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アインシュタインも信じたスピノザ

夏川草介さんと言えば
「本を守ろうとする猫」
で好きになった
ファンタジーで優しさがあり
読者に問題を出しその答えを
自分で出す様に指し示していく
ファンタジーだから
描ける設定
読者の心をくすぐる感じも好きだ

スピノザ診療所が
2024年本屋大賞ノミネートされ
4月10日に発表予定だけど
まだ読んでいない。

なぜなら、6月の
Audible版を待っているのです

できれば、本屋大賞発表前に
Audible版で聞きたい
だけれど、それは叶わない

面白い本は、いつ読んでも
面白いはずだし…

話は、外れ
先日、私がいつもチェックしている
ブックバンで、

日本人の「自然観」こそが
世界の最先端だったのではないか 
アインシュタインも信じた
スピノザの“神”」

と言う題名の記事を読んだ。

スピノザ?
どっかで聞いたなぁ…
と思っていたら、
スピノザ診療所だ。

スピノザと言う言葉を
深く考えずに、
スピノザ診療所を楽しみにしていた

スピノザとは、
17世紀のオランダで生まれ、
近代哲学の礎を築いた一人でもある
ベネディクトゥス・デ・スピノザ
は自然への謙虚な姿勢の
重要性を説いた。とある。

スピノザは、人の名前であり
哲学者だった
え。。。あっそうなんだぁ…
ですよ。

哲学者だったなんてね。

私が無知でした。

スピノザ

スピノザによれば、
世界にはたったひとつの実在しかなく、
それは神であり、
その神は自然にほかならない。
人間も他の動物も、
意識も思想も、身体も天体も、
雨も風も、
いずれもが神の表れなのである。
だから、
すべてを愛さねばならないとなる。

スピノザにとっての愛とは
知ることであった。
神を愛するとは、
自然を知ることなのである。

アインシュタインは
スピノザの
神なら信じられる
とまで言っている。

スピノザで大事なのは、
「私たちは自然の一部で、
そのかぎりにおいて
他の生物と同列だ」
という思想である。
私たちが考えを持つのは
私たちのおかげではなく、
自然のなせるわざだというのだ。
この考えは限りなくわたしたちを
謙虚にする。

スピノザは宗教と科学を
結びつけたとも言われる。
彼において、
自然は知の対象であると同時に、
敬うべき神でもあった。
神といっても信仰の
対象ではない。
敬意の対象であり、
その妙技を探求すべき
存在なのだ。

「日本人の「自然観」こそが
世界の最先端だったのではないか 
アインシュタインも信じた
スピノザの“神”」
ブックバンより抜粋

スピノザの神とは?

スピノザによれば、
神は「絶対的に無限のもの、
つまり無数の属性によって
構成される実体であり、
その各属性が永遠にして
無限の本質をあらわすもの

として定義される。
実体として定義された神には、
存在することが
本質として帰属する。
いかなる実体といえども、
他のものから
産出されることはない。

スピノザの神
ネット検索より

なるほど
アインシュタイン先生も
スピノザの神を信じた訳が
少しわかった気がした。

スピノザ診療所の
スピノザは…?


スピノザの診察室
夏川草介 (著)

現役医師として
命と向き合い続けた
著者が到達した、
「人の幸せ」とは。

380万部のベストセラー
『神様のカルテ』を凌駕する、
新たな傑作の誕生!

その医師は、
最期に希望の灯りをともす。

【あらすじ】
雄町哲郎は京都の町中の
地域病院で働く内科医である。
三十代の後半に差し掛かった時、
最愛の妹が若くしてこの世を去り、
一人残された甥の龍之介と
暮らすためにその職を得たが、
かつては大学病院で
数々の難手術を成功させ、
将来を嘱望された凄腕医師だった。
哲郎の医師としての力量に
惚れ込んでいた大学准教授の花垣は、
愛弟子の南茉莉を研修と称して
哲郎のもとに送り込むが……。

●著者より 
読者の皆さまへメッセージ

医師になって二十年が過ぎました。
その間ずっと見つめてきた
人の命の在り方を、
私なりに改めて丁寧に描いたのが
本作です。
医療が題材ですが「奇跡」は
起きません。
黒い教授たちの権力闘争もないし、
医者が「帰ってこい!」と
絶叫しながら心臓マッサージを
することもない。

しかし、
奇跡や陰謀や絶叫よりも
はるかに大切なことを、
書ける限り書き記しました。

今は、先の見えない苦しい時代です。

けれど苦しいからといって、
怒声を上げ、
拳を振り回せば道が開ける
というものでもないでしょう。

少なくとも私の心に残る
患者たちは、
そして現場を支える心ある
医師たちは、
困難に対してそういう戦い方を
選びませんでした。

彼らの選んだ方法は
もっとシンプルなものです。

すなわち、
勇気と誇りと優しさを持つこと、
そして、
どんな時にも希望を忘れないこと。

本書を通じて、
そんな人々の姿が少しでも伝われば、
これに勝る喜びはありません。

(夏川草介)

スピノザの診察室
夏川草介 (著)
Amazonより

夏川草介さんの
メッセージを読み

ブックバンで読んだ

スピノザで大事なのは、
「私たちは自然の一部で、
そのかぎりにおいて
他の生物と同列だ」
という思想である。

が妙に響きます。

数々の死を向き合ってきた
医師だから、
一人一人の患者さんを尊重し
敬愛しているのではないか?
と思った。


Amazonより

Kindle版

Audible版 2024年6月



………………
自己紹介
noteがスキ
❤️になってきた。より

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