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#063 無理をせず、子どもが成長していくこと

おはようございます。

長女が体調不良でしたが
季節の変わり目だったり
ちょっと疲れっちゃったのかな?
いまは落ち着いています!

子どもたちがお昼寝の間に
すっごいおもしろい本と出会ったので
紹介します!

「子育てで一番大切なこと
愛着形成と発達障害」著:杉山登士郎先生

保育士試験にリベンジ中で
その中の「子どもの心理学」に出てくる
「愛着」。

きっとそれがあったからでしょう。

こちらの作品にビビッときて
読み始めました!

専門的な話も多く、
興味のない方には難しく感じるかもしれません。
ですが、
杉本先生、矢野先生と編集者ミサキさんの
対話形式になっていて
わたしにはとても読みやすかったです。

書き出したらキリがないのですが、
やはり最後の10項目はとても興味深かったです!

編集者のミサキさんに
最後に子育てのポイントを聞かれて
杉本先生がミサキさんに贈った10項目です。

その中の4つをご紹介します!

1、動物としての子どもの自然で健康な生活を守ろう。
  きちんと睡眠を取らせよう。
6、子どもの多様性、子どもの凸凹を受け入れよう。
7、子どもに合った教育を選ぼう。
10、社会全体で、子どもを育てよう。

子育てで一番大切なこと愛着形成と発達障害 著:杉山登士郎先生

その通り!って感じですよね。

子どもたちの凸凹(発達障害)を個性ではなく
一つの障害として向き合うべきだという杉本先生のお考えには
いろんなことを考えさせられました。

もし自分の子どもの発達凸凹に気づいたとき
わたしは受け入れられるだろうか?

でもそう自問したとき、
気づいたんです。
それって子どもの目線?

凸凹を抱えた子どもたちは
見えないところで
悩み苦しむことがあるかもしれません。

親が受け入れられず、
受け入れても一つの個性として認めてあげては
正しい治療を受けられず
そのまま社会に出ることになる。
そうなったとき
一番の理解者だった親はそばにはいません。

親は愛情を持って「個性」として認めていた部分が
社会では受け入れられないこともあるかもしれない。

そしてまた、
凸凹を持つお子さんを持った親もそう。
「個性」としてだけでは受け入れられないことも
きっと出てくると思います。

だからこそ専門的な治療が必要なのだと
感じました。

発達障害にはさまざまな課題があると感じます。
いまの公教育の限界はここにもあるのかなっと。

教員不足や教員の指導力低下
晩婚化や出産年齢の高齢化
親の共働きによる子どもと過ごす時間の減少
スマホやタブレットなどの身近な電子機器の存在

個人や家庭の問題ではなく
社会全体の問題もたくさんあるかもしれません。

でもやはり、
子どもは宝だから。

子どもも親も「安心」して子育てできる社会になってほしいと
切に願うばかりです。

そして、わたしにできること!
それはやっぱり自分の子どもたちや
こうやって思っていることをアウトプットしていくこと。

便利さばかりを求めて
効率ばかりを求めてしまっているけれど
子どもたちの興味や関心につきあってあげる余裕を持つこと
食べる、寝る、動くの生物としての基本的な活動を大切にすること
を意識していきたいと思います!

子育てに不安を感じている方だけではなく
教育現場で働いている方にも
ぜひ読んでいただきたい一冊でした。

今日もお付き合いいただき
ありがとうございます。

今日も素敵な一日を。


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