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チャット生成AI Bingとやってみた。小説、幽体離脱の少女と憑き物使い 深見胡堂。


はじめに

今回はチャット生成AIとの合作です。Bing君にテーマを与えホラー小説を書いたものを、自分が書き足し、推敲したものです。
およそ、6割は書き足し。変更しましたが、大筋はBing君が生成したものです。

ーはじまりー


山陰の最近の冬事情は、イメージ的に、冬は雪があると思われがちだが
温暖化の影響か山間部以外はそうでもなく
それは、久しぶりに、雪が降り積もり、一面が銀世界になり
道路の数メートル先は見えないほど、吹雪いている中
依頼者会うため、事務所に向かう、1台の霊柩車の姿があった。
「こんな日は、家でおとなしく、藁人形一つや、二つ編みながら、こたつに入り、ミカンをお供にのんびりできないもんかね。」
独り言をつぶやきながら、約束の時間を過ぎて黒ずくめ男、深見胡堂は、運転席でイラついていた。

深見胡堂は、事務所にやってきた女性をじっと見つめた。

彼女は、十六歳の少女猫池七瀬の母親だと名乗った。
彼女は、娘が幽体離脱の能力を持っていて。
そして、その能力を使って、予知や、忘れ物探しなどを商売にして生活している。
自分の母親、つまり娘の七瀬から見れば祖母の形見の存在を思い出し、いつの間にか形見の手鏡の行方が分からくなり
その手鏡を見つけてほしいと、娘に頼んだ。

祖母の家は隣のs県、m市にあり、自分の記憶ではそこに住んでいた時に失くしたと伝えた。
目的地は、昔からお化け屋敷と言われたゴミ屋敷だった。

幽体離脱は夜に行うのが、やり易いというので、いつもは次の日の朝に、娘から細かく報告があるのだが
いつまで経っても起きる気配が無い、幽体離脱中は、無理やり起こしていけない訳ではないが
娘が、離脱中に体に触られると不安定になるから辞めてと言われて以来、いつも、待っているのだ言う。

今回は、2日目の朝になっても戻ってこなかった。
2日目は眠れずに待っていたが、ついにうとうと娘が寝ている横で眠ってしまった。
その時自分の夢の中で、動物らしき霊みたいなものが、祖母の家の中で話掛けて来た
「お前の娘は、頂いたもう戻ら居ない、諦めろと。」語りかけてきた。
3日経っても戻る気配はなかった。

そこで、娘が帰らないことに憤慨した母親は、裏の伝手を頼りに、
胡堂を紹介されたと言った。

そして、胡堂に娘を助けてほしいと懇願した。

ー猫池七瀬の回想ー


小学生の頃に、同級生の仲の良い友人の一人がいたずらで上履きを隠された、一緒に探した見つからずその日は家に戻ることに、
そのことが気になったまま眠りにつくと。

夢は物凄くリアルで、現実の世界、起きているような感覚の中,小学校の下駄箱の前に居た、そこから友人の上履きを発見する、裏庭の不燃物入れのの中にあった。

次の日、実際に裏庭の不燃物入れのなかに、上履きがあった。
まるで、自分が隠したのではないかと言われたが
友人は、本当に喜んでくれた。

そのことを聞いた母親は、商売をはじめた、いわゆる透視や、なくなった物を探す仕事で、失せもの探しで、探していた物が見つかるとお客さんも、母も大変褒めてくれた。

だから、楽しくてこの仕事を続けていたある日。

珍しく、母から、探して欲しいものがあると相談があった。
それは、祖母からの形見の手鏡で、祖母が住んでいた家にある。
隣町だけど、大丈夫かと言われたが、最近は、幽体離脱で出来る事や遠くまで移動できるようになったのだ、特に、一度でも行ったことがある場所は、一瞬で行けるのだ。

まかしといて母さん、明日朝教えるね、そう言って
自分の部屋のベットで横になった瞬間に
私は、空中から自分の寝ている姿を見て、さぁ次は、おばあちゃんの家にと、思い出を手繰り寄せる。

走馬灯のように、周りの気配が流れて
気が付けば、あの思い出した風景の場所に立っていた・

そして、私は、おばあちゃんの家にたどり着くと、そこには、顔に面をつけた白い着物の男の人が声を掛けて来た。

おかしい、この人は幽体の私が見え、語りかけて来たのか?
「これを、探しに来たのではないか?」
そう言って、手鏡を見せて来た、掌にすっぽりと収まる金色の手鏡
「はい、そうですその手鏡を取りにきました。」

