15年前の今日。2006年7月15日はネット界でも大きな出来事であり、私の映像制作に大きな影響となった日でした。それは当時ネット界の映像クリエイターたちがオフラインで上映するイベント"slashup02"と"映夜祭06"が同時開催した日でした。ちなみ海外ではTwitterがサービス開始した日でもあります。

　特に私は前者の"slashup02"に大きな影響を与えました。15年前の私は大学生であり、PCを始めて自分で持っていたばかりの頃でした。当時はおもしろフラッシュ倉庫からFLASHアニメを見ていただけで、今のようなTwitterなどのSNSが少なかったためにイベント自体を知りませんでした。

　私が初めて知ったのがオンライン公開された2006年8月頃でした。出展者に出ていたぴろぴとさん、エジエレキさん、ラレコさん、tigoさんなどのFLASH作品を見て衝撃を受けました。
　私が特に衝撃を受けたのはみ～やさんの『ガラクタノカミサマ』でした。

　当時は『Nightmare City』で印象に残っていた方で、AAとは異なるオリジナル作品だったのが衝撃でした。前半は何かが起きる前触れのような静けさから後半の激しいアクションへ切り替わる演出が凄いと感じました。
　『ガラクタノカミサマ』を見て、自分も映像を作ってみて皆に見せたいと思うようになり、映像制作を始めるキッカケになりました。

　それから13年後、2019年のFRENZ2019で私はそれを達成することができました。
　私はこの作品がなかったら、今の自分ではないと思いました。