王さまの本棚 89冊目
『寄生獣』
岩明均作/講談社
ちょっとまって、すんごいヘビーなの来た……これ書く前に読み返さなきゃいけないやつだ……(そして読み返した直後も語彙力が麻痺して感想文が書けないやつだ)
というわけで、詳細をあまり覚えていない本を紹介することになります。ご承知おきください。とはいえ、初読から数えたら10回近くは読んでいるはずなのですが、なにぶんあほなので、ほんとすぐに忘れていくんです。ほんとなんです。
ここ一年ですんごくハマった漫画にゴールデンカムイっていうのがあるんですが、ゴールデンカムイが面白いと思えた方にはもれなくお勧めしたい漫画です。すっごく面白い。ゴールデンカムイよりはホラーテイストが強めかもしれないけど、それも含めて世界観が完成されていて、すばらしい作品です。あと、読む人によって感想がすごく異なると思う。わたしは途中の印象はいつも変わるものの、いつも最後には、「ああ、地球にやさしくしなきゃな……。」って思っています。表紙からはおよそ想像できない感想。笑
表紙といえば、iPhoneで撮影したとき高確率でこの表紙たちを顔認識するの、やめてほしかったです。ちょっと待って、異形だからね、人間じゃないからね。
あと、めちゃくちゃ余談なんですが、夫が会社へ向かうときにパファ……バツン!って行ってらっしゃいのハグをしたら、普通に流されたので、エー!寄生獣!!って言ったら、わかっとるわ、行ってきます。って言われたので惚れ直しました。
わたしの世代で言うとアフタヌーンって気が利いた漫画を載せてるちょっと王道からは外れたマイナーの筆頭みたいな雑誌だったんですが、干支半周年上の夫の世代だと、ちょうど寄生獣を連載していたころで、もっとメジャーな扱いだったようです。マイナーの筆頭……って、なんだ。
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