日本海

地方都市に住む30代レズビアン。海外精子バンクを利用して顕微授精→R6春に出産予定。田…

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地方都市に住む30代レズビアン。海外精子バンクを利用して顕微授精→R6春に出産予定。田舎ネットワークに怯えつつ自己開示を始めた慎重派クローゼット。4つ年下のパートナーとネコチャン1匹とで楽しく暮らしています。

最近の記事

妊娠10ヶ月

いよいよ臨月、そしてもういつ生まれてもいい時期=正期産となりました。振り返るとあっという間。 産休に入った直後の健診で胎児があまり育っていないことがわかって経過を見ていたのですが、とりあえず今は成長曲線の範囲内に盛り返して来た感じです。 平均よりやや小さめではあるもののひとまず転院や入院にはならず多少ほっとしていますが、最後まで何が起きるかわからないものだなとハラハラさせられます。 この1ヶ月で一気にお腹が大きく重くなりました。胎動も皮一枚隔てたすぐそこで感じられます。

    • レズビアンカップルで妊娠中だと伝えたときの周囲の反応

      妊娠7ヶ月に入りました。 ここ1,2週間、猛烈な勢いでお腹が大きくなっています。直近の検診では重さ500gにも満たなかったけど、たぶん今は1キロ近いのでは?と思っています。(自身の増量も妊娠前+5.5キロとすくすく) これまではおへそよりも下の方でうねうねしてたのが、へその上まで蹴っ飛ばしてきます。 さて、今回は妊娠を伝えたときの周囲の反応について振り返ってみようと思います。 まずは親族関係。 元々、妊活することは親も含めて誰にも伝えていませんでした。誰に嫌な顔をされ

      • 妊娠6ヶ月、胎動の話

        つわりが楽になってから時が過ぎるのが早いです。 戌の日の安産祈願もパートナーと一緒に済ませ、着々と妊娠期間が進んでいきます。お腹も目立つようになりました。 クリスマス前から仰向けになってお腹に手を当てるとぽこぽこと小さな泡が立っているような感覚が始まり、18週頃には内側からトントンとノックされるような感覚や軽く押されているような感覚、20週には手で触らなくてもお腹で動いている感覚がわかるように。 よく「ドンドン」とか「ドコドコ」とか聞くけど、それよりもむしろ「ニュルン」

        • 妊娠5ヶ月、つわりと体重の話

          前回記事では9週ぐらいでつわりが辛いと書いていたわけですが、残念ながらその後の10週〜12週頃が間違いなく人生で最も辛い期間となりました。 ちょこちょこ食べればどうにか耐えられていたフェーズから、気持ち悪くて食べられない、何を食べても気持ち悪いし食べなくても気持ち悪い、そして嘔吐というフェーズへ。 ピーク時期は在宅勤務すらできず休暇。とにかく一日がクソ長い。眠気が強くて夜眠れてたのは不幸中の幸いだったと思う。 本当に辛かったけど、それでも水分は摂れてたし食べたものすべてを

        妊娠10ヶ月

          つわりの話

          6wを過ぎた頃からなんとなく胸がむかむかし始め、その後7w8w9wと撃沈してます。 最初は梅とかレモンとかサッパリしたものを食べることでムカムカが収まっていたのですが、もはやそれでは効かないほどに。(レモネードとかにりんご酢を足して飲むとすっきりしてたけど、飲み過ぎて酸に胃がやられた) 空腹、というか血糖値が下がると吐き気を催すことにようやく気付いたのが8w。お腹が空いたら食べる、ではなくてとにかくゆっくり何かを食べ続ける戦法で仕事中は凌いでます。 ✍️摂取可能リスト(

          つわりの話

          心拍確認②、母子手帳交付

          前回5w4dでの心拍確認からちょうど2週間、7w4dで2回目の心拍が確認できました。 胎芽の大きさも2.2ミリから1.4センチまでぐーんと成長!今度はぴこぴこ点滅する心臓がよく見えました。心拍音も聞かせてもらい、力強い拍動に感動… 週数は前回生理からの計算では8w1dってことになっているのですが、実際胎芽のサイズ的にもそれぐらいということで、予定日もそのまま確定。よく育っています。 ドクターから母子手帳をもらってくるよう指示され、その足で市役所へ。「未婚」にチェック入れ

