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退職する私と読んだ本(出口さんと藤野さんの本)

こんにちは、にこままです。

今日紹介する本は、出口治明さんと藤野英人さん。
この2つの本のキーワードは、「リスクをとる」です。
最後まで読んでいただけると、嬉しいです。


私の辞めるリスク

退職をすると決めた時、
辞めた場合と、辞めない場合の利点リスク
2×2の表でまとめた。
その時に、見えてきたのは、利点とリスクの数。
表から分かったことは、
辞める利点が多く、リスクが少なかったこと。
それぞれのリスクの軽重があるから、
数では決められないが、
挙げられるだけ挙げて、書き上げた表を見て、
考えて、退職すると決めた。

辞めるリスクとして、
収入減が、とっても重いリスク項目ではあった。
でも、辞めた場合の不利点は、それだけだった。
辞めないリスクは、山ほどでてきた。
今、思えば、気持ちは辞めたかったのだ。
直観で、心は決まっていたのだ。


直観で、すでに決めていた

人は、決断をする時に、
頭で考えて、理性的に思考しようとする。
当たり前だ。
出口治明さんも、「数字」「ファクト」「ロジック」
正しく、早く判断できると言っている。

でも、多くは、その前に直観で、1秒で、決めているのだ。
「これは、ちがう。」
「私がやりたいことは、これじゃない。」
「選びたいのは、こっちだ。」と。


出口さんは、「数字」と「ファクト」を「ロジック」で決めることを言っているけど、同時に直観で決める力にも触れられていた。
そうなんだよ。
理性で決める前に、心で決めているんだよ。
そこに、頭で論理的に考えようとするから、悩むんだよ。
私は、ずっと前から決めていたんだ。
そう気づいて、今、腑に落ちる。
(直観の精度を高めるには、インプットを増やす、「人、本、旅」をすると言っている。果たして、私の直観は正しかったのだろうか…。)
 

リスクとの向き合い方

出口さんも、藤野さんも、リスクについて触れている。
出口さんは、「トレードオフ」、つまり、何かを取れば何かを失う、いいとこどりはできないという考え方だ。

世の中は、すべてトレードオフで、何かを選ぶことは、別の何かを諦めることである。

「早く正しく決める技術」出口治明

藤野さんは「何もしないこともリスク」と説く。
お金を貯めることは悪いことではないが、節約するばかりで、何もしないことは、失望を最小化するだけ。逆に、リスクをとって挑戦して動くことは、希望を最大化する、と言っている。

変化に対応できるためには、つねに動き続けること。学び続けること。

「投資家みたいに生きろ」藤野英人


未来は、今よりずっと良くなると信じる

「希望を最大化する」
いい言葉だな、と思って、読書ノートにメモしている。
戦争や自然災害、犯罪や社会情勢など、不安を感じる未来社会。
自分の人生も不安を感じる今、
言葉で思考の枠組みが変わり、心持ちが変わってくる。
未来も人生も不安はあるけど、
行動することで、希望を増やしていくことができる。
人生も世の中も、将来は明るいし、今よりずっと良くなると信じる。
仕事を辞める今、
未来は明るいと信じて、
今、何をするか、行動して何を求めていくか、
私に大事なことなんだと、教えてくれる。



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