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分断を招く反米親露の保守が多い理由と日中友好の政治家が多い理由について

とんでもデマ歴史や海外で調査報告されたロシア・中国の新型コロナ・mRNAワクチンの偽情報を発信してる神谷宗幣が事務局長を務める参政党。

偽書確定してる「シオン議定書(ユダヤ議定書)」に出てくるイルミナティやディープスタート、それら陰謀論を基にした日本のデマ歴史などで子供から大人まで騙してるケースは挙げたらきりがない。

参政党は天皇を中心とした社会作りなどと言っているが、昭和天皇の署名と御言葉と天皇家の御璽が記され公布された日本国憲法を否定・無効とする創憲を掲げる保守・愛国を装った反日政党と言えるだろう。

日本国憲法

自民党の自主憲法制定論との違いを持つために創憲を掲げたのだろうと思うが、参政党は憲法97条削除と緊急事態条項創設で基本的人権が失われるというデマを見ると参政党が無知の集まりなのが分かる。

自主憲法制定を唱える人達の中には「押し付け憲法」説を主張するケースもあるが、田島元宮内庁長官の拝謁記や侍従長の日記やメモを見て時系列整理すれば「押し付け憲法」が創作であることは分かる。

しかし、それをチャンネル桜などが長年に渡り発信したことで、自主憲法・自主防衛・戦後レジームからの脱却という反米親露・反民主主義プロパガンダが一般の保守層を毒していった。

その為、参政党や保守を自称する層、民族派右翼に反米親露・反民主主義の論調が見受けられるのは当たり前と言えるだろう。

サンフランシスコ講和条約でソ連(ロシア)が平和条約を結ばなかったのは、米軍が日本に駐留する日米安保が盛り込まれていたからであり、現ロシア大統領のプーチンは日本は主権が回復していないとするのは、日本国内に米軍が駐留しているからである。

西田昌司

真の国益の観点からロシアとの平和条約を訴えるなんて、アメリカ軍が駐留していないウクライナにロシアが軍事侵攻したのを思い出せば、平和条約締結=在日米軍撤退=ロシアの国益となるのは馬鹿でも分かる。

一水会 木村浩三

戦後・冷戦後に世界の警察としてアメリカが国際社会の秩序(民主主義)を構築した枠組みから脱却(戦後レジームからの脱却)、そして自主憲法、自主防衛、主権回復を主張していれば、アメリカ側から見たら不安でしか無いだろう。

これは参政党代表の松田学だけの話では無いが、上記の発言をしてる人らの殆どが、グローバリズムを否定する。

海外では既に反グローバリズムの騎手は反民主主義の現ロシア大統領のプーチンとされており、反グローバリズムなどを掲げる海外の右翼・極右政党らがプーチンから資金提供を受けてる事実を見ても、民主主義的な価値観が根付いた日本社会かつアメリカ主導で構築された世界秩序(民主主義)の一員である日本の中で反米親露の論調が分断を招くのは当たり前と言える。

事実、海外ではロシアのbotがSNSで反グローバリズム・移民反対・反ワクチンなどを煽り、政治キャンペーン(支持率低下)を目的に分断工作をしているという調査報告がある。

また、反米親露の論調をする界隈らの多くは嫌韓や嫌中を煽り、対立を煽る論調が目立つ。
筆者自身、韓国や中国に対する信用問題などがあるので気持ちは分からなくもないが、煽り方が異常と言える。

日本は過去に安全保障上の観点から朝鮮半島を統治した事や、中ソ対立を契機に中国を民主主義圏に取り込もうという動きが起きたのを見ても、日本などの民主主義圏が韓国や中国と対立して得をするのはロシアだ。

最後に日中友好の政治家を親中議員とレッテル貼りをしている反米親露の論調をする愛国や保守を自称してるのは天皇否定の偽保守・愛国とも言えるだろう。

日本と中国は地理的に極めて近く,長い交流の歴史がありました。日本人は古くから中国の文化を学び,それを元にして漢字から仮名を作り出したように,様々な面に日本の文化を育ててきました。したがって両国の間には似ている面と異なっている面が入り交じっていると聞いております。このような関係にある両国の間で関心を持っている人々が互いに理解を深め合い,友好関係を増進することは極めて重要なことと考えます。この度の訪問がこのような契機となれば幸いと思います。短期間の限られた地域への訪問でありますが,中国の文化や歴史に接するとともに,多くの人々と交わり,相互理解を深め,友好関係の増進に資するよう努めていきたいと思っています。

中華人民共和国ご訪問に際し(平成4年)

昭和天皇が生前に中国訪問を切望していた事や上皇陛下が過去にこのような発言をされた事を受けて日中友好の動きをする国会議員がいるのは当然なのだが、親中レッテル貼りをする人らは天皇否定なのだろう。

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