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積読家の読書記録

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読書の記事をまとめました。
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記事一覧

ねじまき片思い 柚木麻子著
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通勤時に楽しく読んでいたのですが、ラスト15ページが「私の弱点に向けたアドバイス」となり文書をメモした。

「たっぷりの愛をひとりに注ぎ込むのがまちがいなのだ。もっと他の世界に溢れさせればいい」

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けむたい後輩 柚木麻子

主要登場人物三人の人となりがリアルに描かれており、自分や身の回りにいる人に当てはまる所が多くちょっと苦い気分になった。
読み手の感想は、登場人物の誰に性格が似ているかで変わりそう。
柚木麻子さんは女性の心理描写がとても上手。

一気読みシチャッタ!

5

コンビニ人間 村田沙耶香

主人公の考えていることに通じる所があり、少し胸が痛かった。
病んでいる人には刺激が強いかもしれない。
社会に適合するために「会社員」、「良い娘(子)」を演じているという人は胸に響く物語かも。

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5

本屋さんのダイアナ 柚木麻子著

滅茶よかった!!
子供の頃に「秘密の花園」「赤毛のアン」などを読み、物語の世界に浸っていた人は楽しく読めるかも。

2024年1月に読んだ本の中で一番良かった。


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3

『心を病んだらいけないの?』
精神科医と歴史学者が平成〜令和の『社会』の変化を切り口として発達障害や鬱毒親などのメンタルヘルスの問題と、共感を大切にした『対話』をすることで主体性を回復する治療法を語る。

癒やし本では無い。
読み辛くても終章まで読めば、何かの発見があるかも。

7

『どうしても生きてる』朝井リョウ

六編の短編掲載。
ハッピーエンドの話は一話のみ。社会生活を送っているようにみえる『普通の人』。皆それぞれ『人に言えない何か』を抱えている。
『身に覚えがある何か』で痛みを感じるか癒やしを感じるかは、読み手次第。
メンタルダウン中は避けるべし。

5

『平安女子は、みんな必死で恋してた』 私にとっての『古典』は、高校で『受験勉強』のために勉強したもので、ただの『文法』だったが、著者の超訳を読むと1000年前の人々も我々現代人と同じような事で悩んだり、考えていたことがわかる。『古典文学』の入口にオススメ。

図書館の「利用者のオススメ本」にあった『チーズはどこへ消えた?』就職した頃(01年)に話題になっていた。

今の私にぴったりな本でした。
『大切なモノ』を無くした時に、自分がどんな行動をしているか第三者の目で観察し、今後の行動を考える機会を得ました。

執着&喪失感に悩む人へ。

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積読家の読書キロク⑥

神様のカルテ 夏川草介

長野県が舞台の医療小説。
長野の自然の描写と、登場人物たちが飲む日本酒の味や香りの描写にシズル感があり、長野に行き風景を見ながら、日本酒を飲みたくなった。

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積読家の読書キロク⑤

嫌われる勇気
「アドラー心理学」を対話形式で説明。「原因論」ではなく「目的論の立場」で人生の出来事を捉える手法だ。

「トラウマ」「承認欲求」「自己肯定感の低さ」に心当たりがある人が読むと「良薬口に苦し」、但しメンタルが弱っている人には劇薬になるかも。

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積読家の読書キロク④

「夢をかなえるゾウ①〜③」
様々な自己啓発本に書かれている【生きていく上でのコツ】を、物語の中に組み込んだ本。

結構強めの関西弁の口語の文体なので関西弁に馴染みがない人は読み辛いかも

昭和生まれ、関西住まいの私は読みやすかった。

③と①がおススメ。

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積読家の読書のキロク③

木曜日に図書館で本を4冊借りてきました。 今回借りた本は以下の4冊。 1 古内かずえ マ…

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今週の積読家のキロク②

又吉さんの文章は「男性が書いた文章だなー」と思いました。共感する所はあまりありませんでしたが、読みやすかったです。

新川帆立さんは、若さを感じる文章でした劇画タッチ。

三浦しをんさんの「まほろ駅前〜」は、期待していなかったけれど、意外に良かったです。

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積読家の読書キロク

眠れない午前2時~ 苛立ちがドアを叩く~♪ 今日も私は寝れません~。 ********************************** 最近気に入っている 神奈川県の本屋さんのユーチューブのチャンネル。 ★有隣堂しか知らない世界   【通称;ゆうせか ファンネーム;ユーリンチー) 個性的な書店員さんや、文具・食品・出版社の方が、 商品のプレゼンをするチャンネル。 大好きな回はたくさんあるのですが、 特に気に入っているのは下の「辞書会」 子供の頃から母に「分か