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年齢バイアスで仕事を判断するなんてもったいない

「もう50歳だから体力的にきついでしょう」。
ビジネスの場にいれば誰でもこんな言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
逆に若い人には「まだ若いから知らなくて当然か」。
実はこうした年齢の固定観念にとらわれてビジネスのチャンスを逃していることが少なくありません。

特に雇用の場面でその傾向は顕著です。
人事からすると年齢が若いということが一つの評価点として機能しているのは事実です。
若いから長く働いてくれる。若いから体力的にも無理が効く。若いから未経験の業種でも可能性がある・・・。
こんな思い込みによってなるべく若い人材を確保しようとする企業が確かに少なくありません。

ですが、これらはよく考えてみると必ずしも正しくはないことが分かります。
転職が当たり前の世の中で若いうちから終身雇用を考える社員はもはやいません。
体力にしても猪突猛進タイプならば手の抜きどころがわからず、必ずどこでガタがきます。それに体力は個人ごとの差が、かなりある要素です。
未経験からの吸収力にしてもそれは図ることができません。

人が真価を発揮するのに年齢は関係ないはずです。
サミュエル・L・ジャクソンがハリウッドで活躍するようになったのは、43を過ぎてからでした。
カーネル・サンダースがケンタッキーをフランチャイズにして成功したのは63歳の頃のことです。
年齢バイアスでその人の価値を見誤ってしまうというのは大きな損失につながるのです。

そして、そのことはもちろん自分自身についても同様です。
「もうこんな年齢だから」と自分を過小評価している方は非常にもったいない。
この年齢バイアスをどうすれば取り除くことができるのか。
一緒に学んでみませんか?


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