おとぎ銃士赤ずきんに出で来る「ファンダヴェーレ」

ファンダヴェーレ fanda-vere 
長い母音「ェー」より、「ヴェーレ」はラテン語の「vērē」の現代イタリアキリスト教会内通用読み方(/ˈve.re/, [ˈvɛːre])の説を呈する。古典の読み方は「ウェーレー」に近い。[ˈu̯eːreː][ˈu̯eːreː]。
vere - Wiktionary, the free dictionary

イタリア語の「vero 男性名詞/ vera女性名詞 ”真実”」の複数や「vera 女性名詞、(北イタリア語)」で”結婚指輪”或いは建築学用語の"Puteal"の複数の形にもなりますが、発音が違います。(/ˈve.re/ヴぇレ)になりますなので。
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Puteal - Wikipedia
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或いはvēr(春)のablative singular格。「(一つなる)春から」の名詞形態。fandaはラテン語品詞「語り継ぐべき」により、「語り継ぐべきの真実」あるいは「語り継ぐべき春より存在する国」を訳す。
fandus - Wiktionary, the free dictionary

fanda - Wiktionary, the free dictionary

物語の輪の国、時代樹の国郷、御伽の井戸下の国、泡の泉の国にも捨てがたい。どちらかも正しい訳名ではないけれども。

最初で平仮名を見る時には、「ファンダ」は「ファンタ」だと見間違えて、
「fantavere」お伽話の真実と勘違しました。

エルデは確信がない。英語の"eld"(歳、古き時代)。或いは他のゲルマン語で”火”とか。
或いはドイツ語の"Erde"の日本語読みかもしれない。"Erdegeist"のあれ。こちは推し理論。

「語り継ぐべき真実fanda vēre」はお伽話と魔法の国、預言によって願いを叶う菩提樹。
「土に記録された全ての魂の記憶Erdegeist」は歴史と理知の国、後知恵の“科学”によって預言を形に残る時代樹。*
Kalpavriksha - Wikipedia 時代樹

差別は存在していない、「昔」と「今」の差しかない。情報が時間軸内拡散する速度かな。
魔法の真実と業の真実。


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