どっちの収入ショー

【寄稿】元残業120時間フリーターで、 現在副業系フリーランスの僕が検証する、 残業と副業はどっちが得なの?

著者 宮本しげる
監修 竜崎

こんにちは、こんばんは、ごきげんよう
竜崎です。
noteでは個人でできる事業の情報を主に発信してまいります。

今回も前回に引き続き、宮本しげる様から寄稿を頂きました。

宮本様のスピード感は非常に勉強になります。
読者様の参考にもなると思いますので、
企画から記事投稿までの期間を公開します。
先週の日曜日(2018年5月28日)に寄稿記事の企画が始まり、水曜日(5月30日)には宮本様から原稿を頂き、編集・確認作業を経て、土曜日(6月2日)に記事を公開をできました。
そして、今回の記事は前回の記事の翌日(6月3日)に原稿を頂きました。
とてもスピーディーな方です。
私は気まぐれ屋なので、筆が進まない限り、記事を書かないので、宮本様を見習ってスピード感を身に付けていきたいものです。

それでは、以下の文章からが本編です。
今回の記事は、宮本様が自身の経験から残業と副業の長所、短所を述べた記事です。


※最初に書いておきますが、急ぎの人は最後の結論だけ見てください。

著者の紹介

宮本しげる
高校卒業後、フリーター、非正規、派遣、ブラック企業、ニート、フリーランスなどを渡り歩く、下流ソムリエ。
人生で正社員だったのは合計6か月の35歳児。
現在地方で給料の高い工場で契約社員をしつつ、副業で復業のフリーランス。
既婚で1女の父。(2018年時点)
詳しい経歴は、自著「超絶ブラック企業体験・脱出記」に記載。

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まず、残業の鬼と呼ばれた時代の話。

1人暮らしで貯金もないくせに会社を辞めて、ウシジマくんのお世話になる一歩手前で派遣社員の仕事が決まった。
椅子に座ってできるルーチン、会社は景気が良かったので、給料は高め。
アタリの職場を引いた。

よーし、ここで当分の食い扶持と起業資金を稼ぐぞ!と、ひと頑張り。
土曜?日曜?要らねーよ!
「働きすぎだ、休めよ」と現場責任者から言われたけど、休みなんかいらねーからもっと残業させろ、そして金をくれって感じで働きまくった。

深夜まで残業して、次の早出をするために、会社の休憩室に泊まろうとして追い出されたこともある。
こんな事をしてて残業は月に100時間とか120時間。稼げた手取りは30万円ほど。
若かったのでできた。
それに今はたぶん労基が厳しい。
ていうかこの時も来たけど、稼ぐ邪魔だったので好きでしていると言ったら帰った。
リーマンショックで事業閉鎖、契約解除になるまでに、貯めれた貯金は300万円ほど。

で、結局残業ってどうよ?

※サービス残業なんて論外として、

長所
・会社業務の延長。残業をするために新たなスキルはほとんど不要。
・副業と違って、場所を移動しなくていい。
・残業手当がつくので、下手な副業以上の金額。
・評価が上がる。かなり可愛がってもらった。
・時間で給料をもらえるので、いるだけで金になる。

短所
・ルーチンでしかない。新たなスキルは身につかない。
・他の事をする時間が失われる。
・会社の人以外との出会いがない。
・工夫しようが生産性を上げようが、給料はあがらない。
・残業できるかどうかは、会社の状況しだい。
・自分が会社に在籍していること前提。

自分の副業を振り返って

副業ですぐ稼げるかなんて個人差が大きい。
私は副業10年目の今でこそ、多い月で20万円ほど稼げるけど、そこまでいく月はあまりない。
まあ会社勤めのプラスでやってるんだから、文句なんてないけど。

副業をはじめたばかり、1年目のころなんて赤字ばっかだった。
まあ小学生並みの頭脳しかないから、小学生並みの事業しか思いつかないけど。
2年目くらいで利益が出だした頃も、半日ほどかけて500円とかだった。
内職以下。

いくつも商売替え、改善カスタム組み合わせをしながら、ようやく5年目頃から副業収入って言える金額になった。

たぶん私は才能がないんだろう。
だけど、やっぱりどんなTVゲームより、僕は副業が楽しいんだ。

長所
・学ぶことが多い。
・仕事によってはかなりの自由度。
・やる仕事、やりたくない仕事を自分で選べる。
・知り合いがいろんなところにいっぱいできる。
・まじめにやってたら、自分個人の信用につながる。
・やっぱり、収入は、青天井。

短所
・結果がでるまでに、時間がかかりやすい。
・赤字になることがある。
・めんどくさいと思うことも多い。
・睡眠時間、プライベートな時間が減る。
・勤め先ににらまれる。
・やっぱり最初は、何をしたらいいかわからない。

結論

どっちでもいい。同じ人でも状況なんて変わるんだし自分で「メリットデメリット紙に書きだして、得な方にすればいい」し、別に困っていないなら「どちらもしなくてもいい」。
副業は本業がダメになった時のリスクヘッジとかいうけど、副業のために本業をクビになるのも困る人もいる。

ちなみに僕の場合は、他人の会社に自分の人生どうこうされるのは気に入らないので交渉材料として副業をしている。
それと、会社勤めはなれたら安定するが、人間なんて安定したところに停滞し続けると、新しい事をできなくなるので、訓練を兼ねて副業している。
まあ浮草みたいな人生ですけどね。

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