私の、手にそれを置いて
「鏡を見てごらん?」
そう言われたまま、鏡を見た、途端意識が切れたかのように
目の前が真っ暗になり、そこからどうなったのか分かりません。

ー相談ー


上下の黒いスーツ、黒い山高帽を目深に被り、体格は分厚く、浅黒い肌、黒い塊の怪人、深見胡堂は、女性の話を聞き終えると、淡々と言った。
「あなたの娘は、幽体離脱の能力を持っていると言うが、それは本当か?」
母親は、驚いたように言った。

「もちろん本当です。私も最初は信じられませんでしたが、娘は何度も証明してくれました。彼女は、自分の意識を自在に飛ばすことができるのです。」

胡堂は、首をかしげた。
幽体離脱そのものは、昔からある、ただ自在に使いこなした上に、仕事が出来るのは、並大抵のことではない。

それは、俺から言わせれば、ギフトだ、神からの受けた才能、使いこなしてなんぼだ、人と違うから恐れる、そうじゃない、いかにコントロールし、使いこなし自分のものにしてしまう、それが正解だ。

ただ、今回の能力は、リスクが多き過ぎた。簡単に戻れなくなるからだ
もしかすると、本人の力では無いのかも知れんな?

「それは、どういう仕組みなのだ?」
母親は、困ったように言った。

「私にはよくわかりません。娘は、自分の体を横にして目を閉じると、意識が体から離れると言っていました。そして、その意識は、どこでも行けると言っていました。空を飛んだり、壁をすり抜けたり、遠くの場所を見たりすることができると言っていました。」

胡堂は、興味深そうに言った。
「それは、すごい能力だな。だが、それが本当なら、なぜ娘は動物霊に捉えられたのだ?」
母親は、涙を流しながら言った。
「私にもわかりません。娘は、幽体離脱のときには、体に糸のようなものがつながっていると言っていました。その糸が切れない限り、いつでも体に戻れると言っていました。
でも、今回は、その糸が切れたのでしょうか。それとも、動物霊がその糸を引っ張ったのでしょうか。私にはわかりません。」
意外と、野良の動物霊は多い、しかし、奴らは人の言葉を喋れない、となると別の何かが裏に居るのは、簡単に推理が立つ。
胡堂は、考え込んだ。
彼は、憑き物使いとして、この世のあらゆる憑き物を見てきた。
彼は、自分の背中にある外道箱という秘密の器に、憑き物を収集し、販売したり、祓ったり、呪殺したり、人身売買したりしていた。彼は、ダークヒーローとして、この世の全ての憑き物は自分のものだと思っていた。
彼は、歯ごたえのある敵と戦うことが好きだった。彼は、正義や友情や身の程知らずを嫌っていた。
彼は、子供には甘いところがあった。
色んな思いが巡るの中、答えは出た。

彼は、母親に言った。
「あなたの娘を助けることはできるかもしれない。だが、それには条件がある。」

母親は、期待と不安とで言った。
「条件とは何ですか?」

胡堂は、にやりと笑った。
「俺は、憑き物使いだ。憑き物を収集するのが俺の仕事だ。あなたの娘が持っている幽体離脱の能力は、俺にとって興味深いものだ。だから、俺は、あなたの娘を助ける代わりに、その能力を俺にくれるように要求する。」

母親は、驚いて言った。
「そんなことできません!娘の能力は、娘のものです!それをあなたに渡すなんて、ありえません!」

胡堂は、冷たく言った。
「そうか。では、あなたの娘は、もう助からない。動物霊に捉えられた意識は、やがて消えてしまうだろう。それでもいいのか?」

母親は、泣きながら言った。
「いいえ、それは嫌です!娘を助けてください!どうかお願いします!」

胡堂は、満足そうに言った。
「それなら、俺の条件を飲むしかないな。俺は、あなたの娘の能力を手に入れる。そして、あなたの娘は、二度と幽体離脱をすることができなくなる。それでいいのか?」

