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残りものには福がある

原田ひ香さんの小説の中で、残りもののレシピがありそれを作ってみたのだけど、コメント欄でゆり葉さんが残りもののお野菜で、ミネストローネと豚汁をつくる、と書かれていらっしゃいました。Kikkoさんのカレーは冷蔵庫のお掃除で。残りもの野菜の使い方っておもしろいなと思いやってみました。

ミネストローネ

冷蔵庫にあったもの。人参、セロリ、しいたけ、キャベツ、鶏肉、蒸し大豆、蓮根。
にんにくとオリーブオイルで炒めてトマト缶で煮込むだけ。
ミネストローネをつくろう、でなく野菜があまったからミネストローネ、って感じだと手軽にできちゃう。例によってレシピ見てないけどこんな感じかな。うん、美味しい。

鰆のミネストローネ

冷凍したミネストローネ、鰆と合わせてオーブンで焼きました。

ミネストローネ、イタリア語で具だくさん、ごちゃまぜなどの意味があるそうだけどあってます?カオリーナさん。残り物にぴったりな名前ですね。

生ハムと野菜のリゾット

白菜、ネギ、蓮根、人参、玉ねぎ、しいたけを炒めて、お米を加えます。
スープで炊いて、春菊と生クリームをあとから加えました。
生ハムをのせて、黒胡椒をふってできあがり。

あるものなんでもリゾット、白菜の食感がやさしくおいしい。

野菜のガレット

ちょこっとだけ残ったお野菜。ミネストローネやリゾットのように細かく切って他のお野菜と合わせてもいいけどちょこっと、それだけでもチジミ?ガレット?系もいい。ぽなちゃんの豪快なメイン料理のサイドメニューでよくおもちとか、人参とかのチジミを拝見するけど。ぽなちゃんのはこれもボリュームがあって。ちょこっとを合わせても豪華になります。

志麻さんのさつまいものガレット。砂糖とバターで。
人参としらす干し・ブロッコリーとしらす干し・さつまいも
ひとり分づつ、前菜風に。

残りものには福がある。
大事にする気持ちとそれぞれのアイディアがあるから。
みんな工夫しているから。考えているから。
やさいの残りものって、やさしい味がします。

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