若かざれば、則ち能くこれを避ける

これを読んでいただいている方には当然とも思えることを書きたいと思う。

当たり前のことだが、わかっているがなかなかできていない内容ではないだろうか。

今回は「若かざれば、則ち能くこれを避ける」

簡単に言えば「勝てない戦はやらない」となる。

頑張っているのになかなか結果が出ない。
と言う人も多いことだろう。かく言う自分もそうだった。
頑張っている。努力している。これ自体を否定するのではないが、そのやり方が間違えているかもしれない。

例えば、成績がなかなか出ないと焦りが募り、目の前の勝ち目のない商談に自分の時間をつぎ込み、勝ち目のある商談を見過ごしてしまう。
商談の数を集めるだけのコレクターになってしまっている。

所属している組織(部や課など)がなかなか成績を上げることができない場合だと、「頑張っている感」を演出し下手な鉄砲数撃ちゃ当たると言わんばかりに活動している。など

勝ち目のある商談の考え方は以前に示したが、実際に行うには選別が必要であることは当然の行為と言えるだろう。
それをうまく育てていくことに注力できる状況がなければとても勝つことは出来ない。

状況を作るにはそれぞれの状況を定量的に分析することになる。
日々の仕事が忙しくてやっていられないというなかれ、集まった情報を整理することで不足していることがわかり撤退すべきか進むべきかを決めていく。

どうしても時間がある程度必要になるが必ず自身に良い結果として返ってくるので諦めないで欲しい。
頑張っている気になっている状態から本当に頑張っている姿に変貌できるだろう。

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