DAZN観戦記 いわきFC vs モンテディオ山形 (J2第6節)
過密日程、5連戦のラスト
3/9の鹿児島戦から始まり、その後のアウェー3連戦を乗り越えてからの東北ダービーという最後まで厳しい戦い。
今節をどうにか乗り越えれば次の試合は中5日、リーグ序盤での踏ん張りどころというような試合だったでしょうか。
前節のみならず、この過密日程の中で蓄積されていた疲労もあったでしょうから、そんなハードな状況の中最後までいわきらしく、止まらず、倒れずに戦い抜いてくれた選手たちのプレーには元気をもらえました✨
今節のゲームキャプテンとスタメン&ベンチメンバー
肉体的にも精神的にも厳しい状況だったであろうそんな試合。
キャプテンを任されたのは、背番号3番 照山颯人 選手✨
最終ライン中央でどっしりと構え、周りの選手へのカバーリング能力も高い照山颯人。
立ち姿、プレー、貫禄、すべてが頼もしい。
今節のような試合にはうってつけの選手ですね🥰
3/9に行われた、第3節ホーム鹿児島戦以来のゲームキャプテン
まだまだシーズンも序盤ですが、キャプテンを二度も任されているのは照山颯人ただ一人です。
厳しい日程の始まりも終わりも、ハワスタにてしっかりとチームを1つにしてくれました。
どこまでかっこいいのでしょうかこの漢は🥰
スタメンはこちら
フォーメーションは3-4-2-1
サブには
GKに田中謙吾
DFに石田侑資
MFに鏑木瑞生
そしてFWが有馬幸太郎、ブワニカ啓太、白輪地敬大、杉山伶央
GK、DF、MFが一人ずつなのに対し、今節はベンチの4/7をFWが占めるという人選となりました。
そして杉山伶央が今季初のメンバー入り🙌
リーグ戦では昨シーズンの第38節、2023.10.08のベガルタ仙台戦以来のメンバー入りです👏
試合前の練習で調子の良い選手を起用するというのが雄三監督の選手起用の軸らしいので、杉山伶央も調子を上げてきたということでしょうか。
今季これからもレオの活躍が拝めるかもしれません😎
前半戦
今節はスコアレスドローだったのでハイライトを中心にやっていきます。
前半戦のスタッツです
まずは前半始まってすぐ、いわきのキックオフで前半スタート
キックオフから左にボールをけりだし、セカンドボールに反応した嵯峨理久が近藤慶一にボールをあずけてオーバーラップし、左サイドの深い位置で再度ボールをもらいクロス。
惜しくもゴールにはなりませんでしたが、近藤慶一の相手を背負える強さ、そして嵯峨のセカンドボールへの反応、その後の動き出し、それに左足から放たれた絶妙なクロス。美しい攻撃でした。
逆足で質の高いクロスを上げられる嵯峨選手の存在は本当にありがたいですね🥰
そして前半5分
左サイドからのいわきのコーナーキック⚽
蹴るのはもちろん山さん🙌
ショートコーナーで西川潤にあずけ、再度ボールをもらった山下優人
絶妙な角度からクロスを上げ、こぼれ球に反応した近藤がヘッドでゴールを狙うも惜しくもキーパーに阻まれます。
ショートコーナーにて、クロスを上げるまでの一瞬、間隔を作り、その間にゴール前に密集していた味方が若干広がり、対する山形の選手がラインを上げようとすることで山形選手のベクトルがいわき陣地の方へ(←)
対していわきは一瞬ゴール前から広がり再度山形ゴールに向かうことで、出足が(←)の山形に対し逆ベクトルで勢いをもってゴール前へ
個人的な予想で語ってしまった結果論に近い想像ですが、デザインされたセットプレーで山形ゴールへと迫った非常に惜しいシーンだと感じました。
前半16分
右サイドからの五十嵐聖己(せな)のロングスロー
五十嵐選手が入ったおかげでいわきにまた一つ攻撃のバリエーションが増えましたね🥰
しかも単に飛距離のある山なりのボールではなく、伸びのあるライナー性のロングスロー。相手からすれば相当厄介な攻撃手段だと思います。
五十嵐のロングスローからゴール前はカオスになり、それに反応した大森理生の枠をとらえたナイスシュート
これもキーパーに阻まれます。
山形GKの後藤選手。
ガッツもあるし反応も早いしで再三ゴールを阻止しまくっていましたね。
すごすぎました。
ですがうちだって負けてなんかいません😎
前半28分
いわきGK 21番の立川小太郎選手のスーパーセーブが炸裂
そこから前半38分にもあわや失点かというような、山形の選手の素晴らしいシュートがいわきゴールを襲いますが、これも立川選手のスーパーセーブ
