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本の人って

同僚の子供が、『朝読書』用の本を持ってくるように学校から言われたそうだ。
同僚の家には、普段本を読まないので、中学生の子供にどんな本を選んだらいいか分からず、「本の人」と思って頭に浮かんだのは私だったようだ。
月曜日には学校に本を持って行かなければならなかったので、最近観た映画の原作『変な家」を買ったと教えてくれた。

同僚は私と本の関係が気になるようで、どれくらいの期間でどれくらい読む?家に本はどれくらい持ってる?どこで買う?借りる?本棚に本は溢れてない?どうやって選ぶ?
と、質問攻めだった。

どの質問も、私が聞いて欲しいし、いつでもいくらでも話したいことばかり。
質問に答え出したら止まらなくなるので、少し抑え気味に答えていく。
時々、熱量が上がる。
字を読むのが好きだから、本以外でも新聞でも調味料の裏書でもなんでも読むのが好きなんだよと、付け加えた。

散々聞き終えた同僚は笑いながら「変態ですね」って。

私らしさが同僚に浸透してる。

これって、私の個性で強みなのかもしれない。
私なんかより、もっともっとたくさん、いろんな種類の本を読む人がいる。それでも、身近な人に「本だったらあの人」って思われるって、自分らしさを表現できているんだろう。

いつも休憩時間の空いた時間を好きなことをしたくて、読書している姿が定着していたみたいだ。

同僚の子供さんは、本を購入しているので、求められていないけど、
中学生だったら、どんな本がいいかなあと考える時間も楽しかった。

小説だったら、スポーツや部活ものもいいし、何かをみんなで作り上げる内容もいいかもしれない。
ミステリー好きだとしたら、音楽好きだったら、ファンタジーだと、あの作品かなとか。
本を選ぶんだったら、どんなことに興味があるのかとか聞いてから選んだ方がしっくりくるだろうと、選書するような気分を味わった。


同僚のおかげでエア選書してみた。


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