母親は、苦しそうに言った。
「はい、それでいいです。娘の命さえ助かれば、それでいいです。」

胡堂は、納得した。
「よし、それなら、契約成立だ。では、俺は、あなたの娘を助けに行くとしよう。あなたは、ここで待っていろ。」

母親、頷いた。
「はい、分かりました。どうか、娘を助けてください。」
胡堂は、外道箱を背負って、事務所を出た。 

ー憑き物合戦ー


胡堂は、女性から聞いた情報から、娘の意識がある場所を特定した。S県,M市にある祖母の家だが、見た目はお化け屋敷のようだった。

彼は、その場所に到着すると憑き物を使って探索した。
妙な気配がするじゃねぇか、やはり動物霊だけじゃない。

彼は、遠慮も恐れも無く、屋敷の中に入ると、部屋をつなげた大きな畳敷きの客間の奥ある、壁一面のおおきな仏壇の前に、一人の白い着物を姿で、
能面(一角仙人)の仮面を被った男がこちらに気が付いて振りかえったのを見た。

佇まい、匂い、明らかに俺と同じ、憑き物使いである、能面の憑き物使いが胡堂に向かって言った。
「おや、君も憑き物使いか。この場所に何の用だ?」

胡堂は、冷ややかに言った。
「俺は、この場所に捉えられた少女の意識を助けに来た。君は、その少女の意識を奪ったのか?」

能面の憑き物使いは、笑った。
「そうだよ。その少女の意識は、私のものだ。彼女は、私の実験の素材になるのだ。私は、幽体離脱の能力を研究している。彼女の能力は、私にとって貴重なものだ。だから、私は、彼女の意識をこの場所に引きずり込んだ。そして、彼女の意識を解析し、その秘密を探ろうとしているのだ。」

胡堂は、怒った。
「なんだと!君は、その少女の意識を弄んでいるのか!それは、許せない!俺は、その少女の意識を助け出す!そして、その能力を俺に渡せ!」

能面の憑き物使いは、驚いた。
「何を言っているんだ?君は、その少女の意識を助けるつもりなのか?それは、無理だよ。彼女の意識は、もう私のものだ。私は、彼女の意識に私の憑き物を潜り込ませた。私の憑き物は、彼女の意識を支配している。彼女の意識は、私の意のままに動くのだ。」

胡堂は、嘲笑した。
「ふん、お前の憑き物など、俺には敵わない。俺は、この世のあらゆる憑き物を見てきた。
俺は、自分の背中にある外道箱に、憑き物を収集している。俺の憑き物は、お前の憑き物よりも強い。俺は、お前の憑き物を倒し、その少女の意識を解放する。そして、その能力を俺にくれるように要求する。」

能面の憑き物使いは、怒った。
「君は、生意気だな。君は、私の憑き物の力を知らない。私の憑き物は、古い動物霊だ。このお化け屋敷に住み着いていた動物霊だ。私は、この動物霊を使役することができる。私の動物霊は、君の憑き物を蹴散らす。」

胡堂は、挑発した。
「そうか。では、俺とお前の憑き物の力を試すとしようか。俺は、お前より強いかどうか試したい。俺は、ピンチも罠も全て戴く。全てを味わ尽くすのが俺のやり方だ。」

能面の憑き物使いは、睨みながら
「いいだろう。それなら、私も君に挑戦する。私は、君に教えてやる。私は、この世で最も強く、最も賢い憑き物使いだということを。では、始めよう。私が最初に憑き物を出す。」

能面の憑き物使いは、仮面の下で呪文を唱えた。すると、お化け屋敷の中から、様々な動物の姿をした憑き物が現れた。犬や猫や鳥や蛇や猿や狼や熊など、数え切れないほどの動物霊が、胡堂に向かって襲いかかった。

胡堂は、外道箱を開いた。すると、外道箱の中から、黒い猿の姿をした憑き物が飛び出した。黒猿は、胡堂の憑き物の中でも最強の存在だった。黒猿は、胡堂に向かって言った。

「出でませ、黒猿、ちんけなゴミどもを薙ぎ払え!!。」
胡堂は、黒猿に向かって言った。

黒猿は、動物霊に向かって飛びかかった。黒猿は、動物霊と激しくぶつかり合った。黒猿は、動物霊を次々と倒していった。黒猿は、動物霊の中でも最強の熊霊と対峙した。黒猿と熊霊は、力のぶつかり合いを繰り広げた。

黒猿は、熊霊の爪と牙をかわし、熊霊の首に噛みついた。熊霊は、悲鳴を上げて倒れた。黒猿は、熊霊の魂を吸い取った。黒猿は、さらに強くなった。
胡堂は、黒猿の活躍に感心した。

