見出し画像

「間奏曲」(弦楽オケ)の作曲①

 毎回試聴できるように致しますね。皆様も作曲家になった気分でお聴きいただければ幸いです。試聴のリンクは最後の方にあります。

題名

 Tomo-aki HIRATA
 INTERMEZZO
 (in La bemolle maggiore, per archi)

 平田智暁作曲
 「間奏曲
 変イ長調 弦楽合奏版

曲の紹介

 このようなメロディーの曲です。1度世に出してはいますが、思いっきり改作しようと思っています。

T. Hirata / INTERMZZO 冒頭7小節

 調性は変イ長調。
 登っては降り、更に登っては降る、という2小節の後に思案に耽る用なモチーフが続きます。
 その間、様々な借用和音を経るのですが、ドミナント(V)→トニック(I)という主調を決定付ける和音の動きは無く、半終始(V)に落ち着いたところまでが今回の区切りです。完全なドミナント(V)→トニック(I)という区切りは、後々このメロディーの最後に現れます。

それでは、よかったらお聞きください。

音について

 私が愛用しているFinaleのPlayback音源です。GarritanというFinale付属の音源で、なかなか使い勝手もよく本当にいい時代になったな…と思います。我々作曲家にとっては、上位音源にGarritan Personal Orchestraという、イングリッシュホルンなどの音色も入っているありがたいソフトもあるのですが、2万円というのは私にとっては宝くじが当たらないと買えないような金額なので(笑)
 ほんの少し、皆様には機械的な音に聞こえるかも知れませんが、いろいろ工夫して、なるだけ自然に聞こえるよう努力致しました(要は重ねました(笑))。
 実はそこそこ知ってはいます。これからは作品アピールはMIDIの時代だと、若い頃それは懸命に勉強して、某電子楽器メーカーのコンテストで自由曲グランプリを取りましたが、吹奏楽コンクール課題曲に選ばれた時にインターネット上で、「この人は電子音楽出身だ」などと書かれ、その楽器メーカーにお願いして、過去を取り消してもらいました。いやいや、私、学生オケで棒振って、そもそもトランペット少年で、電子音楽は異世界だったのですが…。
 いや、無駄話でした。閑話休題(笑)

後書き

 作ってる過程をお見せすれば、私のモチベーションも更にあがるかなと。孤独や貧困と闘いながらの作業なので…


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?