ビオスヘゴ0223

*雨とお日様*

雨が上がって 花がきらめき

地上で出会った 雨とお日様

辺り一面 輝く雫でいっぱいに

木々に枝に花に葉に

湿った土の色変わるころ

雨とお日様 またねと手を振り合う


場所:ビオスの丘

(写真を変えて再掲載です。)

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今日の詩は、夜に激しく雨が降った日の翌朝、清々しく晴れたときに感じる喜びから作りました。

写真の木については、はじめヤシの木に似ている南国らしい植物だなと見ていました。やがてこれが、沖縄にはよくある「ヘゴの木」であることが分かりました。

「ヘゴの木」は、亜熱帯植物で九州南部辺りより南でよく見かける植物だそうです。

ヤシの木より背が低そうで、葉っぱが大きくて湿り気を感じそうな、そして性格は大らかそうと感じました。そんなことないですか。笑

実際のところ、5~6mの高さで、もっと高いものは10mにも伸びるそうです。

そんな南国の匂いがする植物と、雨やんで晴れて良い気分!な朝にプラスして子供時代の詩からアイデアをもらいました。

恥ずかしながら公開してみます。
誤字が、、面白いようにあります。

土の詩

リトル私が書いたのですが、土の色の変化の表現が面白くて、今回の詩に少し使ってみたいと思いました。(赤い字は担任の先生からの返信です)

確かに、土の色って変わりますよね。お水を含んだときの表面の様子と、カラカラに土が乾いた時では色も感触も違いますものね。

大人になると、それはもう何度も見たことになっていて、特別に目を留めることではなくなるのかな。


最近は、何か少しでも感覚を研ぎ澄ましておきたくて、手が汚れることとかを忘れて、自然界の贈り物の植物や土、雨とかに触れるようにしていたいと思うようになりました。それは、もう戻らない子供時代を懐かしんでいるのかもしれないし、少しでも汚れた心を浄化できるように願っているからでもあって、そして私らしい作品が作れるように祈っているからだと思います。

もう、リトル私は、粉々になっていなくなった気がしますが、それでも、この子供時代の詩のカケラと自然があれば、まだ私の心には柔らかさが残っていると感じられます。


丁寧に、感じたことを描いたり書いたりしていれば、小さく何かを積み上げているような気がします。

書籍にすることと個展を開くことのために使わせて頂きます。