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フランス旅行での学び

先日、20年以上憧れていたフランスに、行ってまいりました・・・!!
両親が新婚旅行でフランスとドイツに行っていて、そこからずっと行きたい国No.1だったフランス。

なんとなく好きだったけど、高校生くらいからファッション雑誌でパリジェンヌを知り、そこからパリジェンヌファッションを調べ、ファッションだけでなくパリジェンヌの考え方なんかも気になり出し・・・
好き過ぎてフランス関連の本買ったり、フランス人モデルさんのSNSチェックしたり、フランス在住日本人のYouTubeやボイシー聞いたり、フランスの良い面だけ知ってるのもアレだからフランスの政治や環境問題調べたり、社会問題調べたり・・・

自分では普通と思っていたことが、意外と周りは知らない事も多く、知らぬ間にフランスマニアと化していました。

そんなフランスに行って、色々衝撃というか学びがあったのですが、ここでは大きく3つ紹介します。


①エールフランスの客室乗務員からの学び個性の大切さ

今回の旅行は往復エールフランス直行便で行ったのですが、まずフランス行って(行く道中)最初の衝撃は客室乗務員の方々の個性の強さとカッコ良さと美しさです。
日本の航空会社と違い、
皆さん自分の魅力(個性)をヘアスタイルやメイク、アクセサリーで表現されてました。
行きの便で見かけた↓

こんな感じの金髪ショートカットマダム!!!
(実際は髪色もっとプラチナブロンドにした感じ)
アイメイク濃いめで、マスカラバッチリ、リップはピンク、アクセサリーはゴツメのリング複数付けです。
「Bonjour!」と気さくに声かけて下さいました。

カッコ良すぎません????

他のスタッフの方々も、みんなカッコ良い。
黒人の方のお姉様、スラッと背が高くショートボブでアクセサリーなし!が、とってもスタイリッシュで!めちゃくちゃかっこいい。
白人の50歳?くらいのマダム、髪をシンプルにお団子にしてアクセサリーは華奢なネックレス、化粧は薄め、優しいおばさまといった感じで素敵過ぎた。
皆さん・・・

誰一人被ってない

のです。

日本の航空会社を批判するつもりは毛頭ないですが(みなさん綺麗で清潔感あって素敵)、
これが“本来の当たり前なんだ”ってエールフランスで気づきました
フランスは色々な人種の方がいるから余計にそうですが、みんな一人一人違う。
骨格や肌の色は勿論、生きてきた環境、考え方や好みも違う訳だから、見た目、更に言うなら装い方違って当たり前じゃんって。

相田みつをさんの「みんなちがってみんないい

フランスに来てこれを一番痛感しました。

②フランスは個人主義

日本は集団主義だからか、
「普通はこうする」とか「みんなこうしてるから」とか、全体の中で自分が異物じゃないかを気にする部分がある。
それに縛られ過ぎて生きづらいって思う人も多い。
しかしその反面、治安の良さ、礼儀正しさ、正確な仕事、丁寧なサービスなど、日本の良さにも繋がっていると思うので全体主義の全てが悪いとは思わない。

ただ、集団主義過ぎて、
日本人みんな気負いし過ぎなんじゃないか?とフランス来て思った。

フランス人見てると、いい意味で他人に興味がないし、変に相手に期待してない、相手に変に求めてないなって短い滞在ながら思いました。
フランスのトイレとか、使い方よく分からないし、日本みたいに丁寧に表記されてないんですよ。
(これはホテルの設備とかもそう)
とりあえずボタン押してみる、みたいなことがフランスでは多かった。
日本なら「なんで書いてないんだ!?」ってクレームになりそな気もしましたが、
「分からなかったら呼んで!」スタンスのフランス式でも良いのでは?と思いました。
日本人は相手にも自分にも求め過ぎてるなって、思いました。
表記書いてなくても死なないし(大切なことはフランスも書いてある)、自分がちょっと動けばどうにかなる。
あと言わなきゃ相手に伝わらないという本来当たり前なことも、日本だと察しろ、気が利かないになるなと。
冷静に考えれば、みんな生きてきた環境や本来の性格違うのに、自分の常識をみんな分かってるハズだ前提で進めてる。

フランスという国が違うから余計にそう思ったのですが、もっと個人主義になってもいい部分も日本あるんじゃないかって思いました。
他人は他人、自分は自分。
周りに合わせようと過剰に意識するから、自分と違う人が気になってしまう。
あんまり気負いせず個人主義になってもいいと思いました。

③日々の日常を楽しむ
フランス何処でもカフェがあって、みんな年齢関係なくお喋りに夢中です。
セーヌ川沿いをウォーキングしたり、マルシェで世間話しつつ買い物したり、美術館も沢山あって本当に日常をしっかり楽しんでるなと感じました。
勿論フランスも社会問題抱えてるし、大変な部分も沢山あると思うのですが・・
日本はなんか生き方の正解を求めてる部分があると、感じていて。

いい大学入る、いい会社入る、30歳前で結婚して、子ども生まれて、共働きで定年まで働き・・・みたいな。
でも、日々の日常の延長が生き方であって。
これも集団主義的な「みんなはこうしてる」っていう呪縛だと思うのですが、
生き方の正解を求めてる方がナンセンスだとフランス来て気づきました。

生き方どうこうより、まず日常を楽しむことが大切で、幸せの為に今苦しむって時には必要だけど(試験勉強とか、締切近いとか)、ずっっとそれってしんどい。

お金ないと楽しめない部分もあるけれど、
フランス人ピクニックしたりサイクリング行ったり、家でホームパーティーしたり、調べてるとローコストで楽しむ工夫を沢山やってて。
やれることって意外と沢山ある。

あと稼ぐ為に生活を犠牲にすることが日本多いけど、
犠牲にする以外の働き方の選択や、家事の自動化(お掃除ロボットや食洗機など)で自由な時間を少しでも確保して、
日常を楽しむことにもっと重きを置いていいのかなと思いました



↑なことを本やネットで知識としてはあったのですが、実際にフランス行ってみて、人と関わることでより実感しました。

街並みが美しいとか、ご飯が美味しいとか、世界遺産見れて幸せとか、フランス行って色々楽しかったですが上記のことを学べたことが、自分にとっては大きかったです。

この経験と学びを今後に生かしていきたいと思います!







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