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建設コンサルタント勤務 趣味は山・鳥・読書 日本の自然や歴史、文化が大好きです。 旅の…

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建設コンサルタント勤務 趣味は山・鳥・読書 日本の自然や歴史、文化が大好きです。 旅の日記や頭の中の整理を兼ねて始めてみました。 YouTube→https://www.youtube.com/channel/UCp_Q5OfZfLsTqCU6hzJLa9A

最近の記事

零戦 その誕生と栄光の記録

 先日、恥ずかしながら初めて「風立ちぬ」を見た。とても感動する内容であった。しかし、同時に戦争に携わった技術者について、より細部まで知りたいと感じた。  そこで、零戦の設計者である堀越二郎の「零戦 その栄光と誕生」を読んでみることにした。その内容は、零戦の設計に至る過程や、技術的課題、民間会社である三菱重工と大日本帝国海軍との関係性、零戦の活躍を設計者はどう感じていたのか、など、零戦の設計主任を務めた堀越二郎にしか書けない、とても興味深いものであった。  本記事では、本書の内

    • バードウォッチング@舞岡公園

      本日は、舞岡公園でソロ鳥見を行ってきました。 舞岡公園は二度目ですが、前回は見られなかった鳥たちとたくさん出会うことが出来ました。 私はいつも横浜市営地下鉄ブルーラインの舞岡駅から徒歩でにアクセスしています。 舞岡駅出てすぐのファミリーマートの前を通過してすぐに左に折れると、舞岡ふるさとの森の入り口に到着します。 そこから舞岡公園へ続く遊歩道は、人も少なくちょっとしたハイキング気分を味わえて非常に良いです。 遊歩道はコジュケイの鳴き声でうるさいくらいでした。本日は鳥たちも

      • バードウォッチング@渡良瀬遊水地

        本日は、渡良瀬遊水地でソロ鳥見を行ってきました。 渡良瀬遊水地は三度目ですが、毎回そのポテンシャルの高さには驚かされてばかりです。 三度目にしてどこにどんな鳥が生息しているのか、少しずつ分かるようになってきたので、本日は猛禽類の一種であるチュウヒに絞って観察を行いました。 北エントランスから入場し車を駐車後、真っ先に向かったのは谷中村・渡良瀬遊水地タワー。てっぺんに続く階段は、寒波の影響でカチコチに凍っており、かなり危険な状態でした。高額なカメラを持って登る方々、くれぐれも

        • バードウォッチング@境川遊水地公園(2023/12/03)

          本日は、境川遊水地公園でソロ鳥見を敢行してきました。 関東に来てまだ2年目なのですが、意外とまとまった自然が随所にあって、ビックリしています。 そして、関東の自然公園はどこも管理がしっかり為されていて、人と自然との共生が図られている印象。 やはり、行政がお金をかけてしっかりやってるんでしょうね~。 さて、本日は最近購入した望遠レンズの練習がてら、境川遊水地公園(神奈川県)を散策してきました。 遊水地公園なので、人も少なく閑散としてるんだろうな~と思いきや、大盛況!大人も子供

        零戦 その誕生と栄光の記録

          東京歴史散歩1ー神田界隈ー

          2023年4月22日(土)、神田界隈ぶらり旅の記録である。 散歩の参考にでもしていただければ幸いである。 人工河川 神田川 今回はいつものことながら、司馬遼太郎氏の「街道をゆく36:本所深川散歩・神田界隈」を読み、ふと思い立って神田を訪れた。  JR御茶ノ水駅に降り立ち、まず目についたのは神田川とそこに架かる聖橋(ひじりばし)。駅のホームを横断するように架かる聖橋は表面がモルタルでコーティングされ、少しのっぺりした印象を受けたものの、そのアーチは存在感があった。  ここで少

          東京歴史散歩1ー神田界隈ー

          日本の仏像3~菩薩編2~

          この記事の内容※前回、前々回の記事を読んでいない方は、是非そちらから読んでいただきたい。 本記事では、梅原猛著「仏像のこころ」の内容をもとに、日本仏教で主要な仏像とそこに込められた意味を紹介する。 前回は観音菩薩について書いた。今回はその他の4菩薩についてである。 地蔵菩薩地蔵はもはやお寺で御厨子(みずし)に収まっていることすらしない。外に出て風雨に晒されながら民衆の救済に励む仏である。 それは仏像の形にも表れている。地蔵は声聞形(しょうもんぎょう)というお坊さんの形をして

          日本の仏像3~菩薩編2~

          日本の仏像2~菩薩編(観音菩薩)~

          この記事の内容※前回の記事を読んでいない方は、是非そちらから読んでいただきたい。 本記事では、梅原猛著「仏像のこころ」の内容をもとに、日本仏教で主要な仏像とそこに込められた意味を紹介する。 前回は悟りを開いた仏である如来について書いた。今回は悟りを開く途上にいる菩薩についてである。 ※観音菩薩編が長文となったため、  菩薩編は「観音菩薩」と「それ以外の4菩薩」に分けることとする。 観音菩薩前回の記事から何度も言っているが、菩薩は修行中の仏の候補者で私たちと同じ人間である。そ

          日本の仏像2~菩薩編(観音菩薩)~

          日本の仏像1~如来編~

          この記事の内容皆さんは、お寺に祀られている仏像について、どれくらいのことを知っているだろうか。日本人の生活の中には、仏教が深く関わっている。皆さんも一度はお寺にお参りに訪れたことがあるはずだ。しかし、そのお寺の本尊である仏像の名前、そして、その仏像に込められた意味について知らない人は多いのではないか。私もその一人であった。 本記事では、梅原猛著「仏像のこころ」の内容をもとに、日本仏教で主要な仏像とそこに込められた意味を紹介する。本記事はその第一弾として、如来について、述べるこ

          日本の仏像1~如来編~

          「街道をゆく」とゆく

          「街道をゆく」司馬遼太郎私は司馬さんの小説が大好きだ。 死ぬまでに、全作読破したいと思っている。 そんな私が、特に好きなシリーズは「街道をゆく」である。 このシリーズは、司馬さんが1970年から1996年にかけて、日本国内外の様々な街道を辿り、その土地の風土や歴史、人々の暮らしなどを探求した紀行文である。 辿った街道は、北海道から沖縄、果てはアジアやヨーロッパなど実に多様で、それが全43巻に収められている。 「街道をゆく」との出会い私がこのシリーズと出会ったのは、学生時代

          「街道をゆく」とゆく

          バードウォッチングのすすめ

          バードウォッチングはつくづく趣味にしてよかったと思う。 鳥に出会って、毎日が楽しくなった。 最寄駅までの道中や登山中、車窓から外を眺めている時など、いつも鳥を探している。 そんな私が感じる鳥の魅力は、以下の四点である。 ・「飛ぶ」という行為 ・美しさ ・ちょうどよい種数 ・地域による種の変化 以下でそれぞれについて、簡単に述べる。 まずは、「飛ぶ」という行為そのもの。 大空を舞う鳥は本当にかっこいい。自由の象徴でもある。 この「飛ぶ」という行為一つをとっても、種によって多

          バードウォッチングのすすめ