          心拍確認②、母子手帳交付

          移植から20日、胎嚢・心拍確認

          近場のクリニックを受診し、エコーで胎嚢・胎芽、そして心拍まで確認することができました。 最終生理日からの週数でいうと6w1dですが、実際は5w4dだということを私だけが知っている…。 出産予定日は今後ちゃんとサイズを診て修正されるので特に問題ないでしょう。 受診前は生物学上の父親の不存在についてどう聞かれるのか、どう説明するのかをぐるぐる考えて怯えていましたが、なんてことなく「シングルね、OK」で終了。 そうだよね、父親のいない子なんてごまんといるよね。 産院は立ち会

          移植から20日、胎嚢・心拍確認

          移植後の経過(BT1〜BT12🧚まで)

          クリニックが遠方なので移植後に検査薬を2本渡され、BT9と10に検査するよう指示されていました。 ここから毎日「BT◯ 症状」で検索する日々。 【症状まとめ】 BT1 一瞬だけ下腹部がちくっと痛んだような… BT2 頭痛あり BT3 朝から腰痛&頭痛。一瞬だけ吐き気を感じたけど気のせいレベル BT4 ひどい腰痛。午後微妙に吐き気。夕方から子宮の右あたりが痛む。くしゃみしたら一瞬引き攣るような強い痛み。 ※胸は移植前から張ってるけど生理前はいつもそうなのであてにならないと思っ

          移植後の経過(BT1〜BT12🧚まで)

          凍結融解胚盤胞移植

          移植周期は生理3日目と16日目に診察で、24日目に移植。 ホルモン補充だから日にちは遅らせられるよと言われ、週末に合わせたのでややゆっくりペース。 移植周期はやること少ないなんて思ってたけど移植前5日からは噂の膣錠やら追加の飲み薬やらで結構大変。なんせ膣錠が嫌。飲み薬も、採卵のときよりも種類が多いような。 移植当日、調べるとどうやら尿を溜める必要があるようなのだが、私は特に指示されなかったので迷いつつも若干溜め気味で行きました。が、受付後にトイレを済ませるよう指示されました

          凍結融解胚盤胞移植

          いざ移植周期へ

          前周期で採卵を終えて15日後、待ちに待った生理! お薬で調整してたのでほぼ予定どおりの来訪なのだが、こんなに生理が待ち遠しかったことはないですね。 不妊治療を始めて、非常にステップが多い!時間かかる!通院多い!通院までの期間が長い!ことによるしんどみををひしひしと感じています。 よく言われることだけど、長丁場になるので治療にばかり意識が集中すると精神衛生上よくないですよ、というのは本当でした。とはいえ体はだるかったりお腹が張ってたりするので、気晴らしに運動してみようとかいう

          いざ移植周期へ

          採卵&顕微授精&胚盤胞凍結の記録

          2023年7月中旬から採卵周期に入り、8月初旬に麻酔下での採卵を行いました。 受診回数は採卵当日も含めて計4回(+結果報告のオンライン受診1回)。 いわゆる高刺激法だったので色んな薬を内服&注射して複数の卵子を育て、採卵前々日にトリガー(注射&点鼻薬)、そして採卵という流れ。 別のクリニックで検査したAMH値が年齢にしては高めだったので、元々ドクターからは10個は採れるだろうと言われていました。 ・受診① 問診、薬の処方 ・受診② 経膣エコーで卵胞の育成状況チェック&薬の処

          採卵&顕微授精&胚盤胞凍結の記録

          まずはブライダルチェックから

          ※この記事は2023年2月に別の媒体で公開していた記事からの移植です。 そもそも自分が生殖可能な状態なのか、妊娠出産の際に問題になるような隠れた病気はないか、まずはそれを調べることが妊活の第一歩。 というわけで近所の産婦人科へ行ってきました。 クリニックは以前職場の先輩がお子さんを出産した際にお見舞いに行ったことのあるところ。まさか自分がかかる日が来ようとは…。 問診票の主訴のところ、「子どもがほしい」「検査をしてほしい」に◯をつける。AMHの検査など、と補記。 2枚

          まずはブライダルチェックから

          地方在住レズビアン、子どもはまだない(自己紹介)

          こんにちは日本海です。 いわゆる田舎に住んでいる30代半ばの会社員で、同性パートナーの猫背ちゃんと二人暮らしをしています。(+ねこのすけ君🐈) 現在、海外精子バンクを利用しての妊活真っ只中です。(※2023年8月現在) このnoteでは以下のトピックについて書いていく予定です。 ・同性パートナーとの生活のこと ・海外精子バンクを利用しての妊活のこと ・LGBT関連ニュースや政治のこと ・生殖補助医療関係ニュースや政治のこと ・2人ママでの子育てのこと(予定) なんとな

          地方在住レズビアン、子どもはまだない(自己紹介)