ご自由にお持ちください
来年引越し予定なので物を処分してます。気持ちよく処分できたり、気持ち悪くなってしまったりを経験したのでシェアしたいと思います。
着物買取
申し込み電話の際、周囲がざわざわしていて聞き取りにくく対応もあまりよくなかったけど翌日きてくれる、ということだったのでお願いしてしまった。その際喪服は「いいけど値段がつかない」「貴金属、宝石があれば高くなる」と言われました。高価な貴金属はないけどおもちゃのような捨ててもいいものならある、と答えててしまった。これははじめから、ない！と言っていた方がよかった。
当日いらした方には、なんの落ち度もないのですが訪問着をさらっと見て、かわいいですね！と褒めておいて。喪服は「難しいですね」法被、時計、デジカメ、美容器具、バック、草履も「難しいですね」と見向きもしない。
金はありますか。貴金属、アクセサリーは？
いくつか出して鑑定をしてました。母の形見の大事なものはもちろん
出してないのだけど。いらないものだけ。
結局、訪問着2、帯2で1,000円。真珠の首飾り2,000円、金の留め金（壊れたもの）2,000円で合計5,000円。
何度も、もっとないですか。あれば高くなりますよ。というので「お金が欲しくってきてもらったのではありません。お金は困ってないです。処分したいだけです」と言ってしまいました。
ご自身のお引越しの話や、スポーツのことを話されていて悪い方ではないのですが、会社の方針なんでしょうね。金！金！というような感じであさましく感じてしまいました。
お金をいただいたけど、嫌な気持ちになってしまいました。あとでアンケート電話がきましたが「いい勉強になりありがとうございました」と答えました。
わたしの世間知らず、勉強不足でした。学ばせていただきました。
リサイクルショップ
マラソン大会、トライアスロンでいただいた未使用の包装してあるTシャツ、大会グッズ、バック、草履、法被を持っていき未使用のTシャツ、大会グッズ、数点で210円。売れるものと売れないものの選別ができたのでいいかな。気持ちよくも悪くもならなかった。
古本屋さん
ダンボール箱4個。大量に持っていってしまったけど1つ１つ丁寧に見てくださった感じがします。値段がつかず処分になったのは英語の教材。5円以下28冊、10円以下43冊であとは30円とか20円、100円、150円、200円、300円とか。『街とその不確かな壁』350円を上回っていたのが『世界名作劇場赤毛のアン メモリアルアルバム』で450円。
本は状態がいい悪いで左右されるので、私は飲み食べで本読んじゃって汚してしまっているのでこれはしょうがないですね。
146冊で7,760円。平均すると1冊50円ぐらい。値段よりも丁寧に見てくれてうれしいし、また誰かに読んでもらえるかな、と思うのも楽しい。ダンボールも運ぶの手伝ってくださり感じがよかったです。気持ちよかった。
区の古着リサイクル回収
毎週回収する場所と固定されている場所があります。自宅から比較的近いところに、ゴミ袋2つ分の喪服や浴衣等をママチャリに積んで持って行きました。リサイクルしていただけるのならうれしい。これはあっけないほど清々しい。気持ちいい。
何に使うのですか、と聞いたら着れるものは東南アジアに送り、着れないものはほどいて、ウエスにして工場とかで使われるそうです。
ご自由にお持ちください
食器、着物買取屋さん、リサイクルショップで受け取ってもらえなかったモノたちを段ボールに入れて『ご自由にお持ちください』と書いて家の前に並べました。
よくわからなくなったコードは、すぐになくなりました。夫の筋肉ピクピク
するシックスパット？も、私の低周波マシンも、草履も、バックも、法被も、1日でほとんどなくなりました。
これは一番おもしろかったし、気持ち良かった。またやりたい。何度でも。
わずかながらもお金を得ようと思うと、嫌な想いをすることもあるけど、欲しい人、次の人や再利用にすると不思議と気持ちがいい、ということを知りました。
これからまだまだ処分しなければいけないものがありますが、お互いいい気持ちでつなげていきたいと思いました。