「よくやった、黒猿よ。俺の誇りだ。俺の期待に応えた。俺の自慢の憑き物だ。」

能面の憑き物使いは、黒猿の暴れ方に驚愕した。
「なんだ、この憑き物は!こんなに強い憑き物を持っているなんて!この憑き物は、どこから手に入れたのだ!」

胡堂は、嘲笑した。
「お前には関係ない。お前は、この憑き物の敵ではない、餌だ。お前は、この憑き物に喰われる運命にある。」

能面の憑き物使いは、怒った。
「黙れ!私は、負けない!私は、まだ最後の切り札を持っている!私は、あの少女の意識を使って、最強の憑き物を呼び出す!」

能面の憑き物使い、仮面の下で呪文を唱えた。すると、お化け屋敷の中から、巨大な虎の姿をした憑き物が現れた。虎霊は、術師の憑き物の中でも最強の存在だった。虎霊は、能面の憑き物使いに向かって言った。
「主よ、私はあなたのために戦います。私はあなたの憑き物です。私はあなたの命令に従います。」

能面の憑き物使いは、虎霊に向かって言った。
「よし、虎霊よ。君は私の最高の憑き物だ。君は私の最高のパートナーだ。君は私の最高の武器だ。君に任せる。君は、あの黒猿を倒せ。そして、あの憑き物使いの憑き物を奪え。」

虎霊は、頷いた。
「はい、主よ。私はあなたの言葉に従います。私はあなたのために戦います。私はあなたのために勝ちます。」

虎霊は、黒猿に向かって飛びかかった。虎霊は、黒猿と激しくぶつかり合った。虎霊は、黒猿を次々と噛みついた。
虎霊は、黒猿の魂を吸い取ろうとした。虎霊は、黒猿を圧倒し、嚙み砕いてバラバラにしたのだ。

胡堂は、虎霊の活躍に驚いた。
「なんだ、虎の霊だと、こんな珍しいものを持ってるとはな!」

能面の憑き物使いは、嘲笑した。
「君には関係ない。君は、この憑き物の敵ではない。君こそ、この憑き物の餌だ。あの男を始末しろ!!」
胡堂は、怒った。

「さて、憑き物しか、能の無い貴様に、式神を見せてやろう・
胡堂は、懐から、1枚の紙切れを、空中へと放った。
「出でませ、大蝦蟇(おおがま)!!」
大きさが5、6メートルはあろうか、巨大な大蝦蟇が地面を突き破り現れた。
「今度は、何を喰わせる、人か、憑き物か!!」
大蝦蟇の声が響く。
胡堂は、大蝦蟇に向かって言った。
「よし、珍しい。虎の憑き物だ喰らいつくして、あの能面の憑き物使いを捉えよ!! !」
大蝦蟇の大きさは、虎霊の数倍の大きさだ、虎霊の攻撃を、舌ではじき返し、
パクリと丸ごと加えてしまった。
「バリバリバリィ、」何かを砕く音がする、丸飲みではないのか
しばらく、大蝦蟇が揺れていたが、それが収まると
能面の憑き物使いの方に向きを変えた。

能面の憑き物使いは、大蝦蟇の活躍に驚愕した。
「なんだ、式神だと、卑怯だぞ貴様!」慌てる能面の憑き物使い。

胡堂は、嘲笑った。
「お前には関係ない。倒せばそれで、何の問題も無い、さぁ、もっと、俺を楽しませろ!!!」

能面の憑き物使いは、怒った。
「黙れ!私は、負けない!私は、まだ最後の切り札を持っている!私は、あの少女の意識を使って、更に、最強の憑き物を呼び出す!」

能面の憑き物使いは、仮面の下で呪文を唱えた。すると、屋敷の中から、巨大な蛇の姿をした憑き物が現れた。蛇霊は、能面の憑き物使いの憑き物の中でも最高の存在だった。蛇霊は、術師に向かって言った。

蛇霊は、大蛇それも見た事も無い大きさで口を開けると軽自動車でも入りそうである。

蛇霊は、能面の憑き物使いに頭を下げこういった。
「主よ、私はあなたのために戦います。私はあなたの憑き物です。私はあなたの命令に従います。」

能面の憑き物使いは命令する。
「よし、蛇霊よ。君は私の最高の憑き物だ。君は私の最高のパートナーだ。君は私の最高の武器だ。君に任せる。君は、あの蛙を倒せ。そして、あの憑き物使いの憑き物を奪え。」

