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ポートフォリオキャリアという働き方を選択

こんにちは、さすらいのマインドフルネス・メッセンジャーの中村(@nicoful25)です。

会社を辞めて、早約2週間。
健康保険証を返却したり、国民年金に加入したりと、徐々にサラリーマン感がなくなってきましたが、新しい働き方がはじまり、日々わくわくしながら1日を過ごしております。

退職ご挨拶のfacebook投稿には700いいね、100コメント以上の反応があり、ポートフォリオキャリアいいね!というコメントも多く、何をもってポートフォリオキャリアと言っているのかご紹介いたします。

※追記※ なんと、まさかの日経COMEMOで取り上げていただきました!


ポートフォリオキャリアとは

まず、ポートフォリオとは、一般的には、金融商品の組み合わせのことで、特に具体的な運用商品の詳細な組み合わせを指します。

例えば、401kの運用とかで、
・日本株式
・日本債権
・海外株式
・海外債権
など組み合わせで、それぞれ何割の比率にするか管理し、適宜見直しすることで、よりよい資産形成するものです。

そして、ポートフォリオキャリアとは、「特定の会社のみに属するのではなく、会社や組織、プロジェクトを適宜組み合わせ、よりよいキャリア形成し、よりよい未来貢献できる働き方」と定義してみました。

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すでにポートフォリオキャリアというワードも、ちらほら出てきており、

「ポートフォリオワーカー」と検索してしたら、こういう本や実践されている人もいらっしゃいました。


なぜポートフォリオキャリアか?

私が「UPDATE mindfulness」を宣言し、より多くの人々にマインドフルネスをお届けするにあたり、どのようなキャリアが適していそうか、しばらく模索していました。

副業、複業、兼業、パラレルキャリア、スラッシュキャリアなど、いくつか似たようなワードもありますが、私にとっては、すべてが本業であり、展開している相手先が違うだけです。

このような仕事をされている方はいるのかしら?と思いながら、ふと身近なところにいらっしゃったのは、産業医の先生でした。

産業医の先生は、専属産業医や嘱託産業医などいくつかの役割がありますが、ほとんどの先生方は、大学の教授だったり、クリニックを開業していたり、企業の産業医を掛け持ちしていたり、経営者だったり、いくつもの顔を持ち合わせていますが、本業は医者であり、相手先が違うだけです。

展開したいアプローチはまったく同じであり、これだ!と思った時には、自然とポートフォリオという言葉が降りてきました。

産業医の先生にとっても、出向く先はポートフォリオですし、受け入れる企業側にとっても、先生方のシフト勤務のフォーメーションもポートフォリオです。

余談で、もう少し大きな枠組みまで広げて見ると、
・ビジネスパーソンであり、
・家庭を持つ父親であり、
・両親にとっては子であり、
など、すでにいくつもの顔を持ち合わせており、適宜役割ごとに顔を使い分けていることも、ポートフォリオ・ライフと言えるかもしれません。


現時点のポートフォリオ実例

さて、6月より、さすらいのマインドフルネス・メッセンジャーとして、お声がかかれば、いつでもどこでもオンラインで、さすらっていけるよう自由業な体裁ですが、実際はこんな感じです。

企業の中の人として、カルビー株式会社(月〜木の午後、週2相当)
組織開発アプローチとして、RELATIONS株式会社(月〜木の午前、週1相当)
THEマインドフルネスとして、MiLI(プロジェクトごと)
世の中へ発信として、LinkedInインフルエンサー(週1更新)
それ以外なんでものとして、個人事業にこフル(スポットなど)

これでもか!というほど、マインドフル無双状態ですが、このような組み合わせに行き着くまでには、何人もの先輩方からヒアリングをさせていただきました。

曜日ごとに訪問会社を分けたり、全部プロジェクト的に同時並行で動かしたり、スポット案件のみ受け付けるようなスタイルだったり。

私がこのような働き方をする上で、大切にしたいと思ったのは、この3つ。

・1日あたりの時間が長いよりは、1週間あたりの頻度が多いほうがいい
・時間帯ごとに標準時間を設けて、マインドフルタイムをはさみ、切り替えできるほうがいい
・働きぶりを数ヶ月ごとにフィードバックをいただき、柔軟に調整できるほうがいい

しばらくは、このガイドラインでやってみて、半年後、1年後はどのような組み合わせになっているのか想像つきませんが、楽しみでもあります。


ポートフォリオキャリアのメリデメ

まだまだ始まったばかりですが、良いこと尽くしではありません。すでに気づいちゃっているのを列挙してみます。

メリット

・いくつかの顔を使い分けることで、届ける人に届けやすくなる
・関われる業界、企業、人の幅が一気に広がり、コラボが生まれやすくなる
・ひとつに依存ではなく、いっぱい依存するのはリスクヘッジとなる

デメリット

・自分の心身のコンディション管理がたいへんになりそう
・自分のスケジュール、タスク管理がたいへんになりそう
・会社ごとに使っているツールが違う(泣)
 ・チャットツール:slack、Teams、talknoteなど
 ・カレンダー:outlook、googleカレンダー
 ・ビデオ会議:zoom、Teams、WebEXなど

もっと出てくるはずですが、自分が選択したキャリアです。
自分のキャリアは、自分がつくる。をモットーに、これからの働き方の新モデルをアップデートしていきます。


最後に、このようにポートフォリオキャリアといいながら、私都合がよすぎる働き方を受け入れてくださった会社が、ホントにです。ありがとうございます。

このような働き方もあるんだ!、このような働き方を受け入れてくれる会社もあるんだ!!というのも、いろいろあるキャリア形成のひとつのモデルとしてご参考になれば幸いです。


#これからの働き方の新モデルとは

#COMEMO

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