日本語教育能力検定試験 問題の作り方

 こんにちは。今回は当検定を受験するにあたって、
ふと思ったことをシェアしたいと思います。
おかしな発想かもしれませんが、何かのきっかけになれば幸いです。

 この検定に限ったことではないですが、
検定試験を作る方はどんな方なんだろう?と
ぼーっと考えることがあります。

答えは大体同じです。
①自分よりも日本語教育の知識がある。
②自分よりも日本語教師の経験がある。
③自分よりも日本語LOVE。

ん?ということは、
日本語教育能力検定試験の問題=知識+経験+LOVE
これで成り立つような気がしました。
この公式を自分に当てはめると・・・
知識0 + 経験0 + LOVE(???)=0に近い
最初から負けレースではないかと思いました。
それでもJEESは優しくて、条件を満たす全ての人に
チャンスを与えてくれます。何とかして合格できたらと思いました。

420時間の講座で知識を蓄え、実際に教師をされている方が
実戦経験も豊富にあるので、一番合格しやすい環境にあると思います。
私はあくまでイメージ先行で努力していくしかなかったです。
どういう教え方が良いのか?この理論はいつ使うのか?などなど。
そうした場合の最大値は、

知識100(勉強すれば増えていく部分)
仮想経験100(日本語教師の記事、もしくはなったつもりで)
仮想LOVE100(マニア、ミーハー、呼び方は色々)

現実的なことを言えば、出題者と受験者との乖離を無くしていくこと。
これが合格の道だと思います。
出題者の方がどういった方かは存じ上げておりません。
しかし、相当な実績も苦労も重ねてきている方だと思います。
それを踏まえると、

知識・・・毎年ガラッと変わるものではないので、
     出題パターンはほぼ同じ+1,2年分の新しい事象。

経験・・・実際に起こった誤用や発音から出題。

LOVE・・・好きなら否定的な解答にしないですよね?

ということではないでしょうか?

教室の音声問題は、実際にこんなことあったんだと
イメージして聞くだけでも面白いです。
コンビニの外国人店員の方の誤用や発音が気になってきたりもします。
頭の中で、「し→ちになっていて調音法が違う」とつぶやいたりもします。

座学だけではなくて、日常で拾えることもあります。
アンテナを張ること、小さなことに気付くこと。
楽しんで取り組めるのが一番で、
勉強が苦痛の時はやめてもいいと思います。
私の結論としましては、出題者と受験者の乖離が無くなれば合格です。
あの手この手で出題してきますが、知らないことを問題にはできません。
今思いつくことに全力で取り組めば良いと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。





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