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”自分流” 努力・強い意志より効果的なもの

こんにちは、五目メシです。人は誰でも何かをやろうと決めたとき「意志」が生まれると思います。自分も、「よし今日から〇〇するぞ」とかよく決心することがあります。

勉強や仕事、運動など、始めたときは燃えていても時間と共に初めの頃の情熱は失われ、結局長続きしなかったという経験はないでしょうか?私はずっとこの長続きしない自分と格闘してきました。

ダイエットなどは、本当に目標に達成するまでに苦労しました(前回の記事で脱メタボリックした話を書いています)。さらに禁煙や断酒などの決意も結果的には達成できましたが、それができた理由は何だったのかを自分なりに掘り下げてみました。

人は何か行動を起こすときに、動機があると思います。自分の場合は脱メタボリック、禁煙、断酒するときの動機は何だったかというと、長期的には健康年齢を引き上げて75歳までは現役で仕事をして収入を得るという目標があります。そうなると身体が資本ですので健康意識を高く保つことが必要となります。今年50歳になる自分は、あと25年は仕事をしたいと思うのです。理由は歳をとっても好きなことをしていたいから、という単純な理由と子供たちの世話になることは避けたいという思いがあるからです。高齢者になっても豊かな暮らしを実現させたいと思うので身体も心も経済力も維持していこうと思っています。

自分はこれまでいろいろなことにチャレンジしてきました。例えばトライアスロンに挑戦した時もありました。オリンピックディスタンスとミドルディスタンスは完走しました。アイアンマンに挑戦するかどうかはまだ決めていませんが、いずれにしても、長い間、身体と心を鍛えて達成できるスポーツですので自分はそれに対してどう向き合ってきたのか?と自問自答してみました。

何かを達成しようとしたときについてくる言葉に「努力」とか「強い意志」というものがありますが、自分としては辛い言葉です。自分を厳しい環境に置いて、逃げ出させない環境に置いて、目標達成するまでそこから出ないという方法もあると思いますが、自分はそこまで追い込みたくないのです。負の感情を背負ってまでやりたくないというのが正直なところです。でも実際のところ負の感情を背負ってまで頑張らなくてはいけない場面もあるのかもしれません。

「意志の力」ってどれほど効力があるのでしょうか?自分に正直に心の中を問いただしてみると、よしやるぞと決めてからまず3日は情熱を維持できていることが多いです。それ以降は少し情熱が下降気味。これは何を決意しても自分は変わりません。長いもので1ヶ月以上持続するものもありますが、下降していくことは間違いなく起きています。

科学的にも研究などで「意志の力は短期間しか発揮しない」といわれているようです。それを知ってから自分を責めることはなくなりました。

では、自分の場合はどうやって気持ちを繋いで行動を継続させられたのか?と考えてみるとただ『習慣化』するようにしただけです。

自分としては『習慣化』を何となくカッコよく『自分流のルーチン』とあたかもトップアスリートになったつもりで習慣を『routine』という言葉で雰囲気まで作りました。

ただ、絶対こうなりたいという思いは失わないように、自分がなりたい像はいつもイメージしていました。人によっては”ジャーナリング”などで潜在意識に働きかける人もいると思います。

”自分流”routineの確立方法は
①出来るだけ同じ状況で、同じ行動を繰り返して行う:トレーニングなどはポイント練習など変化をつけるものとroutineトレーニングは分けていました。
②行動の繰り返しは継続して行い、やらないと逆に気持ち悪いと思うところまで継続する。

スポーツアスリートにおいても、試合前にこれをやっておかないと気持ち悪いとか不安になるというものがあると思います。

つまり『routine』はやるのが当たり前になる、やらないと逆に気持ち悪い、無意識にやっていた、という自動運転的な要素があると思います。

努力とか強い意志力というものを毎日導入していくエネルギーと自動運転に費やすエネルギーはどっちが省エネかと考えると自動運転です。

さらに、そこにちょっとした工夫をしていきます。ハードルは出来るだけ下げるというものです。ハードルを下げると言えばステップを出来るだけ小さくして初めの一歩を踏み出しやすくしたり、大きな壁を乗り越えやすくする効果が期待できます。それについては他に記事を書いていますので読んで頂けると嬉しいです。

心の中で何かを始めるときに必要になるエネルギーを出来るだけ最小にしていくことで初めやすくなるし続きやすいです。そのためにスモールステップというテクニックを用いるのが自分としては効果がありました。習慣化にするまでに限りなくエネルギーを最小にしておくのは、日々抵抗感を感じずに続けていけるので良かったのだと思います。自分にとっては必要とするエネルギー量=ストレスの大きさでした。これが大きいと習慣化するまでにどこかで爆発、暴走することがありました。

ですので、結局は「意志の力」を継続的に用いるよりは『習慣化』する方が良く、それを定着させるにはテクニックが必要だったのです。要するに目標を達成するためには『テクニック』が必要だったのです。

自分にとって、踏み出しやすく、やると心地よいと思えるレベルで行動を起こしていくテクニックを用いて”自分流”routineを確立してみてはいかがでしょうか。

今日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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