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おすすめ本!「嫌われる勇気」

人生は選択の連続だ。自分の選択に自信を持つ。どうもヤマです。
今回は、26歳にして読書週間を始めた時に最初に読んだ本の紹介です。

嫌われる勇気となると仕事に関心を持つ、社会人であれば一度は聞いたことがある1冊ではないでしょうか?自己啓発オブ自己啓発です。
まず何がすごいのかと言うとこの本が売れない時代に200万部以上売れている本なのです。


まず著者は自己啓発の父とも言われるアルフレッド・アドラーが書いたアドラー心理学をわかりやすく書いた本なのです。
アドラー心理学をアドラーは個人心理学と言っています。自己受容が大切である。自分を知り他者貢献をしろと。

ここからが本の要約です。

嫌われる勇気の結論はこちら。
「我々の悩みは、全て人間関係からくるもの、その悩みを消すには承認欲求を捨てなければならない。」
対人関係の中から、コミュ二ケーションが生まれ、マウントが生まれ、劣等感が生まれたりしています。



ポイント1
原因論の否定、全ては目的論

簡単に言うと人の行動に原因なんてなくて、目的だけなんだと。多くの人は人間は原因があるから人は行動していると思ってる方が多いのでないでしょうか。
目的があるから行動している。ちょっとここではまだわかりずらいですね。

例えば、会社で上司が若手の社員に怒っているとします。その状況を見た自分は若手の社員が何かトラブル起こしたから上司が若手社員に怒っているんだなと考えます。

しかしアドラーはそれを全力で否定してます。アドラー考え、目的論ではこうです。
上司が怒っている原因は若手ミスしたからではなく、若手社員や他の社員に対して
・他の社員から歯向かわれないようにしたい。
・上下関係を見せつけたい。

目的があらからこそ上司は怒っているのだと。目的論を初めて聞いた方は、不思議に感じますよね。同じようなトラブルを起こした場合社員に対して、すごい怒る人もいれば冷静に注意をする人がいます。
冷静に注意する人は「今後ミスが起きなければいい」という考えの人で怒ったり、怒鳴ったりしないのです。

原因とか暗い過去に囚われるな!

例)両親が離婚しているから結婚生活がうまくいかない。
こういう事言う人を耳にする事があります。まさしくこれはアドラーが言う原因論に縛られている考え方。原因とか暗い過去に縛られるなと言います。過去に両親が離婚しているなんて事は全く関係なくて、自分の性格が自己中心的だったばかりに結婚生活うまくいかなかった事を両親のせいにしようとしているだけなんだと。結婚生活をうまくさせたいのであれば今この瞬間からパートナーを大事にすればいいだけの話なのです。

ポイント2
課題の分離

文字だけ見るとなんか難しく見えますが、これはとてもシンプルです。
自分がコントロールできる事は、一生懸命にやって、コントロールできない事は考えるな。
という意味です。自分の課題と他人の課題を分離して考えようという事です。自分の友達だと優しい性格の方が多いのでこれをやれてない人がたくさん居そうです。

例「会社の営業マンで全力で頑張っているけど、全然上司が評価してくれないどうやってら自分の事を評価してくれるんだ」悩んでいる方いませんか?
これ凄いわかるんですよ。自分も営業時代全く同じ事で悩んでいました。

ただこれは課題の分離が正しくできていない人です。

Aさんの課題
1.営業で実績を残す。

上司の課題
1.部下であるAさんの事を評価する。

なので、自分ができる事は成績を残し続ける、上司が評価する基準をクリアしているかどうか、上司との関係性は良好か。
実はこれくらいしかやる事はありません。それをただやり切るだけです。その結果として、上司が自分をどう評価するのかは上司の課題であり自分の考える事ではありません。

この自分でできる事をすべてしてそれでも上司から不当な評価を受けるのであれば、異動、転職、上司を異動させる為のなんらかの手段を自分の課題として考えましょう。
人は変わりませんし、自分の時間も限られている訳なので、他人の課題ではなく、自分の課題に精一杯に取り組みましょう。

ポイント3
承認欲求を捨てる

課題の分離=承認欲求を捨てろという意味になります。人は油断するとすぐ承認欲求の奴隷になると、アドラーは言っています。
例)誰かに褒められたいので大企業で仕事する。
=褒めてくれる人がいないと適切な行動をしない。と言う事だからです。

本書での例えは
「馬を水辺に連れて行く事はできても、水を飲ませる事はできない」という
親は子供に幸せになって欲しいですよね。親の意向この高校、この大学を目指せとか言う人いますよね?どれも最終的には子供が決める事であって大切なのは子供が何かしたいと言った時に環境を作れるかどうかだと思います。


変われないのは、変わらない選択をしているから。色々と不満はあっても「今の自分」でいる事の方が楽だと考える。

名言集
「今の自分よりも前に進もうとすることにこそ価値がある」
「上下関係を作らない。全ての人々は対等である」
「人生のタスクを消化する」

これからに生かすアクション
・課題の分離を考える。
・自分の生活を変える勇気を持つ。
・日々起こる事を原因論で考える。
・上下関係を作らない。(ありがとうを言う)

一度は本書を取り、一読していただきたい本です。Kindleでの電子版の購入をおすすめします。電子版の方が安いです。まずはKindleアプリをダウンロードしてみましょう!

以上嫌われる勇気の紹介でした。ぜひ興味ある方は自分の好きな方法で購入して読んでみてください。


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