いわきに来てくれて本当にありがとう😭
前半戦、最初は間違いなくいわきのペースでゴールに迫れてはいたものの、25分ごろからは山形ペースになり、攻めて攻められの試合展開で前半が終了。
両チームともGKが素晴らしすぎました…
後半戦
後半戦はキックオフから山形ペースで攻め込まれる展開に
しかし74分、攻められる中でなんとか前にボールを蹴りだしたいわきFC
ピッチ中央の位置、前線で一人張っていた加瀬直輝にボールが渡ると、そこから相手ゴールにたった一人で迫ります。
相手3人に囲まれながらもペナルティエリア付近まで一人でボールを運んだ加瀬選手
そのまま3人に囲まれながらも、最終的に一人でシュートまでもっていきました⚽
昨年以上に増した加瀬選手のキレとスピード
それが後半になっても落ちないのも加瀬選手の武器
試合中ずっと健在のこのキレとスピードは相手にとって本当に脅威だと思います。
その後、試合終盤になるとまたいわきのペースになり、再度山形ゴールまで迫ろうとしますが、相手のゴール前の守備が固く、ゴールは奪えず、0-0で試合終了。
両チーム過密日程の中迎えた東北ダービーはお互いに勝ち点1をもらい受ける形で幕を閉じました。
後半戦も含めたスタッツです。
DFラインが終始高い集中力で、ラインを高く、陣形もコンパクトに保てており、キャプテン照山のコーチングやラインコントロールにもあって、攻められながらもオフサイドを取れたりしていたのが個人的には見応えのあるシーンでした。
今季、DFラインの選手ではリーグ戦唯一のフル出場
照山選手の安定感とライン統率力には毎度惚れ惚れしてしまいます🥰
感想
勝てはしなかったものの、失点もなく、過密日程を負けなしで乗り越えたいわきFC
ルヴァンカップを含め公式戦5試合で勝ち点を得て終われたのは個人的には大大大満足です😭
鬼スケジュールの中、リーグ戦4試合を2勝2分で終え、4戦で勝ち点を8も積み上げました。エグいです…
山形のように強力なCBがいて、いつも通りに前線でボールを収められない戦いとなり、厳しいゲーム展開になったかもしれませんが、試合終了まで落ちない運動量はものすごかったですし、そのおかげか終盤には再度いわきのペースとなりました。
試合終了まで気の抜けないチーム。これだっていわきの強みのはず!
リーグ戦の1つの山場を負けなしで終えたいわき、今季これからの活躍にも期待してしまいます😎
現在の順位
過密日程を終え、2試合は勝ちきれない試合が続いたものの、リーグ戦5戦負けなし
6節を消化して2勝3分1敗の7位です✨
ちなみに単純な比較はできませんが、昨シーズン6節消化時点での得失点数は6得点7失点でした。
【2023シーズン】
① vs 藤枝 2-3 負け
② vs 水戸 2-2 引き分け
③ vs 山口 0-1 負け
④ vs 仙台 1-0 勝ち
⑤ vs 徳島 1-0 勝ち
⑥ vs 町田 0-1 負け
それが今季は11得点4失点
【2024シーズン】
① vs 水戸 0-1 負け
② vs 岡山 1-1 引き分け
③ vs 鹿児島 3-1 勝ち
④ vs 熊本 6-0 勝ち
⑤ vs 甲府 1-1 引き分け
⑥ vs 山形 0-0 引き分け
得点数はほぼ倍、失点数もほぼ半分
確実に進化してます✨
今季は6節消化して、プレーオフ圏内に位置するチームとはほとんど勝ち点に差はないですし、首位の岡山とは勝ち点7差、2位清水とは6差
リーグ戦はあと32試合もありますから、今の勢いを保つことができれば自動昇格枠に入ることだって不可能じゃないはず!
応援にも力が入ってしまいますね😎
次節は vs ブラウブリッツ秋田
次節は3/30(土) 14:00~
アウェーでブラウブリッツ秋田と戦います。
秋田は今季2勝1分3敗、勝ったり負けたりといった感じで現状はいわきのほうが上の順位に位置してはいますが、勝ち点は2しか離れていません。
昨季の対戦成績でいえば1分1敗と負け越していますし、侮れませんね。
そしていわきからすれば2連続での東北ダービー、しかも次はアウェー戦。
次節も厳しい戦いになりそうですが、過酷な日程を戦い抜き、アウェー3連戦や強敵山形との東北ダービーを負けなしで走りきったいわきなら絶対大丈夫だと信じてます🔥
次の試合も楽しみですね🤗
それではまた💫
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