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「映えない病」は、人にわかってもらいにくい。

髪を切った。病院で処方する薬も変えてもらった。

なんとなく、闘病生活(?)が一つ進展したような気がする。心の病というのは、体の怪我なんかとは違って、他人にはその異変が伝わりにくい。なので、「精神的にしんどいから頑張れない」というのは、単なるサボりとか甘えのように評価されやすい。

ただ、向精神薬を飲んだことのある人ならわかってくれるだろうが、病そのものとは別に、薬の副作用によってベッドから起き上がれないとか、そういうこともあるのだ。他にも、日常の至る所で「元気がない」状態になる。ただし、見た目はあくまで普通なので、これが他人からは「サボっている」ように見えてしまう。

先日、地下鉄サリン事件から29周年を迎えた。もう30年になるのか…
当時は、「サリンを吸って体がダメになった」というのが周囲の人に伝わりづらく、後遺症に悩まされるサラリーマンが仮病のように扱われることもあったらしい。

ちょっと変な言い回しになるが、「映えない病」は、人にわかってもらいにくい。


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