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犬山まちづくり自主学校(第3期) いよいよ募集開始です

まちづくり自主学校(第3期)がいよいよスタートします。
今年度は2月、3月の開催です。

それってそもそも何ですか?
 
男女共同参画、ジェンダー、同意・・・
最近いろいろ耳にするけど、それってそもそもどういうこと?
大事なことだと思うのだけど、意外と知らない、今さら聞けない。
そんな気持ちに一から応える講座&対話のイベントです。
最終回は、学びと対話を通じて考えた「あったらいいな」を実現するためのワークショップを開催!


学び❶ 同意って何?

オンライン講座&対話
2月4日(日) 10:00-12:00 

こどものときから知っておきたい! 
みんな自分と同じじゃない。相手と自分の境界を知ろう。
イヤと言える・話し合える
対等な関係性にはどうやったらなれるんだろう?
人とよりよい関係をつくる上での、大事なヒントがみつかります。
 
前半 講座:にじいろ・中谷奈央子さん(元・保健室の先生、性教育講師) 
後半 対話の進行役:安本志帆さん(幼稚園教諭・哲学対話ファシリテーター)
対象:小学校高学年〜大人
定員:オンライン(Zoom利用) 15人

学び❷ ジェンダーと家族、社会の関係は?

対面講座&対話
 2月18日(日)13:30-15:30

家族のなかにも政治がある?
ジェンダーというのは「性」にかかわる社会的に共有された意味づけのこと。女性だから、男性だからといった視点で、家族のなかでも偏った関係がうまれがちです。
それを変えていく一つの手がかりは、これまで「私的」とされてきた家族や、私たちが生活している様々な場での、しっかりと向き合った話し合い。むしろ日常生活こそが政治の場だといえるのです。

学び❸ 男女共同参画ってそもそも何のこと? 

対面講座&対話
 3月10日(日)13:30-15:30

近年、「女性の活躍」という言葉が取り上げられますが、「女性の活躍」を掲げるだけで、男女共同参画につながるのでしょうか? 「男女共同参画とは何か」から始まり、「男性の家庭参画の大切さ」についてお話しします。
 
❷❸共通
前半 講座:田村哲樹さん(名古屋大学教授、「あいちイクメン・イクボス応援会議」座長)
後半 対話の進行役:ミナタニアキさん(犬てつ)
各回定員:15人
会場:犬山市民健康館さら・さくら 201研修室
犬山市大字前原字橋爪山15-2

学び❹ あったらいいなワークショップ

対面ワークショップ
 3月17日(日)13:00~16:00

講座の学びと対話を通じて考えた、このまちに「あったらいいな」はどんなことかのアイディアを出し合います。
昨年度に行った第2期自主学校の4回分をぎゅっと凝縮したプログラム【自分に向き合い課題感を言語化する / 相手の考えを知って届け方を考える】。
ジェンダーにまつわる不便、不自由に向き合う術を一緒に考えましょう。
 
講師:大島もえさん(尾張旭市議会議員・出産議員ネットワーク事務局長)
定員:10人
会場:犬山市民健康館さら・さくら 201研修室
犬山市大字前原字橋爪山15-2
 

講師紹介

にじいろ・中谷奈央子さん
元・保健室の先生。2016年よりフリーランスで、性教育講師・思春期保健相談士として活動中。全国各地で児童生徒を対象にした性に関する講演・授業、保護者や教員向け研修などを行っている。著書に『10代の妊娠 ネットも友だちも教えてくれない性と妊娠のリアル』(合同出版)、共著『性の絵本6』(たきれい、株式会社キンモクセイ)、制作協力『思春期の性と恋愛 子どもたちの頭の中がこんなことになってるなんて!』(アクロストン、主婦の友社)など。Xアカウント@beingiscare
FRAUでの執筆記事:「保健室」に駆け込む子どもたちに「逃げ」「甘え」と言うのはやめにしませんか…?ほか
水着で隠れてる場所だけじゃない…小中高生に伝えたい「性教育で一番大切なこと」
インタビュー記事:「NO」 が言える子を育てるには

安本志帆さん
哲学対話ファシリテーター・福岡市私立幼稚園教諭。CLAFA代表。こどもの哲学(Philosophy for/with Children)を主軸とし、幼児から大人まで様々な属性の人達がごちゃまぜに哲学をする実践の場を作っている。大分県内の公立高校や京都市内の私立高校での哲学対話の授業をはじめ、小中学高校の教職員研修やカリキュラムメンターを務めている。FBアカウント
安本さん執筆記事:“教室”での”安全”な”性”の”対話”は可能なのか?

田村哲樹さん
名古屋大学大学院法学研究科教授。専門は政治学。名古屋大学男性教職員で初めて育児休業を取得。現在、愛知県の「あいちイクメン・イクボス応援会議」座長を務めている。著書に『熟議民主主義の困難』(ナカニシヤ出版)、『日常生活と政治』(編著、岩波書店)、『政治理論とフェミニズムの間―国家・社会・家族』(昭和堂)などがある。
田村さん対談記事:熟議でのナッジ? 熟議へのナッジ?《田村哲樹さんとの対話》

ミナタニアキさん
犬てつ(犬山×こども×大人×てつがく×対話)代表。2017年より犬山市で、日常のなかで浮かび上がる様々な問いについて、進行役とともにこどもと大人がじっくり楽しく考える哲学対話の活動をはじめる。2020年には、3年間の活動の記録をまとめたドキュメント『こどもと大人のてつがくじかん てつがくするとはどういうことか』(Landschaft)を刊行。

 大島もえさん
愛知県尾張旭市議会議員。在任中に4人のこどもを出産。出産議員ネットワーク事務局長や子育て議員連盟世話人をつとめるほか、政治と暮らしをつなぐ笑顔の研究所としてsmile lab m’s主催。不便、不自由を自己責任にしまい込むのではなく、背景にある仕組みやステレオタイプ、課題に向き合う術を伝え、政治を動かし解決するという選択肢を社会に広げる活動を行う。
大島もえさんHP

申込はこちら

❶~❹のどの回にどなたが参加するかご確認の上、お申し込みください。

参加費:無料
当日参加できない方はオンデマンド(録画配信)受講でお好きな講座のみのオンデマンド(録画配信)受講も可能です。1回の申し込みで、全3回分がご視聴できます。

みなさまのご参加お待ちしております。

お問い合わせ NPO法人にこっと(Eメールnicotto.or@gmail.com)
主催:犬山市、NPO法人にこっと・みんなの社会部(旧男女共同参画部)

にこっとHP:https://nicotto2525.org

NPO法人にこっとについて
NPO法人にこっとは、子育てをしながらチャレンジをしたい女性を応援し合う活動を目指して、2021年1月に特定非営利活動法人としてスタートを切りました。現在は10の部で活動しています。みんなの社会部は、女性や母親という役割に対する無意識の偏見や思い込み、親から子どもへの影響など、さまざまな思いや考えを話し合える場を設けるほか、地域課題について知る・聞く・学ぶ「まちづくり自主学校」を2021年度より開催しています。

ちらしデザイン:cuu design ヤマダクミコ

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