ディズニーが苦手です

12月にディズニーランドへ行く、約2年ぶりのディズニーランドだ。2年前までは年一でディズニーに行っていた。何故なら彼女がディズニーが好きだから。
僕はディズニーは得意じゃない、もっと言うと苦手だ。なので、ディズニーデートの際にちゃんとぶんむくれてしまっていた。情けねぇ・・・

大衆に迎合したくないという歪んだ思考がそうさせてしまっているのでは?と考え、斜に構えずちゃんと真正面からディズニーと向き合ってみたが、やっぱりダメなもんダメだった。
本題ではないのでディズニーが苦手な理由を長々書きはしないが、端的に書くと・・ディズニーからは金と労働の匂いがプンプンする、それをデオドラントするために“夢”だの“魔法”だのを持ち出して来るのが解せない。夢や魔法はもっと素敵なものだと思うから。

色々あって約2年ぶりのディズニーデートをすることになった。上でごちゃごちゃ書いたけど、結局楽しそうにしている彼女を見られるのは嬉しい。
僕の尊敬する社会学者の宮台真司は『ディズニーランドは休日のシャワーに過ぎない』なんてディスってて、普段はそれに激しく同意するんだけど、そこで彼女の笑顔が見られるのならば「休日のシャワー・・それはそれで最高じゃない!!」とぐるんと手のひらを返すくらいの心持ちではあるが、やっぱり行ったらまたぶんむくれちゃうのかな?という不安はつきまとう・・今回は僕も終始笑顔で過ごしたい!!

今はディズニーランドにむけてテンションを高めている!!が、、テンションを高めたら高めたで、遠足前の子ども現象(文学的に書くならば、三島由紀夫の『金閣寺』現象)にならないか心配だ。行く前はあんなにウキウキしたのに、いざ行ってみたら・・・という奴だ。
今回はどっぷり肩までディズニーランドに浸かるつもりだ。先ずはカチューシャを買うところから始めよう!お次はミッキーの胸に躊躇わず飛び込み、お顔をスリスリしてみよう!!常にキャラメルポップコーンの甘い香りに包まれようか!!!
イッツ・ア・スモールワールドをディズニーの衣をまとった作りの良い蝋人形が動いてるだけ、その衣をひっぺがしてしまえば地方の廃れた遊園地によくあるアトラクションと同じだ的な目線は捨て、『イッツ・ア・スモールワールド』という素敵なメッセージ性にこそ酔いしれようではないか!!

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