ホラー秘宝まつり2023 「バスケットケース」 2023/10/30
本日、ホラー秘宝まつり2023の最後の作品「バスケットケース」を見てきた。
サロンシネマに行くとたまたま、ダリオアルジェント研究会の矢澤さんも鑑賞しに来られていたらしく、挨拶させていただいた。物腰の低い方で映画の知識のみならず、文化的素養をお話しされる姿からも感じる教養人である。
普段劇場で映画を見る際に16㎜フィルムで撮影された作品は、そこまで見ることがないので最初は違和感を感じたが、思っていたよりすぐに慣れた。想像していたより映画全体の音が大きくて、少し耳鳴りがするほどであった(;'∀')
バスケットの中に入った兄のベリアルにご飯を渡す様は、グレムリンに似たものを感じた。同じ80年代のアメリカ映画ということもあるのだろう。
グレンズフォールズからNYへ過去を清算するためにやってくる兄弟。結合双生児として産まれた二人を引き裂き、兄のベリアルをゴミ同然に捨てた獣医師に対して報復する様は見ていて気持ちよかった。
しかし、最後は弟が女の人といい関係になるのが許せず二人はぶつかってしまう。どちらの言い分もわかるからこそ見ていてつらいものがあった。
実はこの作品シリーズ物で3まであるらしいので、また機会があれば見てみたい。
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