蛇霊は、頷いた。
「はい、主よ。私はあなたの言葉に従います。私はあなたのために戦います。私はあなたのために勝ちます。」

蛇霊は、大蝦蟇に向かって飛びかかった。蛇霊は、大蝦蟇と激しくぶつかり合った。蛇霊は、大蝦蟇を次々と噛みついた。蛇霊は、大蝦蟇の魂を吸い取ろうとした。蛇霊は大きく口を開き顎を外して、大蝦蟇を丸呑みを始めた。
じわじわと、大蝦蟇は飲み込まれ、静かになった。

「久しぶりの呪術合戦、面白くなって来た。」
胡堂は呟いた。
「まぁ、蛇と蛙だし、うまく合わせたものだ、それでも、俺が勝つ、」切り札を使う時が来た。
「某は、妖になり、その辺の憑き物と違う存在なり、契約より、ここに出でませ!」
胡堂は、山高帽を取ると、胡堂の頭がどんどん大きくなる、実際には頭髪の部分が大きく盛り上がっている。

その大きさは、胡堂が両手を広げたぐらいまで大きくなると
おでこと前髪の隙間から大きな猫の両眼が真っ赤に輝いて現れ、さらに、その下には多きな口が涎をまき散らして
叫びはじめた。
「ニャヴォオオオン!!!!」
ぶちぶちと、何かが千切れる音がすると、胡堂の頭は頭蓋骨が河童の皿のように見え、
猫の目と、口だけが、黒煙の胴体をたなびかせて、蛇霊の元へ
一瞬で移動すると、蛇霊を巻き込むように移動すると、猫同士が喧嘩するように蛇霊ごと竜巻が如く回転すると。
あっという間に、蛇霊はミンチになり、蛇霊の頭を加えた猫の化け物は、胡堂の方へやって来て

胡堂に、蛇霊の頭をお前にやるとばかりに、ぺっと吐き出した。
「山猫よ、次はあの人間の首をとれ!!」
「人間、食べていいのか?」
「そうだ、今月分の契約をあいつで果たす。」

山猫は、能面の憑き物使いを一睨みすると
黒い閃光となって、能面の憑き物使いを
胡堂の前まで、薙ぎ払った。

ボロボロになった、能面の憑き物使いが、血を吐き出しながら
「くそっ!私は、負けた!私は、最後の切り札を使い果たした!私は、あの少女の意識を使って、最強の憑き物を呼び出したのに!」

胡堂は言う、「所詮は野良の憑き物使い、知性が足りんな、しかし、今時、虎の憑き物とは驚いたが
動物園で拾ってきたか、お粗末だったようだな、ところで、少女の魂はどうした?」問いかけた。

「あれは、もう、私が実験として、取り込んだ貴様には何もできない。」能面の憑き物使い返すと。

「本当に、そうかな。」
胡堂は分厚い唇をニヤリと両端を上げると
右目が青く光り、体中の孔(穴)耳、鼻、毛穴から黒い煙を噴き出し始めた。

床に、倒れ込んでいてた、能面の憑き物使いの胸倉を掴み、顔を近づけると
大きく口開けると、大量のコバエが口から吐き出され
能面の憑き物使いの鼻や耳、口の中へと入り込んでいく
すると、能面の憑き物使いの目や鼻、耳から黒い血が流れだして来た
そろそろ、いいだろう」

そういって、今度は胡堂は逆に吐いた、コバエを口から吸いこみ始めた。
能面の憑き物使いの姿は、やせ細り、ミイラのようになり、動かなくなった。

さて、このあたりか。胡堂は右手を能面の憑き物使いの胸へと当てたわけでは無かった
手のひらから、口が現れ、胸を食い破り、何か固いものを咬む音がした。
手鏡である、女性の掌に収まる小さな金箔塗りの手鏡をのぞき込むと
鏡の中で足を抱えて眠り込んでいる。

