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寒い冬にピッタリ。薪ストーブのある暮らし


大寒


ラジオから、「今日は大寒です。一年で一番寒い日と言われています。暖かくして出かけましょう」と、聞こえてきた。
今日は、朝から寒むかった。

大寒というのは、二十四節気の24番目。冬の最後の節気。
寒さが最も厳しいことを表している。
立春までの期間で、大寒の最後の日が節分だ。
2月上旬までは、寒い日が続くということだ。

北国の家はどこでも、外壁と内壁の間に断熱材というウレタンみたいなもので、中の暖かい温度を逃がさず、さらに気密を良くして隙間風が入らないようになっている。
暖房器具も必ず、各家庭に設置されている。
石油ストーブ、電気ストーブ、エアコン、温水ボイラーや床暖房など、まだまだほかにも種類がある。
ないと凍え死んでしまう。

薪ストーブ

我が家の暖房は、薪ストーブ。

薪ストーブは、暖かい他にいくつかのいいところがある。
家の中全体が暖かい。
これは、赤外線の効果で部屋の空気を暖める以外にも、床や壁や天井といった建物の内側を暖めたり、人の肌も直接暖めてくれるそうだ。
火が消えてもしばらく、暖かい。

薪ストーブはエコだ。
薪を燃料にしているので、自然エネルギー。
CO2の排出も他の燃料に比べると少ないそうだ。

災害などで、停電になったとしても、薪に火をつけると暖を取ることができる。
さらに、ストーブの上は100℃以上になるので、お湯を沸かしたり、お鍋のなどの保温もできる。
ストーブの中にアルミホイルで包んだサツマイモを入れて焼き芋をしたり、専用の台を入れてピザを焼く。

薪ストーブから得るもの


リラックス効果もある。
薪が燃える炎を見ていると、ほっとして癒される。
キャンプなどで、焚火をしたときに、火に吸い込まれて、炎をぼーっと見てしまうことはないですか。
あの感じです。
体も温まるし、炎で気持ちもほぐれてきます。

薪ストーブは、他の暖房器具に比べると、少し不便。
タイマー機能で、好きな時間に勝手に火がついたりしない。
自分で火をつける行為が必要だし、煤や灰などの処理など手入れも必要だ。
「すぐに着くかな」「火を絶やさないようにしよう」「もっと薪を入れて燃やそう」など、自分で生み出す感じや使っているうちにコツをつかんでいく。
手がかかるものほど愛着もわく。

いつも便利さや効率の良さを求めているが、薪ストーブで不便を楽しむことに気づいた。
生活の中の少しの手間が、便利になれた毎日に、足踏みする時間、せかせかしない時間を生み出してくれている。




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