった。

「潔癖症の見る影もなく、薄汚れた姿が今でも脳裏にこびりついている。

「毎回、お金を渡して追い返していた。

「でも、ある日、忙しくて、お金を用意できなかった。

「とうとう追い返せなくなった。

「それに憤慨したあいつは一線を越えた。

「言い方がまどろっこしかったかな。要するに

「犯されたんだよ。

「抵抗できなかった。

「その時、初めて自分から殺そうと思った。

「だから、今までに周りで死んだ人達の共通点を探した。

「その時、たまたま握手会に行ったアイドルが死んだことを知った。

「命日は握手会の一週間後だった。

「それで気が付いた。

「もうあいつは死ぬ運命にあるのだと。

「結果から言えば当たっていた。

「もう二度と姿を見せることはなかった。

「自分から死にに来たようなものなんだから。

「あいつは社会的に死んだあと、ふらふらしてるところをどっかの誰かにリンチされて死んだ。

「正直、すっきりしたよ。

「それからも何人も殺した。

「不慮の事故で。

「故意に殺したことはそれ以来ない。

「一学期半ばに亡くなった学級委員の子にも触ってしまった。

「そのことで結構な人が学校を休んだのは心苦しかったよ。

「今まで殺した人の数は27人。

「もっといるかもしれない。

「不幸にした人数なんて数えきれない。

「でも君を不幸にするわけにはいかない。

「君は唯一の友達だ。

「君といるときだけ不幸を忘れられたんだ。

「こんな人間に何かを打ち明ける前に、本当はどんな人間なのか知ってほしかった。

「少なくとも、ありがとうなんて言葉が行きつく先には僕はいない。

「だからとっさに拒否反応が出たんだ。

「それに君にはこの体質を知っていてほしい。

もう、だれも傷つけたくないんだ。」

「・・・わかった。話しづらいことを話してくれてありがとう。」

「怖くない?」

「ちっとも。」

「よかった。それを聞けただけで幸せ。」

「じゃあ、次はこっちが話す番だ。」

「本当に話してくれるんだね。ごめんね。約束なんかしちゃって。」

「約束か。そんなもの無くたって、話してたよ。」

「そういってくれるだけでうれしい。」

「それに今の君の話を聞いて、もっと聞いてほしいと思ったよ。

「実はさ、話す内容が結構似てるんだ。

「このわけのわからない体質について。

「君ほど派手な体質じゃないけど。

「あのさ、実は、私、人殺しなんだよ。

「傷つけてきたものを傷つけてしまう。

「生き物だったら例外無くね。

「3日以内に不幸が訪れる。

「事故、病気、殺人。

「その人がしたことが何倍にもなってかえされる。

「幼いころから、ずっとそうだった。

「最初の犠牲者は、お母さんだった。

「あの人は中絶しようとしたから。

「でもうまくいかなかった。

「逆に母体が妊娠に耐えられなくなっていった。

「そして出産で命を落とした。

「けど、お父さんは迎えに来なかった。

「蒸発した。出産にも立ち会わなかったらしい。

「引き取り手がいなくなったから、施設で育てられた。

「施設の人からお父さんが死んだことを聞いたのは、小学六年の時だった。

「複数人の連帯保証人として多額の借金を背負ったまま、ストレス性の病で逝ったらしい。

「最後は自分が逃げられる立場になって死ぬなんて笑い種だよ。

「実はその二日前に学校で父親がいないことをからかわれて、初めて父親を恨んだんだ。

「そしてからかってきた奴らの父親は死ぬまではいかなかったけど結構なひどい目にあった。

「怪我、リストラ、破局とかね。

「その時に気づいたの。この体質に。

「ほかにもしつけのために手を挙げた先生は、クレーンから落ちてきた鉄骨に片腕を奪われたよ。

「忌み嫌われ始めたのはいつだったかわからない。

「生まれて以来ずっとそうだった気もする。

「ただ高校に入ってからはこの部屋で一人暮らしを始めたし、過去を知る人もいなかった。

「だけど最近、また人を殺してしまった。

「委員長さん、さっき君が殺したって言ってたあの子。

「実は彼女にいじめられてたんだ。

「過去を脅しの道具にしてね。

「彼女が死んだ前の日、他の生徒と彼女に遊び半分で校舎一階の窓から突き落とされた。

「まさか、次の日死ぬとは思ってなかったから驚いたよ。

「彼女が立ち入り禁止の屋上から飛び降りるなんてね。

「原因はいじめだって。私をいじめた人達が彼女をいじめたらしい。

「傍観者は加害者に、加害者は被害者に。

「そして加害者は精神を病み被害者に

「いままでに死なせてしまった人の数は十人くらいだけど、被害者の数は数えきれない。

「一番かわいそうなのは、悪意無く傷つけてしまった人達だよ。

「そんな人たちにも跳ね返るから。

「不幸にしてしまうから。

「それを君に打ち明けたかった。

「君といるときは不幸が怖くなかった。

「だからこそ君には幸せになってほしい。

・・・それが言いたかったの。」

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

「・・・そうだったんだ。こちらこそ話してくれてありがとう。」

「やっぱり、君に相談してよかった。こんな形はいやかもしれないけど私は君にだいぶ幸せにしてもらえたよ。」

「それなら不幸体質冥利に尽きるね。それにまさか委員長さんがそんなことをしていたとは。」

「彼女、君のことが好きだったんだと思うよ。ちらちら見られてたの気付かなかった?だから触れてしまったんだと思う。」

「二人共見る目がなかったな。」

「ふふふ、もし君が彼女と付き合ったら一日で別れたかも。」

「どうして?」

「私が傷ついちゃうから。」

「そんなことを言ってくれるなんて嬉しいよ。初めて人が傷ついたことに喜べた。」

「ふふふ、今までこんなに幸せだったことがあったかな。」

「僕は今以上に幸せだったことも、幸せになることもないよ。」

「幸せすぎて死んじゃいそう。」

「だったら死ぬ?僕の手を取ったら簡単に死ねるよ。」

「いいね、それ。でも君も死ぬよ?私を殺すんだから。」

「死なんて見慣れたよ。生きることにも死ぬことにも意味なんてない。どっちでもいいんだ。」

「ねえ、手袋とってよ。君の手を見てみたい。」

「見世物じゃないよ。それに見た目は普通の男子と変わらないから。」

「やっぱり、私の手よりごつごつしてる。これに私の掌が重なったら私は死ねるんだよね。」

「ああ、でも死に方は選べないよ。うまく殺せないかもしれない。」

「いいの。死に方なんて。今ならそんなことは些細に感じられるから。」

「僕はできればきれいに死にたいな。いい死に方も悪い死に方も見てきた僕の特権だと思う。」

「、。そっか、それもそうだよね。人生に一回の死に際くらいきれいでいたいよね。」

「きっとそれくらい許してくれるよ。だってこんな僕でさえこんなにも幸せを感じることができたんだから。」

「ねえ、これからも幸せを感じることができると思う?」

「どうしたの、やっぱりやめておく?」

「いや、君にそれを託そうとおもって。」

「それはつまり、この質問への答え方でいま僕たちが死ぬかを決めるの?」

「わからない。それすら託したいの。だから答えてくれない?」

「うん。君が決めたのならそれでいい。わかったよ。」

「・・・・・・・・」

「・・・・・・・・」

「僕は君といられるなら、可能性は無くはないと思うよ。不幸の泥沼の中でも君とならやっていけるかもしれない。でも君を殺さないでいる自信がない。今までの人生に戻るなら死んだほうがましだよ。」