今回、能面の憑き物使いにとらわれた少女の、七瀬の姿見えた。
「起きろ、七瀬!!」胡堂の地鳴りのような声に
驚いて、鏡の中の奥へと逃げ込む。

「良く聞け、七瀬、母親の依頼で助けに来た
この鏡を砕けば、君は助かる。」

「ただし、君を助けるには報酬を払ってもらう
その報酬は、君だよ七瀬、君とその能力だ、君は私のものになる
君は私のもの、つまり、使い魔の代わりになる。」

「母親は、承諾したよ。」

「そんな、母さんが、私を見捨てる訳ないじゃない!!」

「契約は、終わっている、残念だったな。」
そう言って、胡堂は鏡を割った。

ー目覚めー


七瀬は、目を覚ますと
そこは、自分の部屋で、自分のベットで横になったいた。
長い夢を見ていたような、」

「頭の、中で声がする、あの時の黒ずくめの人の声だ。」

「母親との、契約でお前の命は助けるが、お前の能力は私が封印した。
私の許可無しでは、もう幽体離脱はできない。」

「気が向いたら、私の使い魔のかわりとして、呼び出す、しかし、お前を使わないといけない状況などありえない、
お前よりも遥に強力な憑き物も幾つも使役している、つまりは、もう危ない事はするなということだ。」

「母親にも、もう使えなくなったと言ってある。」

「最後に、もう一つ言っておくことがある、もし、助けが欲しければ
いつでも駆けつけよう、次の報酬は、お前の体を頂くことになるから、絶対に怪しいものには近づくな!」

バタンと、車のドアが閉じる音が家の前でした。

気になり、2階の自分の部屋の窓から見下ろすと。
自分の家に面した道路から、1台の霊柩車が走り出した。

「しかし、どこにも居るもんだ
自分のために、家族を、子供を犠牲にしてまで
目的を達成しようとする輩が」
胡堂の独り言はいつもの事だ。

「よく考えて見ろ、母親の手鏡を探しに、霊体で昔の家に戻ったら
そこには、野良の憑き物使いが居て、幽体離脱する力を持つ少女の
魂を使って、強力な憑き物を使役するために使うため待ち構えていたとは、限定的な使用目的じゃねぇか、偶然なんかで無い、つまりは、仕組まれていた。」

「あの能面の憑き物使いは、恐らくあの娘の父親だ、恐らく離婚していたが。」

「母親が、娘の能力を使った商売を聞きつけて、これは使えると
母親を脅して、自分が待っている昔の家に行くよう仕向け
魂を封じる手鏡まで用意して。」

「だが、誤算は、母親が娘を諦めておらず、助けで呼んだのが
俺だった、その時点で父親の計画は終わった。」

俺は、霊に関わる才能は、恐れるものではないと教える、恐れるのはそれに群がる、
虎の威を借る狐共の方だ、生きている人間の方が恐ろしいとはまさにこのことだ。

両親も、恋人、友人も決して油断してはならないことを付け加えておく。

夢の中で、本当に現実味のある夢は、メッセージ性が強い、
もし、そのような夢を見た時は用心するこった。

俺の様に、無数の憑き物を使えない、下民たち
その夢に怯えて、怖がり苦しみ、その結果
この俺のような、裏の世界の専門家に頼ることになる。
せいぜい、慌てふためき、この俺に、金と、愉悦を届けるこった。



あとがき


今回は、チャット生成AI Bingにテーマを与えホラー小説を書いてとお願いをしたら、結構やる気をだして、9000文字まで生成して、更にまだ続くようだった。
しかし、4回目の最後の文章を繰り返しはじめ、エラーが出て、そこまで生成した回の文は消えてしまった。
その後、解答できません、このあとの文章はあなたが書いてくださいとか返答があった。
文字数制限か、何か他のエラーかそれまで、他のAI及ばない程、見事な内容の小説を書いていて後半になると繰り返しが多くなった。
今回、書き直した小説では3ラウンド戦っているが、実際の生成小説では5回戦い、少しずつ、憑き物を変えて表現していたし、消えたけど戦いの後も書こうとしてた、敵の憑き物使いが最後の言葉を生成していた所で、エラーを出して、その回の返答は消えてしまった。
結構面白くて、生成されると同時に、ぽつぽつと生成されるのをおっかけて見れる程感心して見入っていたのに残念でした。
正直他のAIも試したのですが。chatGTP、Geminiについては、今回はBingには勝てない出来でした。
もしかすると。小説の才能はBing君が一番かも知れません。
次回も、合作するつもりです。
よろしければお付き合いください。

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