念願叶って完成しました。 もっと速く仕上げたかったところですが、いろいろ生活の事情あり、しかも矢鱈に没入して、ああではないこうではない、と音を選ぶうちに季節が巡ってしまった、という感じです。 音源 浄書ソフトFinale によるPlayback+α Waveファイル 48.0kHz 32bit 演奏時間 12分50秒ほど。単楽章の弦楽オーケストラ曲としては比較的長めかも知れません。 題名について JASRACへの届け出は、 INTERMEZZO "Ü
なかなか時間が取れず、ずいぶんゆっくり作曲していますが、念願かなって再現部に到達しました。 再現部とは何ぞや? 提示部ー中間部ー再現部(おおよそ最初のメロディーが戻ってくる)というのがクラシック音楽には多く、中間部に違う楽想の音楽が演奏されるものは三部形式(トリオ形式、行進曲や舞曲に多いですね。)、中間がまさに展開部というべき、提示部の素材(メロディーの断片やリズム、ハーモニー、あるいはイメージまで)をいろいろ発展、変形させるものをソナタ形式と呼びます。殊(こと)
私のような作曲家は、食べていくのが大変ですからね。 いま派遣社員として、事務の仕事をしながら、寝る前の時間や、土日に少しずつですが曲を進めています。 今書いているこの、INTERMEZZOはクライマックスのところまで到達しました。 今回は時間がないのでFinale(楽譜浄書ソフト)のプレイバックで、少し私が手を加えたものを、皆さんにご紹介しようと思います。 粗削りのところがありますが、この流れから、ドミナントを経て再現部に進みます。
命名 絶対音楽として命名を避け、曲の種別であるINTERMEZZO(間奏曲)で通そうかと思っていましたが、かねてより好きな詩があり、今私が感じている心持ちと同じだな、それが曲に反映されているな、と気付き、素直に名付けることにしました。曲名は… INTERMEZZO "Über den Bergen" です。 Über den Bergenは、所謂カール・ブッセの詩、すなわち「山のあなた」上田敏訳詩(海潮音)ですね。 日本語では、 インテルメッツォ 「ウーバー・
前回第一主題が完成の後、がんがん続きを書いていたのですが、少し思うところあって、全部カットし、新たに書き直すことにしました。 今回は進展ありません。 音源は少し良くしました。作曲とは全く関係ないことですが…。 音源 第一主題まで スコア せめて努力の後だけでも…。 どういう形式にするかも含めて、もう一度練り直そうとしています。
今回は第一主題の終わりの部分です。 前回は変イ長調の平行調(フラットの数が同じ調)であるヘ短調のV度でヴィオラが寂しく終わるところまででした。今回はその続きです。 楽譜と説明 前回の最後の1小節からピアノ譜にしてみました。我々作曲家は旋律はもちろん、その内声、つまり旋律以外の音の動きも聴いてほしいと、音を書いています。 ご覧頂いてお分かりになりますでしょうか…。 前回最後のヴィオラ(コントラバスのドの音を伴った)の旋律は今回の場面でそのまま I 度、すなわちヘ
前回のフレーズはVの和音に帰結したところでした。このようにVの和音に終止することを半終止といいます。終わらない感じがしますね。あまりにも終わった感じがすると、皆さんこのノート、見てくれなくなるのでは?(笑) 今回はその続きです。そのままVの和音の調、すなわちEs-dur、変ホ長調に進みます。 今回進んだ部分 このフレーズはナポリのIIという和音から始まります。海外ではナポリタン・シックスと呼びIVの和音の変化形とされています。 上記の楽譜の2小節目(冒頭から数えて
毎回試聴できるように致しますね。皆様も作曲家になった気分でお聴きいただければ幸いです。試聴のリンクは最後の方にあります。 題名 Tomo-aki HIRATA INTERMEZZO (in La bemolle maggiore, per archi) 平田智暁作曲 「間奏曲」 変イ長調 弦楽合奏版 曲の紹介 このようなメロディーの曲です。1度世に出してはいますが、思いっきり改作しようと思っています。 調性は変イ長調。 登っては降り、更に登って
なんか懐かしいです。 昔、mixiが流行っていた頃、赤裸々に日記を書き、写真等をあげていました。 皆さんのご興味を引けたらな、勇気や知識を共有できればなと思っています。 私の作品を取り扱ってくださった方の記事も、積極的に公開して行きたく思います🎵 何卒ご贔屓に。