「ありがとう。真面目に答えてくれて。やっぱり君には初めからこうしておくべきだったんだ。」

「どういうこと。」

「実は、君に一つ謝らなくちゃいけないことがであるんだ。」

「僕に?」

「さっきの約束、実は破ったんだよ。」

「え?」

「もともとは違うことを言うつもりだったの。

「ねえ、覚えてる?君と私の最初の接点。

「私、委員長さんが死んだと知らされた時に君が異様に落ち込んでるのが気になって、君に話しかけたんだ。

「あの時の君からは死と不幸の匂いがしたんだ。

「それも私と同じくらい濃く。

「だから君の不幸は私のせいだと勘違いしたの。

「はじめはお互いギクシャクしてたっけ。

「それでもだんだん君という人を知っていった。

「今ではこんなにもオープンに話せるようになった。

「でも、仲良くなって分かった。

「分かってしまったという方が適切かな。

「君の不幸は私のせいじゃない。

「そう気付いたとき、これ以上君とは一緒にいられないと思った。

「私といれば君はまた不幸になる。

「それだけはどうしても避けたかった。

「だから今日、実は君との縁を切ろうと思って家に呼んだの。

「でも、君の言葉に私は逃げちゃった。

「うれしくて、うれしくて、この関係をやめるなんて考えただけで苦しかった。

「だから、話す内容を変えちゃった。

「不幸にはさんざん慣れてきたつもりだったのに。

「私、弱かった。

「ごめん。

「本当にごめん。

「やっぱり君を巻き込んでは死ねない。

「本当は今、君と手を重ねたい。

「ハグもキスも、その先も。死んでも君と触れ合っていたい。

「でも、やっぱりごめん。

「私には無理だ・・・

君を幸せにできない。」

「そんなことない!君のおかげで今はこんなにも幸せなのに!」

「ほんと、優しいね。うれしい。でも君みたいに未来に絶望しきってない人を連れてなんて逝けないよ。」

「君のいない世界じゃ幸せなんて感じられない!」

「私なんかより君にふさわしい人がきっといるよ。それに君と私じゃ釣り合わない。私には私を触りたいと思ってくれるような人はいないからさ。」

「君を必要としてる人ならここにいる。触ることは出来ないけど。それに僕にはそんな人」

「だめだよ。それ以上言ったら。これ以上、私を生かさないで。」

「・・・・・・・・。わかった。」

「ごめんね。ひどくてわがままだって自分でもわかってる。でも私の居場所は君の隣にはないんだ。たとえあったとしても私はいるべきじゃない。」

「、。」

「ありがとう。やっぱり君は生きていくべきだ。君の命には価値がある。私なんかと違って。」

「ねえ、もう君の言葉に反論しない代わりに話をしていいかい。」

「そんなことをしても私の気は変わら」

「君が僕に話しかけてきたとき、気味が悪いと思ったよ。

「だって全員が彼女の死を悲しんでいた教室で、他のクラスメイトを差し置いて僕を心配したんだから。

「それに加えて君の様子から戸惑いを感じたんだ。

「僕の様子に何を戸惑うことがあるんだろう。

「一瞬この体質がばれたのかと思ったよ。

「だから最初はずっと警戒してた。

「いつ話を切り出されるのかと肝が冷えた。

「だけど君が休んでいたクラスメイトが君を見る目を見て気がついた。

「弱みがあるのは僕ではなくて君だったんだと。

「それからはかなり君とフランクに話せるようになった。

「君は他の人とあまり関わってこなかったからこの地域での僕の印象を知らないかもしれない。

「僕はいまだに腫れ物扱いなんだ。

「行く先々で人が死んでいくんだから当然だよ。

「今ではもうアルバイトを書類で落とされるようになった。

「だから隣町で偽名をかたって働いてる。

「忌み嫌われていた君ならわかってくれるだろう。

「僕には友達なんてできなかった。

「委員長さんが僕に触れてきた理由は、恋なんかじゃない。

