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小説にグッと引き込まれる方言

宇佐美りんさんの
デビュー作「かか」
を読んだ

今現在彼女は、24歳

二十歳でデビュー
第33回三島由紀夫賞、
第56回文藝賞受賞作
三島賞を史上最年少
となる21歳で受賞!

凄いなぁ〜

「かか」方言がグッと
小説の中へと
引き込んでいくのが
心地イイ

時々分からない方言も
あったけど
なんとなくニュアンスで
想像した

10代ってこんなだったかなぁ
私は、もっと幼かった気がする
幼かったけれど
母親べったりでもなかった
おばあちゃん子だった私は、
母親が居なくても平気
だった気もする

いや?母親は、
うっとおしかった
でも一番頼りにしていた

何か、困った時は
いつも母に頼っていた
おばあちゃんではなかった
それを
思い出させてくれたのは
「かか」だった


かか
宇佐見りん (著)

うーちゃん、19歳。

母(かか)も自分も、
もう抱えきれん。

痛みと切なさを描く
20歳の才器、
第56回文藝賞受賞のデビュー作。

19歳の浪人生うーちゃんは、
大好きな母親=かかのことで
切実に悩んでいる。
かかは離婚を機に
徐々に心を病み、
酒を飲んでは暴れることを
繰り返すようになった。
鍵をかけたちいさな
SNSの空間だけが、
うーちゃんの心をなぐさめる。

脆い母、身勝手な父、
女性に生まれたこと、
血縁で
繋がる家族という単位……
自分を縛るすべてが恨めしく、
縛られる自分が
何より歯がゆいうーちゃん。
彼女はある無謀な祈りを抱え、
熊野へと旅立つ――。

未開の感性が生み出す、
勢いと魅力溢れる語り。

痛切な愛と自立を描き切った、
20歳のデビュー小説。

かか
宇佐見りん (著)
Amazonより

一気読み本
かかが大好きなうーちゃん
好きすぎるあまり
病気(精神的、外科的)
かかを抱えきれず、
断絶しようと思ったり
かかを産んで
育てたいと思ったり
10代思春期の叫びを
読ませてもらいました

Kindle版



………………
自己紹介
noteがスキ❤️になってきた。より

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