「彼女は僕が極度の潔癖症だと勘違いして、僕をいじめようとしたに過ぎないんだ。

「君の話を聞いてようやくわかった。

「僕にもそんな人いないんだ。

「どのタイミングでフランクに話せるようになったかわからなかったでしょ。

「コミュニケーションに慣れていない僕には、打ち解けた態度ができなかったんだ。

「今、こうやって君と話せていることも、

「君の発言や意思をさえぎってまで、君に言葉を伝えていることも、

「自分をさらけ出す勇気を持つことも、

「全部君に教わったんだ。

「でも君と近づくにつれて不安も膨れ始めた。

「君の隠し事についてだよ。

「自分の物差しでしか世界は測れないから、それがどんなものかわからなかった。

「共感どころか、理解できるかもわからなかった。

「君を失いたくない気持ちと、君を傷つけたくない気持ちのジレンマに苛まれた。

「今日、君がありがとうと言った時、ついにこの時が来たのかと、絶望したんだ。

「結果的には君を失っても君を幸せにする道を選んだ。

「今の君と同じだった。

「それでどうなったかは君が一番知ってるはずだ。

「君の言葉を変えてしまったんだ。

「君の選んだ本音を。

「だからもう一度、君の質問に答えたい。

「やっぱり僕はこれ以上幸せになれない。

これが今の僕の答えだ。」

「・・・ずるい。ずるいよ、そんなの。」

「でもこれが僕の本音なんだ。」

「もう一回あの苦しみを味わえっていうの?それにもう一回同じ選択をしたら、君は止めるんでしょ。」

「もう君の言葉に反論もしないし、何も言わなくてもいい。答えるかどうかも好きにしてくれればいい。」

「それもひどいよ。」

「ごめん。」

「・・・・・・・・」

「・・・・・・・・」

「世間知らずな君にもう一つ教えてあげる。」

「うん。」

「人はね目の前にある希望にすがらずにはいられないの。

「自分の幸せを願わずにはいられないの。

「愚かだけど美しい習性だよ。

「私も人間なんだ。

「それを今、君が教えてくれた。

「君を連れて逝きたい。

「君に連れて逝ってほしい。

「君に触れたい。

「私たちにとって生きることは死ぬことと同じでしょ。

「だからこのまま幸せに君と死ねたら、きっと幸せに生きられる。

「そんなことを思わずにはいられないの。

だからお願い。手を出して、こっちに向けて。」

「ありがとう。

「僕も人間だったよ。

「僕も君を連れて逝きたい。

「君に連れて逝ってほしい。

「君に触れたい。

「どうしようもなくそう思う。

二人で死ねばきっと幸せに生きられる。」

「近づけてみると君の手って大きいね。」

「君の手は華奢できれいだ。」

「ねえ、言い残したことはない?」

「そうだね。一つあるんだけど協力してくれない?」

「もちろん。」

「僕は、生きているときも、死ぬときも、死んだ後も、君を幸せにすると誓うよ。」

「私も、生きているときも、死ぬときも、死んだ後も、君を幸せにすると誓うよ。」



二人の掌が日が沈むようにゆっくりと動く。






そして、







触れた。



それらは微かに震えていた。

互いの手の形を確かめ合うように、指が互いの表面をなぞる。

手首、腕、肩、首へと手を移しながら触りあう。

体が近付く。

匂いが混ざり始める。

見つめ合う。

赤らんだ頬に触れる。

手が止まる。

息遣いがあらくなる。

そして、

近付いた唇が

触れる。

決して離れないよう

確かに抱きしめながら。

そこには二つの命が芽吹いていた。

やがて、

幸せを確かめ合うように、

二人はやがて一つになった。

二人はそして死ぬことができた。

強く抱きしめ合ったまま。

致死量の幸福を摂取して。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?